森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

斬新なドラマたち。

2016-09-12 17:26:33 | テレビ・ラジオ

日曜日はドラマディー。

 

真田丸36回「勝負」も良かったです !!

一回書きはじめたのですが、この「真田丸」の感想だけでワン記事になってしまい、これはまた感想は感想でちゃんと書こうと、たった今思い直したところです。「真田丸」も佳境です。

犬伏の別れから今回も見どころがいっぱいです。

でも、「真田丸」36回のドラマが始まった時に、私は夫に言いました。

「今日は確か『関ヶ原』だよね。」ルンルン。

別に「関ヶ原の戦い」が好きってわけではないのですよ。でも、大河ファンってやっぱりアホのように「本能寺」のシーンが好きだったり、えーっと後、何かったけなあ・・・? ああ、壇の浦とかね。

とにかく何回も何回も同じようなシーンを見るのですよね。

ずっと見ていて、思わず時計を見る私。

「ああ、『関ヶ原』は来週だったんだ!」って言ったわさ、私。

そして三成と大谷様が

「いよいよだな。」と言うシーンが。

「やっぱり来週だったな。」と言ったとたんに、佐助がはしゃいでいる真田の酒宴にやって来て

「ご報告があります。」

 

と、2分で終わってしまった『関ヶ原の戦い』だったのです。

思わず、

「あはっ !」って空しく笑いましたよ。

そうでしたよ。三谷幸喜のシナリオでしたね。真田は『関ヶ原』にいないもんね。だから描かれなかったのです。

なんかそれはそれで、凄く好きって思いました。

世間では、コレを評して「超高速関ヶ原」と呼ぶようになったとか  

 

 

感動的に終わった「仰げば尊し」。

これも流れ的には物語の展開を普通にしなかったところが良かったと思いました。

樋熊が最後の指揮棒を振っても、美崎高校は全国には行けませんでした。彼は手術が上手くいかなくてホスピスに行くしかない―。つまり学校に戻って来ることはないのです。それでも奇跡をドラマにする事はありませんでした。

全国大会への最後の一校が発表される時にCMが入りました。私は心のどこかで、どうせ選ばれるんでしょと思ったのですよ。

違う展開に驚かされ、なんだかこの物語が逆に好きに感じました。

そして美崎サウンドで私は十分に泣けました。練習風景でも樋熊は、あまり子供たちに注意するようなシーンもない代わりに、あまり音楽的には耳に心地いいものではなかったのです。それなのに本番の時には、練習の時とは全く違うように感じました。

特訓シーンとか、汗をかきながらの練習風景もなかったように思います。子供たち一人ひとりの絡み合いも、一部の主演生徒以外では皆無。そこは勿体なかったと思いました。良いキャラもいたと思うからです。言うなれば途中回では、あまり見たいシーンはなかったのです。

それでも関東大会でゴールドを貰って終わった美崎高校の物語は、その後輩たちが引き継いで、そして初回のシーンに戻っていったのでした。私を泣かせたものは、やっぱり美しい音楽の調べにあったと思います。

そして青島が言った

「またな。」だったかもしれません。

 

そして・・・・。

「そして誰もいなくなった」も最終回。

夫が言いました。

「続編を作る気、バリバリだな。」

うん。と私は強く頷きました。

終わった時、映画化の告知とか出ないのかって、まじに思って少々待ちましたよ。

このドラマも斬新すぎます。

こんなに伏線回収しなくていいのかよッ♪ ←思わず歌っちまったぜっ♪

 

こういうドラマって途中で、こう思うって言えない所が辛いですよね。

思っていた事は、夫と姉にぐらいしか言えなかったのですが、半分は当たっていました。

黒幕は瑛治。そして新一の弟。

動機も母親を奪われた個人的恨み。

お母さんが後妻で死んだ父親に財産があると分かった時点で、そんな風に推理は出来ましたが、外れたのは…ってそこのところの解説が不十分なので、本当に外れたのかなってまだ諦めきれていないのです。

それははるかの死亡に対してちょっと疑問に思っているんです。

あの飛び降りはどう見ても計算したものだったし、お葬式はやってもその後の彼女の死んだ姿は出てこなかったでしょう。

同じような人が後ふたりで、その一人は「ガキに使い」と、後は、黒幕の瑛治。

「どこかで猫のように死んでいるに違いない。」と言う新一の言葉だけで死んだことになってしまっているでしょう。馬場さんも車ごと海に落ちたから死んだことになっているし・・・・

怪しいよね、コレ。

 

だけど瑛治は相当頭が良いみたいだし、なかなか面白かったですよね。話が個人的恨みにしては物凄く大事になっていたし、新一だってダークサイドに落ちていた時は、かなり楽しそうにやっていたと思うのです。

最後まで「えっ?」「エ」「ええ」っていろいろな「え」を聞ける楽しみがありましたね。

公安に「藤堂新一」と名前を呼ばれ、微かに微笑む新一。自分を取り戻すまず最初は名前なんですね。そして

「孤独から、俺は今、いちばん遠いところにいる」で終わったラストは良かったです♪

 

ああ、終わっちゃった~。来週から何を楽しみにしたらいいんだ~。って言うのが今の心境。  ちっちゃな私です 

 

ほんのしばらくですが、ブログの更新などをお休みいたします。

 

 

コメント (4)
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