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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「下谷万年町物語」☆感想です

2012-01-15 21:22:47 | 観劇・コンサート日記

「ええとさあ」
と一緒に行った姉が言いました。
「こう言うのは昔、なんて言ったっけ。あっ、そうそう、アングラ・・。」

「はあ、なるほど。」

なんて言うか、初体験的な難解さがそこにはありました。

台詞、多し。

その台詞は美しく、追いかけていくのも大変です。追いかけていった台詞は、舞台的比喩なのかと思ったら、しっかり物語の骨格を成していたりで下谷万年町の迷路のような町並みにも匹敵するほど、脳内をかき混ぜられます。

台詞にもあった、ぐちゃぐちゃの脳みそ。
ああ、それは見ている私たちの、その時の状態を言っているのではないかしら。

だけど台詞が多くて難解なのは「架空畳」と言う劇団で経験済み、負けじと喰らいついて行きました。すると、物語は実は意外なほど単純である事が見えてくるのです。

「身毒丸」では冒頭3分で滂沱の涙。その後ずっと泣いていて疲れ果ててしまいましたが、このお芝居ではじっと見つめたり笑ったりするので忙しくて涙は無縁。目も乾いて、のどもイガイガ。客席で濡れているのは前列3列ぐらいのお客さんたちで、きっとその人たちは、お芝居の流れをじっと見つめ、「来るぞ来るぞ」と身構えて、瓢箪池からバシャッと来たら「来たあ~!!」とビニールを引っ張ると言う、アトラクション的楽しさもあったわけで、何とはなしに羨ましかったです。

でも、ワタクシ、ラスト3秒でううっと涙が溢れてしまいました。

その涙は、私が歳を取って来て今と言うところにたどり着いているから、沸き起こってきた感情なのではないかと思いました。

ああ、歳を取るってやっぱり良い事が多いなあとこういう時、私は思いますよ。若かったら、きっとそのシーンでも私は泣けないと思います。でもおばちゃんを泣かすそのシーンを作っているのは、若き三人なのよね。

ちょっとそう思うと、微妙な気持ちにもなってきますが。

と、それは棚の上に置いておいて、以下はネタバレしています。

<季節の花300>サフラン。劇中に出てきた花は、実はこんな花だったのですね。

クロッカスは花サフランとも呼ばれ、お仲間。そう思うと、茎が結構短くて、御尻から花を咲かせると、もっと御尻直結な花だったんじゃないかなと、細かい所でダメだしなどをしてみたりして・・・。

まあ、御尻の花の件から入ると、イメージがカタカタと妖怪のように音を立てそうなので、そこは口笛吹いて次にいくことにします。
でもやっぱりこの花をイメージして見た方が舞台の綺麗さが分かるかも知れませんね。

蜷川さんの舞台は、いつも美術さんが綺麗です。

人は何で窓とその向こう側の灯を見ると、胸がキューンとなるのでしょうか。

大人の文ちゃんが佇む町。窓とその向こうの工場で働く人の影は遠い世界。それよりも遠いのはかつて住んでいた下谷万年町。

この下谷万年町と言うのは実在した町で、東京で有名な大貧民窟だったそうです。場所的には上野駅の近く。

劇中で物語の底辺をなしている総監が上野の山で女装の暴漢に襲われたと言うのは本当にあった事件らしく、「下谷万年町物語」は、作者の唐十郎の自叙伝的物語だと言われています。

 

先日もウチの夫などとテレビを見ていて、良い時代になったよねなどと語り合っていました。こんな不景気な時代なのになにが良い時代と感じたのかと言えば、自分が本来の自分で堂々と生きていける時代なのかと思ったからでした。

すべての人がそうと言うわけではありませんが、これはオカマさんたちを指して思ったことです。ちょっと前までは、彼らのお仕事と言ったら「お水の花道」ぐらいしか道は開かれていなかったと思います。それゆえ、多くの人は自分の本来の姿を隠して世の中にまぎれて暮らしていたのかもしれません。隠さずに生きていこうと思ったら、それは万年町のオカマさんのように生きていたのかもしれません。

中には貧しさゆえに、職業としてその道を選んだ人もいたのかもしれません。

卑猥と猥雑。混沌の中の生命力。

彼らはエネルギッシュでありながら、誰一人美しくないのです。

尋常ではない人たちの間に紛れ込んだ、少年とノーマルな男、そしてただひとりの女だけが、まるで花のように美しいのでした。

現実の中の過ぎていった時代は、夢のように美しくそして切ない・・・・
まるで猥雑と混沌の現実はオカマたちの集団のようで、その中で煌く過去の思い出は若き三人のような気もしてしまうのでした。

AAAの西島隆弘。繊細な少年を最後まで演じ切って思っていたとおり素晴らしかったです。

既に失ってしまった6本目の指。その無い指で一体なにを掴むのか。
水の底にある既に無い劇団の上演されなかった芝居のベルがなり、そして幕が開く。

 

その時思わず心の中で、
「告白されなかった思い。渡されなかった手紙。書かれなかった小説。」と6本目の指で掴みそうなものが頭の中を駆け巡りました。

 

藤原竜也の洋ちゃんが語るその台詞は美しかったです。
でも水の底からキティを救い出すと、
「一体何を掴んだというのだ。」と言う彼の台詞に文ちゃんが
「少なくとも独り言を言わなくて良い相手を」と応えます。いきなり来る比喩と現実の台詞の混沌。

