森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ありがとう、官兵衛殿

2014-07-05 16:23:15 | 梢は歌う(日記)

「風は吹けば桶屋が儲かる」、いやいや「儲かる」と書くと、なんだか世知がない、言うなれば、人の世の繋がりはなんて素敵なんだと言うお話です。

どこに繋がっていくのかは、最後まで読んで下さればと思います。

 

最近の事ですが、以前は結構交流させていただいていたブログのお友達の一人の方が、このブログに突然再訪してくださいました。

かつてブログを始めた頃、大河ドラマの感想を毎週書いていました。本当のことを言うと、プロフィールにドラマ好きと書いていますが、まさか毎週欠かさず大河の感想を書くなどと最初は思っていなかったのです。だけれど、大河の感想で繋がるお友達が出来ました。本当に楽しかったです。

そのお友達たちが大河の感想を書かなくなったりブログから離れていったのは、一人一人違う理由があるからなんですが、私自身も思うことがって毎週は感想を書かなくなってしまいました。

 

ところが最近の「軍師官兵衛」は本当に面白いです。

明日は「本能寺」だと思いますが、そこにたどり着く人の気持ちの流れに説得力があるように思います。唐突には湧きあがらない裏切りの心。なぜそこに向かったのか。本能寺までの道は元を辿っていくと尼子への信長の仕打ちから始まっているような気がしてなりません。

きっと彼は、この「軍師官兵衛」のみんなの感想が気になって、再びご自身のブログにリンクしていた大河友の所を周ったのではないかと推理いたしました。

感想を書いていなくて申し訳なかったのですが、それでも私は彼の訪問からブログを始めた当初の気持ちを思い出し、こんな記事を書いたのでした。

→「私はここにいます。これからも。

 

そしてそこには自分の過去の記事から引っ張ってきてネモフィラの画像を入れ、過去記事をリンクしました。

 

するとかつてその記事にコメントをくださった方が、またもネモフィラの画像に魅かれて来ていただけたのです。

次の言葉を書き込むと、「ふむふむ」と、どこに話が落ちていくのか推理できてしまうような気がしますが、この方とは最初は「つま恋」繋がりだったと思います。

 

嬉しい再会のような気持になりました。

 

ところで、今も時々「たっちゃん&楽しみな事のメモ』と言う記事に訪問してくださる方がいるのですが、もちろん藤原竜也と言う検索できてくれているのだと思うのですが、ここ最近はやっぱり一番下に書いてある「吉田拓郎LIVE2014」にひっかかった方も中には居られたかもしれませんね。

アクセス解析付けてはいますよ。でもうちのブログは最近拓郎さんの事書いてないし、先日の「僕のラジオ」の感想もやっぱり書けなかったし、要するに期待されてないんですよね。

それはともかくその記事内にも書きましたが、近頃拓郎さんのチケットは宝くじを当てるようなもので、本当にゲット出来ないのです。

先行も難しい上に発売日当日は何と父の一周忌とぶつかってしまいました。

まさか、まさかですよ。

―お姉ちゃん、法要が始まるよ。―

―ああ、すぐに終わるから先にやってて―

なーんて電話をかけてる訳にはいかないのです。だけれどもしもそんな事をやったとしてもすぐに終わってしまうのは間違いのない事だったと思います。

過去の経験によれば、

繋がらない、繋がらない、繋がらない、繋がらない、繋がらない………完売

だいたい15分で終わりですよん。5分だったかもしれません。

 

毎回チケット狂想曲を奏でてきました。でも今回はぴあが撃沈した段階で諦める事にしたのです。

ツイッターでもLIVEが近づいてくると、カウントダウンする人やグッズ情報を語る人などで賑わってきました。それを見るのはそれはそれで結構楽しかったのですが、やっぱり蚊帳の外感はしていました。

そんな私に、約10日前、突然嬉しいメッセージが届いたのでした。

私が思うには、それはあの時「私はここに・・・・」の記事を書かなければ届かなかったメッセージなのではと思いました。

 

昨日は千葉での拓郎さんのLIVE。

私、行けたんです!!

詳しい流れをわざと省いて書いているので、ぼやけた感じに感じるかもしれませんが、結論ありきで読んでいただけたらと思います。

とってもとっても素晴らしいLIVEでした。元気をいっぱいもらって帰ってきました。

詳しい事は次の記事で書きます。

 

 

 

昔々、戦国の時代黒田官兵衛と言う人が軍師として面白い人生を生きました。

それで私は、7月4日、千葉文化会館の拓郎LIVE行けました。

だから、「ありがとう、官兵衛殿。」

 

何もなさないような世界の片隅に生きるような者であったとしても、この世は繋がり繋がり繋がりで、きっと誰かの為になっているんじゃないかと私は信じています。

※           ※          ※

お名前を記事内では出しませんでしたが、ありがとうございました。とっても楽しかったです。

劇団たぬき様、是非また気まぐれにお立ち寄りください。

 

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 

 

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋吉台と秋芳洞

2014-07-03 23:58:25 | お出掛け日記

広島・山口・萩・津和野の旅の最終日は秋吉台に来ました。

 

唐突ですが、水谷豊って言ったら?

