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コジキジゲン

?・・嗚呼、其真無馬邪、其真不知馬也・・?

2019-03-20 03:21:16 | 古事記字源

 朱鷺・鴇・時・土岐・解き
 とき=斎
    斎(斉)明天皇・・・時鳥・不如帰・子規・蜀魂・杜鵑・杜宇・郭公
  ↓↑
  斎(斉)明天皇は「日本水軍=隋王朝残党水軍の帰化人+阿倍比羅夫」
           と
          「治水」の女総裁・・・?
  ↓↑
 神代の水神
 「罔象女(みつはのめ)」
 「龗神(おかみのかみ)」
 「高龗神(たかおかみのかみ)」
 「伊弉諾尊」が
 「迦具土神」を斬って生じた
 三柱の神のうちの一柱が
 「高龗神(たかおかみのかみ)」
 龗=霝+龍=雨+口口口+龍
   異体字「靈・𪚕・𩆇・𩆈・靇・霊」
  ↓↑
 『日本書紀』の神代上(第五段一書第二、第三)
 火神を生んで
 伊弉冉尊(いざなみのみこと・♀)が焼け死ぬ際に
 水神の「罔象女(みつはのめ)」と
 土神の「埴山姫(はにやまひめ)」を生んだ
 「罔象女(みつはのめ)」は
 『古事記』では「淤加美神」と表記
 罔= あみ・くらい・しいる・ない・モウ・ボウ
   鳥獣などを捕らえるあみ・罔罟(モウコ)・網
   くらい・道理にくらい・おろか・罔然
   しいる・あざむく
   ない・なし
   否定の語
  ↓↑
 『古事記』では
 「弥都波能売神(みつはのめのかみ)」と表記
  ↓↑
 藤原一族が神として祀る「おかみ」は
 水を司る龍神?
 皇極天皇
 642年2月19日~645年7月12日
 斉明天皇
 655年2月14日~661年8月24日
 別称は 天豊財重日足-姫尊
     天豐財重日足-姬天皇
    (あめとよたからいかしひたらし)
     寶女王
    (たからのひめみこ・たからのおおきみ)
 舒明天皇十三年十月九日(641年11月17日)
 夫
 舒明天皇崩御
 皇后は48歳・・・
 翌年
 皇極天皇として皇位に就く
 642年7月25日(8月25日)
 蘇我蝦夷が
 雨乞いのため
 大乗経典を転読させたが
 微雨のみで効果がなかったため
 7月29日にやめる
 8月1日(8月31日)
 天皇が南淵の河上にて
 跪き四方を拝み
 天に祈ると雷が鳴って
 大雨が降る
 雨は五日間続いた
 民衆が称えて
 「至徳まします天皇」と呼んだ
 蘇我入鹿が
 山背大兄王を攻め
  ↓↑
 鼎(かなえ・テイ)=𤕰+目
 異体字「㫀・𣂨・𣂰・𣃊・𣃒・𥅀・𥇴・鐤・𪔂・鼑」
   かなえ・まさに
   三本足で耳が二つある器・・・三輪
   かなえの足ように三者が並び立つ
   まさに・ちょうど・ちょうど~だ
   易(エキ)の六十四卦の一つ
 鼎=かなえ・テイ・チョウ
   鼑𣇓𥇴𥅀𪔂𣃊𣃒𣂰𣂨㫀
   爿+目+片・・・鼎
   二つの耳
   (吊るしたり
    棒を差し込んで
    二人で持ったりするための
    ∩字状の取っ手)と
   三本の足のある土製、金属(青銅)製の器
   食材を蒸したり煮たりする鍋釜の類
   後に権力や富を象徴する器
   それを持つ王・君主を意味
   「鼎官(テイカン、王・君主を支える重臣)」
   三者が向き合うさま
   「鼎立(テイリツ)」
  ↓↑
 643年11月11日(12月26日)
 山背大兄王は自害
  ↓↑
 有間皇子の変
 蘇我赤兄は天皇の3つの失政を挙げた
 大いに倉を建てて民の財を積み集めたのが一・・・飢饉に備えた
 長く溝を掘って公糧を損費したのが二・・・・・・用水路=灌漑路
 (掘った溝は後世に「狂心の渠」と揶揄)    上下水道
 船に石を載せて運び積んで丘にしたのが三・・・・城壁・砦設置
 (香久山の西から石上山まで溝を掘り
  舟で石を運んで石垣を巡らせた)
  ↓↑
 654年(白雉5年)10月