美しいと言えば、宮沢りえの美しかった事。池の底から出てきた彼女は音楽も衣装も照明の効果も確かにあったけれど、神々しくて登場してきただけでジーンとしました。

― 変わる、きっと何かが。―

水の底でしか聞こえなかった開幕ベルを、現実に鳴らす事ができる予感が走ります。

人生にはそんな出会いが必ずあるはず。そしてその出会いは強烈でいつまでも自分の中の何かを支配していくものなのかも知れません。文ちゃんのように。それは最後に感じた事なのですが、ゆえにあの神々しさだったのかも知れません。文ちゃんにとっても洋ちゃんにとっても、人生が変わる瞬間だったから。

 

ヒロポンと言う薬は、かつて聞いたことはあっても漠然としていたので調べてみました。
「疲労がポンと取れるからヒロポン」と言われているんだなどと言う俗説があったようなのですが、これは薬屋さんで売られていた薬のれっきとした名前だったのですね。神経を麻痺させて眠気と疲れを感じなくさせる薬だったのです。最初は軍が深夜出撃の兵士などに使用していたものが戦後には強壮剤として街中に広まってしまったようなのです。

疲れても、まだもうちょっと頑張らなくちゃならない人たち、芸人さんや日雇い労働者の間に広まってしまいました。何しろ薬屋で買えるのですから「ヒロポン、良いでぇ。疲れなんかスッキリ取れるでぇ。」なんて噂を聞いたら、うっかりその罠に嵌る人は多数いたのに違いありません。だけどこの薬は麻薬です。副作用は強い依存性と常習性。そしてその後遺症は何年も後から出てきて、幻覚や妄想に悩まされるとも聞きました。

私たちが知っている有名な芸人さんの中にも、その自叙伝などでヒロポン中毒で苦しんだ事を告白している方もいらっしゃいます。

その薬を打つ為の注射器を持つことによって、6本目の指を持つことになってしまったキティ。

6本目の指は、やっぱり幻をつかむ為のものなのか。

火事の中の鏡の中のブロマイドを掴もうとした話やサフラン座、つまりサフラン病院に舞い戻ってくるキティの話は暗く辛いものがありました。その病院で彼女が摘むサフランの花は一筋の希望だったのかも知れません。

 

なかなかだったキティと文ちゃんとの二人羽織のダンスや、それにいろいろな意味を込めて思わずクスリと笑った洋ちゃんを加えた三人の歌とダンス、書きたい事はたくさんあります。

だけど他の事は諦めてもやっぱり書いておきたいのは、一気に嵐のように進んだラストへの流れについてだと思います。

 

キティの強烈な個性とパワーは、時には愛する男を押しつぶしてしまう事があるのかもしれません。

「助けてあげただろ?」
キティは洋一のピンチを救ったと言うのに、洋一はそれでも「自分を返せ」と罵るばかりです。

そして彼は退場。

その後に出てきた時には、既に死んでいて見ている者の心にもポッカリと穴を空けさせてしまうのです。

藤原竜也目当て。

そう言う観客が山のようにいる劇場で、思いもよらず彼の沈黙が訪れるのです。

もう一度立って、動いて、何かしゃべって。

キティの願いは見ている者達の願いのようです。

彼女が取るカウントのなんと悲しい事か。

もちろん彼は蘇りません。

そして台詞なく、文ちゃんが池の中に沈もうと何度も試みるシーンが続きます。

水の底には上演されなかった芝居の開演ベルが鳴る。

時はそこでは逆回転するかのように。

 

そしてラスト。宮沢りえ、会心の一撃。そんなシーンでした。もしもこのシーンでキティが輝いていなかったら幕を下ろすことができないと思います。

「さあ一緒に行こう、文ちゃん。」

だけれど洋ちゃんはキティの背中で死んだままです。

まるでそれは決して戻る事のできない過去と言う時間のように。
既に消えてしまった下谷万年町のように。

キティはその蘇らない過去を背負った、文ちゃんにとっては、少年の日の女神だったのかも知れません・・・・・・・・・・・・

 

と、結んだら、感想としても綺麗に纏まると思います。

でも実は本音は違います。

ラストは文ちゃんの過去への憧憬であり妄想なのですから
キティ「行こう、文ちゃん」
洋一「さあ行こう、文ちゃん。」と蘇った洋ちゃんが輪唱のように言い手を差し出しても良かったと思うのです。

それでも蘇らなかった洋一。

それは文ちゃんが洋一の死を目撃していて、キティの死を信じていなかったからと言うだけではなく、それこそが彼の無意識の願望であったからなのではないかと思いました。洋ちゃんと呼んで慕っていた、青年洋一。文ちゃんは洋一の事を本当に好きだったと思います。だけどそこにキティと言う女性が存在するようになった時、少年期の最後を過ごしていた文ちゃんの中には何かが心を突き動かしていたと思いました。ゆえに、洋一は蘇らずキティと言う女神に、背負われて登場すると言う存在であって欲しかったのだと思いました。

そして洋一の死には、死ぬなんて事は思っていなかったにせよ、文ちゃんの何らかの裏切りがあったのではないかと思ってしまったのは、やはり考えすぎと言えるかもしれません。

 

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「下谷万年町物語」を観てきました。&火曜サプライズ☆竜也

2012-01-14 08:42:51 | テレビ・ラジオ

1月11日の「下谷万年町物語」を観て来ました。でもその感想は、ちょっと時間が掛かりそうな予感がするのでまた明日にでもせっせと書くことにします。

感想の前にお出掛け日記を軽くメモです。

あれ、買ってきましたよ。「フムフム・・」と言う記事で言っていたリストバンド。

  

 

最近ピンクがマイカラーになっているので、ピンクと黒を買ったのですが、ピンクは可愛くて黒はお洒落ですよ。いずれにしても贔屓筋の役者様が、何か良い事に行動を起こそうとしているわけですから応援しない手はないですね。