そう、今はやっぱり「相棒」ですが、彼はその他にも主演作も代表作もたくさんある人で、15年ぐらい前に同じように、「水谷豊って言ったら?」と問われたら答えが分かれるところかもしれません。

でも私は、「熱中時代」とは答えずに「ヴァンパイヤ」って答えちゃうかもしれません。

ああ、「ヴァンパイヤ」は昔なので「バンパイヤ」ですね。彼は13歳の時にこの作品でデビューしたのです。

この作品は手塚治虫の漫画が原作のドラマで、バンパイヤは吸血鬼ではなく狼男の事なんです。

なぜこの話を書いているかと言うと、私が子供の時の作品ですので、あまりと言うかほとんど内容を覚えていないのです。ただ唯一覚えているのは、秋吉台が舞台になっている回があったと言うことなんです。

手塚氏の漫画に出てくる、常連の脇役たち。その中でイケメンながら悪役担当のロック。彼が秋吉台の岩の上でギター片手に(記憶はうる覚えで確かかどうかは分かりませんが〉
「ロック、ロック、ロック、俺はロック♪」と歌うシーンがあったように思うのですがどうでしょうか。歌詞は相当怪しいのですが、「バンパイヤ」は水谷豊の変身シーンと、歌を歌っていたロックのシーンしか記憶がないのです。

だから10代の時に、ここ秋吉台を訪れた時には、

「うわぁ、バンパイヤだ!!」とはしゃいでいたと思います。

 

あっ、そう言えば・・・・・今はネット社会なのですから・・・・・と言うことで検索してみました。

わお。

便利です。書いてありましたよ。「バンパイヤ」と秋吉台の事が。

因みにロック役をやっていた方はフォークシンガーだったそうです。

だから歌ったんですね。納得です。

「バンパイヤ」→ここです

 

 なんでこんなに遠景ばかり撮ってきたのか分かりませんが果てしなく続く石灰岩の山の眺望が美しいと思いました。

 

そして次は秋芳洞です。

ここは一度訪れておくと、いろいろな映画やドラマを見る時

「ああ、ここ、ここよ、知ってる。」なんてことが増える場所だと思います。

とにかく洞窟が出てくる冒険ものにここは欠かせない場所なのでは・・・・。

と言いながら、例えばと言うと「八墓村」しか思いつかないのですが。

 

大昔のショーケンのも藤原竜也君の「八墓村」にも出てきた場所ですね。

 

暗いので上手く撮れないと思いましたが、雰囲気だけは伝わると思います。

 

 

 

 

 

最初、ここは穴が開いていて、その下にも洞窟があって上から見下ろせる場所なのかと思ってしまいました。この画像からは全くそれが分かりませんが、水が本当にきれいだったので鏡のように上の風景を映していたのでした。

 

 有名な百枚皿です。

 

ツアーで仲良くしてもらったお友達が

「こういう所、好きじゃないの。早く出たいわ。」と言いました。

しばらくして別の場所で、夫が全く同じことを言いました。

「出たいわ」とは言いませんが、「こういう所、あんまり気持ちのいいところじゃない。」と。

 

えっ、そうなの。ふーん、そうなの。

私は大好き。なんかワクワクしちゃう。

 

でもそれは、必ず光のある外へ道が続いているから、そう思えるのだと思います。

 

  

 

↑ 加工せずに取り込んでしまいました。クリックすると凄く大きくなります。

 

昔見た風景と違うなと違和感を感じていました。風景なんか昔と違って当たり前。

でも夫が、記憶と言うのは脳内で違った風に変化していくものなんだよと言ったので、逆にこだわってしまいました。

夫殿が言っていることもあながち間違いではないと思います。

だけれども、過去の記憶と言うのは脳に入力されたデーターのようなもので、それをもとに新しい思考を形成したりするわけだと思うのです。勝手にすり替えがあっては、私的には許せない感じがします。

でもそれはここに隣接していた売店の掲示板のようなところに張り出してある写真で解決しました。

秋芳洞の推移と言う数枚の写真が、そこに貼ってあったのです。

そしてそこには私の知っている風景の写真がありました。

 

家に帰ってからもその写真を出してきました。

 人々が渡っていく橋の角度が違うだけでも印象ってかなり変わるものですね。

 

次回はこの旅行記のラストです。

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイテンション・ホタル観賞

2014-07-01 11:00:45 | お出掛け日記

旅行2日目の6月9日は本当に盛りだくさんの観光でした。

五重塔→雪舟庭→津和野観光→松陰神社→萩の城下町。

そして長門湯本にやってきました。

この日は私は結構な歩数を歩きました。

実は翌日はもっと歩くことになるのですが、なんたって津和野の太鼓谷稲荷に上ったものですから足はパンパンです。

が、しかし・・・

泊まったホテルはお部屋からお風呂までの距離が半端ないかった~。

日帰り温泉のお客さんを取ってる所は、こんな感じになってしまうのでしょうか。団体さんも多くて、そちらに従業員を取られるのかお食事時の対応も悪く、ちょっとなと思ったりもしたのです。だいたいお部屋にバスがあるのにバスタオルがないのですよ。