 孝徳天皇が難波宮で崩御
 翌年の初め
 皇極上皇は板蓋宮において重祚
 斉明天皇となった
 年末に
 板蓋宮は火災に遭い、焼失
 斉明天皇は
 川原宮へ遷った
  ↓↑
 658年5月
 皇孫の建王が八歳で薨去
  ↓↑
 660年5月
 「又皇太子初造漏尅。使民知時」
 斉明天皇六年の条・・・「漏尅」創設の記述
  ↓↑
 皇太子(中大兄皇子)が
 初めて
 「漏刻=水時計」を作る
  『日本書紀』
 天智天皇十年四月辛卯条
 天智天皇10年 4月25日
 (グレゴリオ暦671年6月10日)
  ↓↑
 「置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。
  始用漏尅。
  此漏尅者
  天皇爲皇太子時
  始親所製造也。云々」
 (漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す
  始めて漏剋を用いる。
  此の漏剋は、
  天皇の皇太子に爲(ましま)す時に
  始めて親(みづか)ら
  製造(つく)りたまふ所なりと、云々(うんぬん)」
  ↓↑
 畔放(あはなち)
 田に張っている水を
 畔を壊すことで流出させ
 水田灌漑を妨害
 『日本書紀・古事記』で
 素戔嗚尊が高天原にある
 田んぼに対してこれを行った
 溝埋(みぞうめ)
 田に水を引くために設けた
 溝を埋めることで
 水を引けないようにする
 灌漑妨害
 樋放(ひはなち)
 田に水を引くために
 設けた管を壊すことで
 水を引けないようにする
 灌漑妨害
  ↓↑
 末期の水(まつごのみず)
 「死に水をとる」
 「死に水」・「末期の水」
 臨終の際に口に含ませる最後の水
 釈迦が亡くなる際にも
 弟子に川の水を汲んで飲みたいとたのみ
 雪山に住む鬼神が鉢に浄水を酌んで捧げた
 最後の供養
 釈迦が亡くなる時に
 喉の渇きを満たす為
 浄水をあげた事
  ↓↑
 水を掻く
 水をかく
 櫂で漕(こ)ぐ・・・画技具解語?
 潜水・遠泳に参加・遊弋する・海面上を進む
 波をかき分ける・回遊する
 水をかき分けかき分けする
 群泳する・水を裂く・遊泳する
 水中を進む・水をかく
  ↓↑
 堰堤(エンテイ)・・・淵底・園庭・援綴?
 川水を他に引いたり、流れを緩やかにしたり、
 また釣り場をつくったりするために築かれる堤防
 貯水・治水・砂防などの目的で
 河川・渓谷を横断してつくられる堤防
 ダム
 河川法(昭和39年)により
 高さが 15 メートル以上の堰堤
 砂防堰堤(さぼうえんてい)
 小さな渓流などに設置される
 土砂災害防止のための設備のひとつ
 砂防法に基づき整備され、
 土砂災害の防止に特化したもの
  ↓↑
 「砂防堰堤」=ダム高が10メートル以上のもの
  目的は土石流の停止
     流出土砂量の調整
     地すべりに対して
     堆積土砂による押さえ盛土としての効果
     河床の縦浸食の防止
     原則として貯水機能はない
 「床固工」=ダム高が10メートル以下のもの
  目的は河床の縦断形状の安定を期待するもの
  ↓↑
 1873年(明治6年)
 お雇い外国人
 ヨハニス・デ・レーケが来日
 現在の砂防ダムの基礎となる思想や工事の体系を構築
 後、フランスからの技術導入(階段工など)
 留学を終えた日本人技術者達により
 現在の砂防事業の体系が確立
 1897年(明治30年)には砂防法が成立
  ↓↑
 田に張っている水を、畔を壊すことで流出させ、水田灌漑
 田に水を引くために設けた管を壊すことで
 水を引けないようにする灌漑妨害
  ↓↑
 天つ罪・国つ罪(あまつつみ・くにつつみ)
 神道における罪の観念
 『延喜式』巻八「祝詞」に収録される
 大祓詞に対句として登場
 古きに倣い天津罪・国津罪とも表記
 折口信夫は
 天つ罪は元は「雨障(あまつつみ)」
 梅雨の時期に農民が忌み籠ることを指していた
 「天つ罪」
 日本神話における
 スサノオが高天原で犯した行為
 それに対応する「国つ罪」が作られた
 天津罪
 大祓では
 『古事記』や『日本書紀』に記す
 スサノオが高天原で犯した行為
 天津罪をわける
 海人族の
 農耕民への
 農耕を妨害する行為で
 海人族の犯罪・・・
  ↓↑
 畔放(あはなち)
 田に張っている水を、畔を壊すことで流出させ
 水田灌漑を妨害すること
 『古事記』・『日本書紀』に
 スサノオが
 高天原において
 アマテラスの田に対してこれを行った
 溝埋(みぞうめ)
 田に水を引くために設けた溝を埋めることで
 水を引けないようにする灌漑妨害
 『古事記』・『日本書紀』に記述がある
 樋放(ひはなち)
 田に水を引くために設けた
 管を壊すことで
 水を引けないようにする灌漑妨害
 『日本書紀』に記述
 頻播(しきまき)
 他の人が種を蒔いた所に
 重ねて種を蒔いて作物の生長を妨げること
 (種を蒔く事で耕作権を奪うこと)
 『日本書紀』に記録
 串刺(くしさし)
 スサノオが高天原において
 アマテラスの田を妬んでこれを行った
 その目的は
 収穫時に他人の田畑に
 自分の土地であることを示す
 杭を立てて横領すること
 他に
 他人の田畑に呪いを込めた串を刺すことで
 その所有者に害を及ぼす
 (近寄れないようにした上で横領)
 という呪詛説
 田の中に多くの串を隠し立てて
 所有者の足を傷つける傷害説
 家畜に串を刺して殺す
 家畜殺傷説の説がある
 生剥(いきはぎ)
 馬の皮を生きながら剥ぐこと
 スサノオ命が
 天照大神が
 神に献上する服を織っている殿内に
 天斑駒(あまのふちこま)を生剥にして投げ入れた
 神事(その準備)の神聖性を侵犯
 本来は単に家畜の皮を剥いで殺傷すること
 逆剥(さかはぎ)
 馬の皮を尻の方から剥ぐこと
 家畜を殺傷すること
 糞戸(くそへ)
 スサノオが高天原において
 アマテラスが大嘗祭(新嘗祭)を
 斎行する神殿に脱糞した
 「くそと」と読み
 「と」は祝詞(のりと)の「と」と同じく呪的行為
 本来は肥料としての
 糞尿に呪いをかけて
 作物に害を与える行為
  ↓↑
 国津罪
 国津罪は病気・災害を含み
 一説に天変地異を
 人が罪を犯したことによって起こる現象
 人間が疵を負ったり疾患を被る事や
 不適切な性的関係を結ぶ事によって
 その人物の体から穢れが発生し
 ひいては天変地異を引き起こす事になる
 生膚断(いきはだたち)
 生きている人の肌に傷をつけること
 死膚断(しにはだたち)
 死んだ人の肌に傷をつけること
 白人(しらひと)
 肌の色が白くなる病気
 胡久美(こくみ)
 瘤ができること
 己(おの)が母犯せる罪
 実母との相姦(近親相姦)
 己が子犯せる罪
 実子との相姦
 母と子と犯せる罪
 ある女と性交し
 その後その娘と相姦すること
 子と母と犯せる罪
 ある女と性交し、その後その母と相姦すること
 (以上4罪は『古事記』仲哀天皇段に
  「上通下通婚(おやこたわけ)」として総括)
 畜犯せる罪
 獣姦のことで
 『古事記』仲哀天皇段には
 「馬婚(うまたわけ)・牛婚(うしたわけ)」
 「鶏婚(とりたわけ)・犬婚(いぬたわけ)」
 と細分化
 昆虫(はうむし)の災
 地面を這う昆虫
 (毒蛇やムカデ、 サソリ)による災難
 高つ神の災
 落雷などの天災とされる
 高つ鳥の災
 大殿祭(おおとのほがい)の祝詞には
 「飛ぶ鳥の災」とあり
 猛禽類による家屋損傷などの災難
 畜仆し(けものたおし)
 蠱物(まじもの)する罪
 家畜を殺し、その屍体で
 他人を呪う蠱道(こどう)のこと
 『日本書紀』神功皇后摂政元年2月の条
 「阿豆那比(あずない)の罪」
 (2社の神官を一緒に埋葬すること)
 『皇太神宮儀式帳』には
 川入(川に入って溺死すること)
 火焼(火によって焼死する事)
 を国つ罪に追加している
  ↓↑
 「天つ罪と
  畦放 溝埋 樋放 頻蒔 串刺 生剥 逆剥 屎戸 許多の罪を
  天つ罪と法(の)り別(わ)けて
  国つ罪と
  生膚断 死膚断 白人 胡久美
  おのが母犯せる罪 おのが子犯せる罪
  母と子と犯せる罪 子と母と犯せる罪
  畜犯せる罪 昆ふ虫の災
  高つ神の災 高つ鳥の災
  畜仆し蟲物する罪
  許多の罪出でむ」
  ↓↑
 相模の海に臨む「走り湯」
 横穴式源泉で、日本三大古泉の一つ
 約1300年前に発見
 山中から湧き出した湯が
 海岸に飛ぶように走り落ちる様から
「走り湯」と名付けられた・・・
  ↓↑
 節水を行うための灌漑方法
 「走り水」・「かけ流し」
 「走り水」=田の土の上を水が走る程度で給水を止める方式
 田の一番高いところに旗をたて
 そこに水がいったら給水をとめる
 「かけ流し」は「走り水」で田に貯まった水を
 次の田に流す方法
  ↓↑
 横須賀の走水神社
 浦賀水道
 祭神は
 日本武尊とその后
 弟橘姫命
 (おとたちばなひのみこと)
 の二柱
 景行天皇の即位四十年(110年)
 蝦夷征伐の命を受けた日本武尊が
 走り水から上総へ渡る時
 村民に「冠」を賜り
 冠を石櫃(いしびつ)に納めて
 その上に社殿を建て
 日本武尊を祭った
 弟橘媛が、荒れた海を鎮めるため
 日本武尊が走水の渡海に際し
 この地で入水(じゅすい)した
 「走水入(いり)」の故事
     あづま、はや
     吾津間 波哉
    「吾-嬬 、者耶(あづまはや・あぁわが妻よ)」
     吾-妻 、者耶
  ・・・走水=海水の状況・・・津波・海の波・潮汐?
  ↓↑
 蜃気楼(mirage)・・・観羅字・観覶字・壬覶事・観覶時
 密度の異なる大気の中で光が屈折し
 地上や水上の物体が浮き上がって見えたり
 逆さまに見えたりする現象
  ↓↑
 「逃げ水(inferior mirage、road mirage)」
 風がなく晴れた暑い日に
 アスファルトの道路などで
 遠くに水があるように見える現象
 「地鏡」ともいう
 近づいてもその場所に水はなく
 さらに遠くに見え
 水が逃げていくように見える
  ↓↑
http://haa98940.wixsite.com/mysite/single-post
 「逃げ水」=「走り水」・・・ボクの思い込みの歌詞?
 大気の異常屈折現象の一
 晴天の日に
 道路面などが異常な高温になると
 それに接する空気が暖められ
 地上1mくらいの間に急激な温度差が起こり
 このとき地面付近に
 動く不明瞭な倒立像がみられる
 遠くから見ると道路に
 水たまりがあるように見えるが
 近づいても水たまりはなく
 さらに遠くに見え
 あたかも水が逃げているように見える
  ↓↑
 地表近くで見られる蜃気楼現象の一種
 晩春から夏にかけ
 よく晴れた日に熱せられた道路の
 アスファルト面を
 遠くから視線を低くして見ると
 水たまりがあるように見えることがある
 これは地面付近の気温が
 非常に高くなっておこる光象
 「地鏡(ちかがみ)」
 「擬水面現象」
 ともいう
  ↓↑
 「逃げ水」とよぶようになったのは
 大正末期からのことで
 古来、歌に詠まれて有名な
 「武蔵野(むさしの)の逃げ水」・・・
 古来の逃げ水の正体として
 武蔵野特有の
 伏流水
 (末無(すえなし)川
  小川の末流が地中にしみ込んでしまう現象)
 とする説・・・
 「逃げ水」は、江戸時代の儒者
 斎藤鶴城(かくじょう)が
 『武蔵野話』で述べてい
 山裾(すそ)のような地帯の
 ほんの1メートルくらいの高さで
 低くはうような形で現れる
 霧か靄(もや)・・・
 そのような所を人が歩いて行くのを
 遠くから見ると
 見え隠れしながら
 水中を歩いて行くように見える・・・
  ↓↑
 耶=耳+阝
   阝=小里の人の集まる所で耳立てる
     噂、噺しを聞く・伝聞を聞く?