それから・・・

シアターガイド 2012年 02月号 [雑誌]
モーニングデスク
モーニングデスク

余り本屋に行かない私なので、シアターでゲットしちゃいました。まだ内容をシミジミ読んでいないので、その感想も述べられないのですが、三人の写真が素敵で、それだけでも良いかななんて思ってしまいました。パンフはコレクションしているのでもちろん買ったのですが、そちらもオカマさんたちの写真に圧倒されて、まだよく読んでいません。でも今回のお芝居は、書いてある事は熟読したくなるようなお芝居でした。写真パラパラでなく、今日はそれをシミジミと読む日にしようかな。

本当は、シナリオとか本が欲しかったけれど、それはなかったのが残念でした。amazonでも中古の扱いで、しかも結構お高いので原作が読みたいと言うのは、すぐには叶わない夢かもしれません。

下谷万年町物語 (1983年) (中公文庫)
唐 十郎
中央公論社

いつかこれ、チャンスがあれば読んでみたいと思っています。

 

ところで今回のこの記事のタイトル、欲張っているでしょう。

以前「カイジ」公開の頃、その宣伝活動の一環でまたもたくさんテレビに出ていたのに、この「火曜サプライズ」は見たかったのに、お仕事の都合で見ることが出来なかったのです。姉に録画を頼んでいたので、今頃見たというわけです。

タイムリーな話題でなくて申し訳無いのですが、立ち食い蕎麦屋めぐり、面白かったですね。
「ああ、あれか」って思っていただけましたか(笑)

なかなかグルメレポ、上手じゃないですか~♪

でもラストでコメントが被っていましたね。
「ここまで来たか~」って。

コメはかぶっちゃいけないのよね。でも良いのです。たっちゃんはグルメレポーターじゃないのですから。

だけど
「死ぬ前に食べるのは、此処の蕎麦。」って、最大の賛辞。
こんなコメを付けられるレポもないよね。

「さーすが」って思ってしまいましたわ、私。

足裏マッサージも面白かったです。

なんとなく嬉しかったのは、たっちゃんがお蕎麦を
「毎日食べてもいいくらい好き」と言う蕎麦人であるという事がわかったこと。

こういう人は、実は凝った蕎麦って要らないのよね。蕎麦の打ち方が上手くて、つゆが美味くて、それを薬味を好みで入れて(たっちゃんの場合は七味なのよね。)ツルツルと食べる。うーん、たまらない。わかるなあ。

だからチーズ蕎麦なんて邪道。
「だからバラエティってさあ・・」とか言っていたけれど、意外と美味しくて、そのコメントのギャップが面白さを引き立たせていました。

チーズ蕎麦、家でこっそりやってみようかなって、ちょっと思ってしまいました。

で、次のお店で、「こってり」か「さっぱり」かでは「さっぱり」に拘ったのも分かるような気もしましたね。

お肉とかがたくさん入っていても、蕎麦らしいさっぱり感があれば「死ぬ前に・・」と言う賛辞が出るんだなとも思いました。
最後に行った看板のないお店は、ちょっと行ってみたいお店でした。

あれっ、?
でも場所、何処って言ってたかしら。
まったく、コレだ。
だってたっちゃんばっかし見ていたからね(汗)

ところで、「死ぬ前に何か食べる事が出来るならば、何を食べたいか。」と言う事って、時々話題にしたり考えたりするけれど、現実には病院食のドロドロだったり、おかゆだったりするんじゃないかなとは思うけれど、願いが叶うならば、皆さんは何かしら。

私は実はアイスクリーム。口当たりがさっぱりしていて、それでいて甘くてこってり。なんかこう満足しそうじゃない。
姉は、真っ白なご飯ですって。うーん、それもありだなあとか思っていましたが、さっぱりとお蕎麦、それもいいなあと思ってしまいました。

 

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相棒ten11話「名探偵再登場」

2012-01-12 23:55:14 | ドラマ(相棒)

※下の方に視聴率と「相棒コラボパン」の画像の追記をしました (1/13)

昨夜(11日)はちょっと出掛け、実家の方に行っていました。それで実家にて朝、見ました。「相棒」に続いて「ダーティ・ママ」も。その「ダーティ・ママ」、しょっぱなの映像が大都会東京の夜景シーン。思わず、
「『相棒』じゃん。」と突っ込みを。

大都会東京の夜景は、今や「相棒」のものなのよ、なーんてね。

ついでに書いてしまうと、その「ダーティ・ママ」も面白かったですね。強くて頑張るママちゃんは大好き。だけれど、本当にダーティな部分もたくさん。思うに子供は赤ちゃんの時は楽なのよ。問題は歩き始めた頃から。その頃になったら、どうするんだろうなどとリアルな、物語に関係ない心配などをしちゃったりもして。

と言うわけで、「相棒」の感想です。

やっぱり、高橋さんのマーロウ矢木、期待通りの面白さでしたね。

前に出てきたときも、凄く気に入っていたキャラでした。単独でドラマを作って欲しいとか思ってしまったくらい。スペシャルゲストで又出て来ると思っていましたが、かなり時間が空いてしまいましたね。

その前の「名探偵登場」の感想はこちら→

惚けた雰囲気も健在。

「こんにちは。あなたの新しい相棒です。」
「神戸ソン!?」
「タケちゃん。」

余りにも自然体なので笑えましたね。

しかも「チャンドラー社で一番の腕利き」って、ひとりしかいないじゃない。

 