温泉に来て部屋のお風呂に入るやつなんかいないと思うのかもしれませんが、その考えは間違ってると思います。特に女性の場合いろいろあるのです。

私も場合はそのいろいろではありませんが、食事時間やその後のイベントのスケジュールの事を思うと、お風呂に行く時間はあまり取れないことが分かりました。

夫が、シャワーで汗だけ流しちゃえばと言うので、そうすることにしたのですが、前述のとおりバスタオルが部屋になかったのでした。

バスタオルもフェイスタオルも大浴場前での貸し出しのシステムになっているのですが、泊り客対応ではそれではだめなんじゃと思いました。

でも「え~?」とか「なによ、これ!」と言うことは、後々面白かったと言う想い出に変わっていくことも多かったりするのですよね。

 

だけどこのホテルを去る時、バスの中から顔は笑顔で手を振りながら
「もっと、頑張るんだよ~。」と添乗員さんがホテルの皆さんに小声で言っているのが聞こえ、私が驚いてちらりと見ると
「ちょっと苦言を呈してきたものですから。」と彼は言いました。

「どんな?」と聞いてみたかったけれど、また来るかどうかもわからないホテルの悪い所を聞いても仕方がないと思いました。

それにこのホテルに着いたばかりの時、荷物を持ってくれたホテルマンが、狭いエレベーターに乗れないと分かった途端に、ダッシュで階段を駆け上り4階の部屋までその荷物を運んでくれたのが物凄く好印象だったのです。

それから女性には浴衣貸し出しサービスもやっていました。

 こういうサービスは女性には嬉しいですよね。

 

 そしてようやく本題です。

この温泉の町は「ホタルの天然記念物指定地」だったのです。夜はその鑑賞会がこの町のイベントとしてありました。

自慢にはなりませんが、ワタクシ、こう見えて横浜と言う都会育ち。今住んでいるところは都会ではありませんが、すでにホタルが住めるような環境ではありません。だから私がホタルを見た経験と言うのは九州に修学旅行に行ったときに、出島のホテルで窓にへばりついているのを見つけてクラスメイト全員で大騒ぎをしたと言うのが唯一の思い出なのです。しかも一匹です。

夫が行かないと言っても私は一人でも行くのだと張り切っていたら、ツアー友がじゃあと付き合ってくれました。

 

ホテルの周りはこんな感じの風景です。

この川沿いの狭い道をバスに乗って行くのです。どこかで降りるのかと思ったら、鑑賞会はバスの中からだけでした。

ツアー友とおしゃべりしていたら、急にバスが止まって他の人がキャーと言いました。

えっ、もう見えるのかと目を凝らすと、蛍ではなく鹿の親子がバスの前を横切ったのでした。車を横切って山の麓で振り返ってバスを見ている野生の鹿はとっても可愛かったです。でもお友達は

「あの鹿は悪さしに山から下りてきたのよね。」とシビアな事実を言いました。

 

この辺の農業の方はイノシシと戦ったり鹿とも戦い、大変なのだと思います。

だけれど観光客の私たちは無責任に「ラッキー」などと言っているのでした。

 

「ああ、鹿だったのか。」とまた視線を窓の外に戻すと、今度は緑色に光るものが見えました。

「あっ、いたわ。」ときゃぴきゃぴ。

でもこの先バスが進んでいくと

「うわぁあああ!!」と、叫びたくなるような光景が広がっていたのです。

 

私のホタル観賞のイメージはふわりふわりとホタルの飛び交う中を歩くと言うものでしたが、それがバスの中からのものであっても、まったくがっかりしなかったのは、その数に圧倒されたからです。木の中で光る蛍はまるでツリーを飾るイルミネーションの様でした。

残念ながら画像はありません。

でもこの温泉街のHPにその画像がありました。そのHPは→ここ

だけれど、1枚お借りしてきました。

 クリックすれば大きくなります。

私が見た時はもっと綺麗でした。思わず津和野の風景も萩での出来事も頭の中から飛んでいきそうになりました。

 

と言うわけで、本当に充実の1日だったのですが、寝る前に喉が渇いた私は缶コーヒーを飲んだのです。まさか缶コーヒーにそんな威力があるとは思ってもみませんでしたが、朝まで一睡も寝る事が出来なかったのです。精神が興奮しすぎてしまったのかもしれません。力を抜いて横になっていれば体の疲れだけは取れると居直って、明け方までそうしていました。

不思議な事に一緒にホタル観賞に行った友達も、朝、まったく同じことを言ったのです。

やっぱり寝る前のハイテンションは危険なのかもしれませんね、睡眠には。

だけれどこの睡眠不足はすべての事には理由がある・・・・って、また思うことになるのです。

それはまた次の機会にです。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする