森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

篤姫36回―覚悟と証

2008-09-08 01:45:12 | ドラマ (大河)
「薩摩か徳川か」

久光が数千の兵を従えて動き出したことによって、篤姫の立場は苦しいものになって行きます。

その薩摩側では、西郷が命に背き勝手に動き久光の逆鱗に触れ、またも島流しになってしまいます。
でも西郷は「久光の下では働きたくない。」と言って去って行きます。

西郷が去ってしまったことにより、歯止めが利かなくなった尊皇攘夷派は突出に向けて動き出してしまいます。大久保と帯刀の説得にも応じようとしない有馬でした。

そうして向えてしまう「寺田屋事件」。


この「寺田屋」と聞くと「坂本竜馬襲撃事件」と混乱しませんか?

この場所は二つの歴史的事件の舞台になったのです。この「薩摩藩粛清事件」の方はドラマなどで、そんなに取り上げられるお話ではなかったのではと思います。それゆえ、知らなかった人も多いのではないですか?

・・・、
自分がそうだからって、人も巻き込んではいけませんね。上に書いたのは自分の事です。

しかも何たる偶然。「寺田屋」はつい最近「立替疑惑」で取り上げられたばかりではないですか。弾痕や刀傷、お龍が危険を知らせるために駆け上ったと言う階段などが残されている場所で非常に興味深いのですが、真相は如何にというところですね。

そのニュースはこちらで見ることが出来ます。
http://www.j-cast.com/2008/09/05026320.html

もし火事消失後に立て替えられたレプリカであったとしても、その立て替えられた建物の歴史は既に古くなってしまい、そこにも歴史が生まれていると思います。人は訪れては、やはり歴史の香りを感じていく場所なのではないでしょうか。


話を元に戻しまして、最初、有馬は頑固で過激な人なんだと思ってしまいました。でも、突出には裏の思いがありました。

粛清の報告を聞いた久光は、結果的には有馬たちの突出はいいタイミングだったと喜びます。朝廷から信頼を受けたからです。その言葉を聞いて帯刀も一気にやる気を失ってしまいます。ですが、それこそが有馬が描いていたシナリオだったことを大久保に知らされ、帯刀は改革をやり遂げることを心に誓うのでした。

久光も一瞬でしたが「スマン~」と悔いていました。このシーンが入っていて良かったです。ジワーっときました。

命を懸けて自分のやらなければならないことをやった有馬。まさか彼に泣かされると思ってもみませんでした。


でもあまりにもキャラが違うので、あの手紙は鬼になった大久保さんが書いたのかと思いました。「鬼になる」と誓ったあの日から、私は大久保さんの鬼的活躍を楽しみにしているのですが見たことがありません。私は、「鬼」=「悪」とは思っていないので、そういう大久保さんを見てみたいものです。


一方江戸城では、本寿院などが篤姫をあからさまに侮辱します。薩摩が動いて嬉しいだろうと言うようなイヤミ全開ですが、家定亡き後、こんなにも本寿院に出番があるとは思ってもみませんでした。
嫌なババア度アップです。

でもそんなことではへこたれない篤姫でしたが、流石に家茂にも疑われると、動揺を隠せません。そして篤姫がとった行動とは・・・。


薩摩から持ってきたもの、斉彬から頂いたもの、薩摩に縁のあるもの、全て燃やしてしまおうと言うものでした。

止めに入る家茂に
「私は徳川の人間です。薩摩など知らん。これは私の覚悟の証です。」と涙ながらに言う篤姫。

心に響きましたね。

心に恥じるような顔をする本寿院。じっと見つめる和宮。涙の瞳で見つめる滝山。篤姫を囲む人々の表情も見事だったと思います。

薩摩藩側、江戸側と二つの舞台から、覚悟とその証を見ることが出来たと思います。でもそれは、篤姫と帯刀の行く道をたがえる覚悟でもあったわけです。

次週は再会・・・



蛇足ですが、ふと思うことが二つ。なのでちょっとメモ。
久光は、器が小さくあまり良いようには描かれていないように感じるのですが、有馬のように主君を育てると言うことも、家臣の務めなんだなと思いました。(結果論ですが・・・。育っていないかも知れないし・・・・と独り言)
幾島の決断は正しかったのですね。今彼女が残っていたら、益々篤姫は追い詰められていたでしょうね。




「篤姫」が終わってチャンネルを回したら、イモトのバンジージャンプの映像が・・・。
凄いよ、イモト~
女芸人の覚悟の証を見てしまいました。









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