犯人はなんとなく登場人物が出揃った段階で分かってしまいましたね。バーテンが資産家福栄の落としダネだって言うことも予想がつきました。根拠は何にもないけれど、だってそのぐらいはこういう推理ドラマの定石みたいなものですものね。

でも「ああ、そうか」って言う部分もたくさんあってかなり楽しめました。

「300億の為だ。」って言うセリフから右京さんが推理を導き出すところなんか成る程なあと思いましたし、佳美が鏡を使って矢木がつけているところを確認するところなんか、感の良い頭がイイ女なんだと勘違いしてしまいました。そこからも右京さんの推理が冴えて。

ああなってこうなってと細かい部分が楽しめました。

小さいセリフが冴えていましたよね。

矢木が、ハードボイルドタッチで、佳美が部屋にいる状況を呟くシーンも、ちょっと好みです。

『頼みもしないのに女が留守を守っていた。』みたいな感じのやつ。

 

そして最後に二人が飲みたいと思ったお酒は、もちろん・・・

「ギムレット!」

ムギレットじゃないよ~!

ちなみに、何故ギムレットかって言うとレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」の中のセリフからなのよね。

「"I suppose it's a bit too early for a gimlet," he said.」←ありがとう、wikipedia♪

「ギムレットのような強いお酒を飲むには早すぎる」と言う意味。

マーロウ・矢木も「早いと言えば・・」って言っていましたよね。

 

それから矢木が佳美に逃げられたと思い込んで嘆くバーテンに
「そのうちきっと良い事が必ずあるから。」って慰めているところも笑えました。そうよね、150億が・・・ああ・・・・

でもその前にご対面とかないのかな。良い事ってお金だけかなあ・・・なんて綺麗事をちょっと言ってみたり・・ムニャムニャ

あっ、そうそう。
私、あの犯人の人、本当に可哀想だなあって思ってしまいました。天国から地獄へ突き落とされたみたいなものじゃないかと同情すらしてしまいましたよ。

書いているうちにいろいろ思い出してしまったので、あれですが、探偵と刑事の違い、そこのところはライターさんが凄く書きたかった部分だったと思いました。

「暴かない方が良い真実に目を瞑る事ができるのが探偵。」

 

右京さんは、他の番組で時々右の反対の文字がつく名前の探偵をしているけれども、・・・あれっ、今気がついたのだけれど、これって水谷さんがわざとやっている事なのかしら。刑事の右京に探偵の左文字。でも原作者がいるのだから、これって偶然なのよね。これって凄い。

それはともかくとして、右京さんが探偵だったらやっぱり真実は根こそぎ暴き、矢木が言った探偵と刑事の違いは定理にはならないと思いました。

 

次回もお馴染みキャラ登場。「つきすぎている女」、楽しみです。
関東エリアでは18日に今までの月本幸子の出演回の再放送が13時59分から一挙3時間放映です。

 

追記

視聴率は、16.3%。
追記ついでに、「相棒」とヤマザキとのコラボパンは食べましたよ。なんとなく書き込み忘れていて、しかも何処で書こうかタイミングを逃していました。ちゃんと(ちゃんと?)昨年に経験済みです。

 夫殿曰く。「何でこれが『相棒』なんだ。」私「紅茶&紅茶だからじゃない?」
夫「う~む。なんでもありか。」 
それでも『相棒』と名がつけば、一応買ってしまうファンの性。

 美味しかったのですが、甘かったです。我が家では4つに切っておやつにちょうど良かったです。

 

ハードボイルド探偵の記事の下に甘いパンの追記でした・・・。

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火曜日9時は「ストロベリーナイト」

2012-01-11 09:04:56 | テレビ・ラジオ

昔、ブログを始めたばかりの頃「火曜日10時は『アンフェア』に決めた。」と言う記事を書いた事を思い出しました。その記事「456文字」で書いていて、そんなもんでフウフウ言っていたのだと思うけれど、意外と簡潔。いつからこんなにダラダラ書くようになったのか。

それはね、キィボードが早く打てるようになったからだよ、明智君とか独り言。

それはともかく、「ストロベリーナイト」は9時から。

私、ちょっと勘違いしていました。この後向井君の「ハングリー」が始まるでしょ。実は時間帯が逆なんだと思っていたのです。「ハングリー」が9時。「ストロベリーナイト」が10時。

なんかそう言うイメージないですか?
その方が良かったなあ、我が家的には・・・・。

火曜日は、夜まで仕事の日で9時まで仕事。用意してあった食事を10分程度でセッティングします。それからみんなでお食事です。
昨日はおでんで温めなおしながら、最後のはんぺんを投入していたら、夫殿が
「『ストロベリーナイト』が始まっちゃったね。」と言ったので、へぇ、そうなんだと勘違いに気が付いたのでした。

こんな遅い時間から食事と言うのも稀な家かもしれませんが、意外と共働きの家だったり子供の関係などで、まだまだお食事時間だったりする家もあるかもしれませんよね。

我が家はテレビを見ながらお食事と言う低レベルの文化生活なんだけれど、これ、ちょっと厳しかったです。

「うげえ」とちょっと思ってしまいました。まあ、夕食がアジの開きでなくて良かったなぁ。

この「うげえ」度が高かった映像は、あの少女の事故シーン。脳裏の侵食度高し。うきゃー、怖い。

その映像を見ていたら、ふと映像的に「魍魎の匣」を連想してしまいました。

 

だけど、私はホラー・オカルト・猟奇殺人のドラマや映画が好きなので(注:あくまでドラマ、映画ですよ。文章に書くとかなりヤバイ人っぽい。)、「うげえ」とか言いながら結構楽しみにこのドラマを見ると思います。

姫川玲子は颯爽としていてカッコ良く、過去のトラウマが今の彼女を作っている。なんとなくアンフェアの雪平にかぶる部分もなくはないような。現在の彼女のキャラを確かなものに見せるのは、やっぱり底辺になる過去が必要なのかも。

ちなみにスペシャル版は以前見ていました。だけどその時結構面白いと思ったのに、すっかりストーリーを忘れてしまっていたのです。先日の新しい部分を加えての再放送を見てしっかり思い出しましたが、後味が悪くてモヤモヤするのもこのドラマの特徴になるかもしれません。

今回は葉山の過去も気になるところ。

と言うわけで、火曜日9時は「ストロベリーナイト」を見ると思います。
お食事をしながら・・・・

 

 

 

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藤原竜也「I’M FLASH!」は9月公開☆

2012-01-10 09:28:06 | 映画

ワタクシ、吃驚しました。この映画の事、今日いきなり知りました。
他のファンの皆様とか知っている人も多かったのかしら。

でも、まあ、そんな事はどうでもいい事なんですが、9月公開なんて嬉しいですね。

詳しくはこちらを→アサヒコム「藤原竜也が難役挑戦 新興宗教の教祖に」

その記事によれば、映画撮影で過去5年で一番NGが多かったのだそう。舞台のようにしごきもなくて、壁にぶつかり苦労したみたいです。その壁を乗り越えた藤原竜也の演技に期待ですね。

共演は松田龍平。

こちらも楽しみですね。

ラストシーンは沖縄の海で撮影したのだそうですよ。着衣での素もぐりを要求されて、1ヶ月前からプールや海で練習したのですって。

なんかこういう話って、励まされますよね。
みんな水面下では白鳥の水かきのようにその足を止めず必死で泳いでいるんですよね。でも私たちが見えている部分は、静かで優雅な水上の白鳥の部分。

もう、私も頑張ろうっていう気分になってきますよ。

それからですね、謎がひとつ判明しましたね。

昨年の「世界一受けたい授業」に出演した時に、藤原君はかなり日焼けしていました。その日焼けの理由が判明しないままだったのですが、彼は沖縄に行って撮影していたのですね。

なーるほど。

 

とにかく、早くも今年後半の楽しみが出来ました 

 

 

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平清盛第一回「ふたりの父」

2012-01-09 01:41:15 | ドラマ (大河)

第一回の「平清盛」、面白かったです!!

凄い所から始まりました。

岡田将生演じる源頼朝の所に、北条政子(杏)が馬を飛ばして、壇ノ浦にて平家が滅んだ事を伝えにきます。勝った勝ったと騒ぐ家来たちに、「平清盛こそは武士の世を最初に作った男ぞ。」みたいな渇を入れて戒めます。

と、ここからナレーションはその頼朝が担当。

こんなに軽い頼朝は初めてです。ナレーションも軽い現代青年そのものですが、意外と良い感じです。

ちなみに私は平家贔屓。
知ってた?

泣けと言われたら泣けるのか」と言う記事の中で書いたのだけれど、壇ノ浦の安徳天皇入水シーンを想像しただけで、数秒で泣けた昔。それに「鬼門なる場所」で書いたとおり、壇ノ浦は強く憧れていたけれど、たぶん行かない遠い場所です。何か見なくて良いものを見てしまいそうだし、感じてしまいそうな気がします。

思うに、私の前世は源氏か平氏かと聞かれたら、平氏であったと思うのですよね。根拠は心のざわめき具合と言う希薄さですが。

だから冒頭、政子が「壇ノ浦で平家が・・・」と言った時に、物語関係なくウルッときてしまいました。

そして続けて言った頼朝のセリフは、ここ最近の我が家の夫婦の会話そのもの。

うちら夫婦はテレビがお友達で、結構テレビ関係の話で盛り上がります。それで最近は平家の話題が多かったのです。

平家がほぼ清盛一代の栄華で滅亡してしまったのは、貴族の生活の模倣に問題があったのだとか、諸々です。

でも、貴族の世の中から武士の時代になったとしても、この平家のこの生活のワンクッションは必要だったと思うのです。その反省から源氏の質素剛健の武士の文化が生まれたといっていいと思います。それにいろいろなベースが平家の時代に作られて、それを基準にして思考が発展していったように思うのですよね。

やっぱり清盛偉大だと思う。

子供の頃読んだ「平氏と源氏」と言う本で、殿上人と言う言葉を知ったのだけれど、その頃の平氏も源氏も、それには当たらなくて御所の警護をするだけ。貴族の番犬、王家の犬。そんな立場の武士の世の中。

そこからどうお話は展開していくのか、とっても楽しみです。

 

今回、印象深かったのはやはり中井貴一のかっこ良さだったかもしれません。舞子との絡みも良かったですね。

「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけむ」という舞子の歌から、忠盛は「今を夢中で生きる」ことの大切さを教わる。(HPより)

これは、ある意味このドラマのテーマになっていくのかも知れませんね。

舞子の吹石さんが1回だけと言うのは勿体無いような気もしましたが、出演人が豪華なのでそれもアリなのかもしれませんね。

次に印象深かったのは、白河法皇と鳥羽天皇が対面している時に、後継になる子供がやって来て、鳥羽天皇が「構わぬ、書を父に見せよ。」だけど子供は書を院に。一瞬だけれど凄まじいシーンでした。

そこで妻の璋子が白河とどういう関係なのかも一目瞭然で、思わず今年の大河は期待できると思ってしまいました。

 

清盛、幼名平太。
その子供時代をまえだまえだの弟くんがやっていたわけですが、なにげに松ケンに似ている様な気がしていたのは私だけではないと思います。しかも演技も上手かったですね。

でも来週は早くも松ケン登場みたいです。

 

タイトルのふたりの父は、ひとりは血を分けた父で白河法皇の事だけれど、この人の不平等意識ってハンパじゃないですよね。
この時代、貴族以外は、人間じゃないんだなとシミジミと感じてしまったりもしたのでした。

と言うわけで、大河が始まると新しい年が始まったという感じも強まるのですが、1回目だけを見た限りでは期待できそうな気がしますね。

次回は、「無頼の高平太」楽しみです。

 

 

 

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今年も「近未来二番館」をどうぞよろしく。

2012-01-08 08:51:26 | 映画

今年もたくさん良い映画を見たい。
そう思っています。

近頃体調が良いので、「ふふふ~ふ~ん」と調子付いていますが、そんな時には時を逃さず、映画に行こうと思っています。

と言うわけで、今年1作目は「リアル・スティール」。
予告編を見ていた時に、「これ、ちょっと面白そうだなあ。」と思ってはいました。でも一番見たい映画だったというわけではありませんでした。ところが先に行ったラッタ君から、「ハンパじゃない面白さだから行った方が良いよ。」と強いお薦めがありました。

子供から薦められると、なんだか無視できません。

それでイソイソとひとりで見に行ったのでした。

面白さ、『ちょっと』ではありませんでした。

凄く面白かったです。

その感想は、映画ブログ『近未来二番館』→こちらです。

 

今年は家でも観た映画は、できるだけ記録していこうと思っています。これは去年も言っていたのですが、ちゃんと書こうとすると潰れるので所謂「見たよ。」程度の感想でいいんじゃないかなと。

と言うわけで、昨日見た「ジーン・ワルツ」は「見たよ日記」になっています。

その感想は→こちらです。

 

「近未来二番館」は私のHPの「映画のお部屋」と言う感じで、そんなに積極的に映画ファンの人と交流したりと言う場所でもなかったのですが、1ヶ月に記事数が『1』であっても、数ヶ月更新がなかったりでも、来てくださる方がいらして続けてくる事が出来ました。

今年はもっとその場所でも楽しみたいなと思っています。

今年も映画ブログ『近未来二番館』をどうぞよろしくお願いいたします。

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フムフム・・・

2012-01-04 17:21:06 | 梢は歌う(日記)

最近、「へえ」と思ったことがあります。

皆様「年末ジャンボの宝くじ」は如何でしたか?

まあ、あれは当たらないのが「普通」なわけで、しばしの夢を見ることに意味があるのですよね。私は「年末ジャンボ」は買わなかったのですが、昨年の「東日本大災害復興宝くじ」は買ったのです。これは外れても復興の寄付になるので良いと思うのですよね。

私がちっぽけなちっぽけなギャンブラーである事は、以前書きましたが、当たっているかはリサーチしないで、未開封で窓口まで持って行きそこでの数秒ドキドキすると言う楽しみ方をしています。

リサーチ中は窓の所にある機械に、お調べ枚数と、当たり枚数が表示されます。

「高額当選」の欄に1とか3とか点いてくれたら、気が弱いので立っていられないかも知れません。こういう人には当たらない事になっているのよね。でも普通の当たりの欄に20枚で3と点いたら「おやっ」って言う感じです。

3枚で3000円が当たりました。でもなんか変な金額だなぁ・・・。
で、その時初めて当たりの金額をチェックして見ました。これ、末等の6等が200円じゃなくて、1000円なんですね。普通は10枚買うと一枚は当たることになっているじゃないですか。10枚買って2000円払っても、1000円返ってくるんですね。それとも一枚も当たらないなんて事もあり?

みんなが買った段階でお金が集まるでしょう。それで利子とかそう言う意味でも収益が上がるのかしらとかいろいろ考えてしまいました。

別に6等が1000円でなくても、復興宝くじは今度も買おうと思います。形を変えても復興の為の支援は、何らかの為に必要だと思っています。

 

と思っていたら、東北大震災の復興支援として藤原竜也発案のチャリティリストバンドが出ましたね。売り上げが全額寄付されるそうです。

私は下谷万年町物語』の劇場でも販売されるので、そこで買おうかなと思っているのですが、そうでない方は下記の所でも買えます。

ネットプライス

 

いろいろな形で支援の継続、大切ですね!

 


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年の始めには夢を見よう 2012

2012-01-03 18:05:09 | 1年の目標とまとめ・遣りたい事リスト

年の初めには、今年の抱負や決意などを考える。これもいつもの習慣。
でも、今年は先が見えない。予想していたけれど横浜に行って帰ってくるだけで、体力が限界だったから。
だけど夢を見るのはいいんじゃないかな。物事は常に流転している。好転していく明るい未来を信じよう。

 

それにこれは意外と楽しい作業。ひとりで時々読み直しては自分の生活を考えてたり見直したりするのに便利だから。

昨年の〆も兼ねて今年も今年の生活に想いをめぐらしてみようと思います。

それに新年にいっぱい夢を見る事は大切で、又その夢に破れ失望する事があっても、まずは最初に夢を見る、つまり欲を持つ、目標を立てるという1歩が無ければ始まらないのですよね。と言う事をもう少し丁寧に昨年は書いています。→昨年の「年の初めには夢を見よう

昨年と同じ流れに沿って書いていこうと思います。

 ダイエット
昨年の目標としては二年計画で痩せようと思っていましたが、昨年は思いがけない病気ダイエットで二ヶ月で7キロ痩せてしまいました。もちろん、今はdebuではありません、一応。「」←、このアイコン返上しようかな。が、しかしなぜか未だにふくよかなワタクシ。なんで?
いやあ、元がdebuで良かったです。じゃなかったら、今頃はガリガリのげっそり女ですわよ。

出来たら今年は、未だにふくよかな部分を少々減らし、そして何より体力復活だと思います。入院中は意識して落とさなかった体力ですが、退院してきて体調が再び悪化してきた頃から生活をするのがやっとで殆ど出歩かず、落ちまくった体力を復活させる事を第一の目標にしたいと思います。

基本は無理をしないですので、ストレッチ&ダンベルと少々の散歩でいこうと思います。未だにふくよかな部分は、今の生活をしていたら、そのうち勝手に落ちると思います。・・・かな?

 

 家計管理・・・・なのだそうです・・・。

なんと昨年のラストのラストにローンの借り換えをいたしました。そろそろ老後も意識するお年頃ですが、なかなかねぇ・・。とりあえず昨日は手作りで家計簿を作りました。市販のやつは「簡単」とか「超ロングセラー」とか銘打たれていても使い辛くて長続きしないのです。今年は、この歳にして言う事でもありませんが、家計簿付けから頑張りたいと思います。

私は依然は、義母の「掛かるものは掛かる、だからそんな家計簿付けなんか意味がない。」と言う言葉に影響されていたかも知れません。でもやっぱりそれは違うな、最近は思うのです。データと分析は、どんなレベルでも必要なのです。

 家中のゴミステと整理整頓

昨年、これは結構頑張りましたよ。ソファなどの大きなものも捨てたので部屋の印象が変わりました。大学を卒業した息子の部屋の溜めに溜め込んだゴミを一緒に捨てたり、物置化している廊下の整理整頓、それからベランダの片付け等、なにげにやっているのです。

だけど自分がある日突然死んだら、誰かがきっと困る・・・。そんな家です。

やっぱり引き続きいらないものはガンガン捨てて、シンプルライフを目指したいと思います。

今年も目標は『チマチマ』です。引き出しの中をチマチマ、タンスの中をチマチマ、クローゼットの中をチマチマやっていこうと思います。

 お仕事

これについては、年末の「『まっ、いいか』なんて言っている場合じゃない、2011」の中で書いたとおりです。地味にフツー頑張ります。

 綺麗でいよう&美しいものに拘る。

これについては昨年以上に頑張ろうと思っています。この目標のトップにしようかなと思っているくらいに。

『365日綺麗でいよう。』と言うスローガンをもって頑張りたいと思います。もちろん、出来る範囲でですよ。それに最近なんかセンスが悪くて・・・

でもその綺麗でいようと言うのは、自分自身だけではなくキッチンもです。今年はそこは私の大事な場所になると思います。即動けるように頑張りたいと思います。・・・と言っても、今日はちょっとお休み。
いやいや、365日のスローガンは早くも破れると言うのも悔しいので、後でちゃんとやろうと思います。

それから「美しいものに拘る」と言う目標は自分でもちょっと忘れていたのですが、大切な事なのでしっかり継続していきたいと思います。
美しい言葉、美しい行動、美しい風景。そしてそれを伝える力をもっと持ちたいような気もします。

学ぶ事は止めない。

家族の為に生きる。

I want to write a lot.

は、昨年と同じです。反省する事も多し。目標が具体的でない事が敗因なんじゃないかなと思いますが、微妙。
そう言えば、「学ぶ事を止めない」の中で思っていた事で、芭蕉についてのお勉強事項では若干は進んだのですが、まったくもってダメダメだったのはやっぱり英語ですかね。 

 

続けて遊び篇ですが、こちらはいたって地味ですよ。本当に今の時点で体力無しで先が見えないので、はっきり言ってケセラセラでいこうと思います。それでもこんな事を書こうとしているのは、年末に貰った薬がよく効いているからだと思います。
「暮らしをカスタマイズする」に書いたとおり、暮らしのあり方と発想をザックリ変えて生きていこうと思います。調子の悪い時は、ただ耐えるのみ。今日を生き明日を生きで小さな世界で、だけどその中で輝いていける小さな太陽であれば良いやと思うのです。でも今みたいに調子がよければ、やっぱり欲を出しいろいろと多くのものを見聞きして感動して心を揺さぶりながら生きていきたいと思います。

 映画

私の趣味は、やはり映画を見ることです。
でも昨年は余り見なかったような気がします。映画館で見たのは、感想を書いていない5本を入れて20本だったと思います。家でも30本見たかどうか・・・記録が曖昧だったので良く分かりません。去年も、その記録をちゃんとしようと思ったのに・・ああ、反省です。

今年はもっと映画を見たいと思います。数の目標は無しです。

 お芝居

昨年は劇場で見たのは2本でしたが、wowowとゲキ×シネも含めて6本見ました。

今年は1本はチケットも買ってあります。2本目はチケットが買えたら、もう這ってでも行くのです。後はケセラセラ。

 読書。

昨年はなんだかんだといって5冊以上10冊未満だったような気もします。

今年は30冊は読もうと思います。
漫画もたくさん読もうと思います。

 絵画鑑賞、もしくは博物館系のお出掛けは5箇所。まあまあでした。

今年もやっぱり本物に触れるチャンスは、増やしていきたいと思います。でも、今年は今まで行った絵画展の思い出も語っていきたいと思っています。過去はこのブログのテーマなので、そんな企画も楽しいかなと思います。どこかで誰かとすれ違っているかも知れませんね。

 昨年は予定していた近場の場所は、かなりクリアしました。今年は予定無しで行こうと思います。
どこかに行けたらラッキー♪

あっ、そうそう。千住大橋から草加まで歩こうと勝手に企画していたのですが、それは永久にお蔵入りです。

 

2012年はこんな感じです。

まあ、の~んびりニコニコふにゃふにゃと生きていく予定です。
なんだかんだと書きましたが、要するに「365日綺麗でいよう」と言うのが今年の本当の目標です。

意外とハードルが高いかもです。

 

 

 

 

 

コメント (8)
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相棒ten10話「元日スペシャルピエロ」

2012-01-02 15:27:09 | ドラマ(相棒)

皆様、あけましておめでとうございます。
         今年もよろしくお願いいたします。

※     ※      ※

「相棒」が始まったとたんにちょうど帰ってきた息子、(このブログの中ではラッタ君と言う名前で登場している成人男子です。)が、

「最初に出てきたやつが犯人。」と言いました。

でも向こうから自転車に乗ってやってきた人のシルエットが、はっきり分かってみると

←これは私「警官だよ。」

「じゃあ、二人目に出てきたやつが被害者。」

ところが歩道橋の上で警官は後ろから撃ち殺されてしまいます。

「ちっ、ひとり目が被害者で二人目が犯人か。」

「そだねー

←これは夫。「今の吉田栄作だったよな。」

「うん。」

「じゃあ、犯人は吉田栄作。」

「あのなあ・・・」

 

だけどこの冒頭のシーン、結構ショックでした。
昨年の「聖戦」でもそうでしたが、やっぱりサスペンスでは冒頭の引っ張る力が大切なんですよね。

そしてこのシーンは、金森の人物像もあらわしていて怖かったです。(人物名は一晩寝たらサクッと忘れてしまったので金森ってあっているかしら・・・。)
彼は穏やかな話し方をし、寛容な態度。だけれど目的の為には手段も選ばない恐ろしい男なんですね。後で警官殺しの動機を知った時に、怒りすら感じました。警察無線を奪うため、そんな下らない事の為に、ひとりの男の人生を奪ってしまったのかと思ったら、後で金森に訪れた裏切りの悲劇も当然だと思いました。

そしてこの冒頭のシーンは流れてくる音楽がクリスマスソングで、何げにそれがいつの出来事なのか示していて、なかなかのシーンなんですね。

お芝居は冒頭3分が勝負と言いますが、ドラマも同じなのかと感じました。この3分が面白ければ、全体も面白い。そう言う法則があるのかもしれません。

 

今年も元日スペシャル、面白かったです。

「道化師」のオペラ一部鑑賞も豪華でしたね。

だけどこの「相棒」を見ていると、どれだけ日本の警察は優秀なんだと思えてしまいます。いや、実際に優秀なんだと思います。だけどこの優秀さで言ったら、未解決事件があるなんて思えないほどの優秀さです。

半券の指紋から、犯人のひとりが分かる。落ちていたボタンの指紋からまた分かる。

まあ、ここはドラマ的ご都合主義ですか。

だけど犯人たちが思っているよりも前に事件が発覚し、捜査本部が立ち上がっているところなど凄すぎますよね。そこはさすが右京さん。そしてなんだかんだと言っても、その右京さんの力を信じている警察の仲間たちのチームワークなんだと思います。

 

テロかと言うことで、出て来た目黒祐樹のウザイ事。
「それは捜査方針とは違う。」と右京の言う事を聞こうともしないなんて、あり得ません。馬鹿すぎてイライラしたでしょう、皆様も。
もう、それは「踊る・・」とか他の映画でやってくれよと思ってしまいましたが、彼のお陰で、警視庁が纏まり、いつもは敵である刑事部長なんかも味方っぽかったのが面白かったです。

芹沢君は撃たれていつもより見せ場が多し。その責任を問われてイタミンが捜査から外されますが、右京の「まさかこんな所で除夜の鐘を聞くつもりじゃないですよね。」と言う言葉によって右京と共に独自で動き始め、カッコいい所を見せました。怖い顔のイタミン、素敵でした。

 

だけど動機から、目的から、皆ストレートでないところが良かったですよね。

さらわれた裕福な7人の子供。
でもそれはフェイク。本当はうっかり間違えてバスに乗ってしまった男が目的だったとか、テロの前哨戦かと思ったら、お金目当てだったり。でもそのお金も単なる欲のためではなかったとか・・・。

あの映像・・・・

高層ビルとそして空き地のホームレスの人々と言う対比のそれは、いかにも「相棒」的。本当の怖さはそこにありました。

少し前の時代では、多くの人は夢と言うか幻想を抱いていたように思います。自分たちはあの向こう側の高層ビル側の人間だと。
でも今はどうなのでしょうか。
こちら側の人間になってしまうのは余りにもたやすい事。

犯人の父親の写真が物語っていた事は、無言であっても重く多かったと思いました。

 

敵もなかなかの強敵で、一筋縄ではいかなかった所も面白かったのですが、最後は右京の仕掛けた罠に簡単に嵌って残念でした。でも時間的にはこれ以上は引っ張るわけにもいかなかったわけですし、まあ、仕方がないところ。ここを交わして驚かして欲しかったのもちょっぴりの本音です。見た目よりも実は重い男だったピエロのような男を、斎藤工が好演していたと思いました。

 

最後にもうすぐ引退の大橋のぞみちゃん、余りにも良い子の役で奥深くいものではなかったのですが、良い作品にめぐりあえて良かったなと思います。なかなかの重要な役どころでしたよね。

 

いつもながらセリフの応酬が面白かったので、一晩経ってからの感想はちょっと難しいものがありましたが、元日スペシャルが面白いとなぜかホッとすると言うのは、まあ、ファン心理と言うものかも知れませんね。

視聴率は16.2

コメント (4)
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