 「耶・邪・乎・歟・與」は
 同訓異義の「か」
 共に句尾に置く字
 疑の辭に
 咏歎の義を兼ぬ
     ・・・なのだろうか、ナァ~
 「禮後乎」・・・礼は最後の仕上げですか
 「其眞無馬耶」
  ・・・嗚呼、其真無馬邪、其真不知馬也。
     鳴呼、其れ真に馬無きか、其れ真に馬を知らざるか
     あぁ、それは本当に名馬は
        いないということなのだろうか
     それとも本当に
         馬を見抜くことができないのだろうか
     (伯楽 馬の素質を見分ける名人)
 「其爲仁之本歟」・・・其れ仁の本為るか
 の如し
 「邪」は「耶」と同じく
 「歟」は「與」と同じ
 漢字構成は同じではない
 ↓↑・・・「牙≠耳」+阝(阜・連丘)・・・ 岐阜?
      邪=よこしま・ジャ=蛇=蛇谷ヶ峰(近江・奥比良)
      牙(きば・ガ)の丘・・・歯牙=シガ=滋賀の山?
                    猪の牙=伊吹山?
                  琵琶湖の西岸断層が
                  比叡山~比良山地?
      耳(みみ・ジ・二)の丘・・・耳成(鳴)山?
      大和三山=香具山・畝傍山・耳成山
       ↓↑
      万葉集
      中大兄皇子
     「香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき
      神代より 斯くにあるらし 古昔も 
      然にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき」
 ↓↑ ↓↑
     「中大兄(近江宮御宇天皇)・三山歌」
     「高山波  雲根火雄男志等 耳梨與 相諍競伎
       神代従  如此尓有良之   古昔母
      然尓有許曽  虚蝉毛  嬬乎相<挌>良思吉」
 ↓↑    ↓↑
     「畝傍山(うねびやま)」=「瑞山(みずやま)」
     「畝火山」、「雲根火山」、「宇禰縻夜摩」
      とも記され
     「慈明寺山」、「御峯山」などと呼ばれた
      万葉集の中では
     「瑞山(みずやま=水山・看ずヤマ?)」
      とも詠まれた
     「畝=亩+久=亠+田+久=亠+囗+十+久
        簡体字「亩」
        異体字「𠭇・𤰘・𤰜・𤱈・畒・畆・𤱑
            畮・𤲧・㽗・𤰖・畞・畂・㙀」
        蛇のように波状に動く・蛇行・くねって進む
        波のような波形模様に波打つ
        上昇と落下運動による動き・うねうねする
        火が畝(うね)る・蛇が畝(うね)る」
     「傍=亻+旁=亻+亠+丷+冖+方
        かたわら・そば・はた・わき・そう
        ボウ・ホウ
        傍観・近傍
        わかれた・派生した
        傍流・傍系
        そう・近づく
        つくり
        漢字を構成する「右側の部分」
        「偏-傍」・・・
        旁(つくり・あまねし・かたがた・かたわら
          ひろい・よる・よりそう・そば・わき
          かねて・かねあわせて・ついでに)
        旁旁(かたがた)
 ↓↑     ↓↑      
  歟=與+欠=与+欠
    異体字「欤・與」・・・與は欠が無い「歟」
    「~か?・~であろうかナァ~?」
    文末に付いて疑問・反問などを表す語「異体字」
 「乎」の字、
 「于」の字の如く
 句閒に用いることあり
 「浴乎沂、風乎舞雩」
   ・・・沂(川の水)で浴(水浴び)し、
      舞雩(雨乞いの舞台)で風(風に煽ら)れ
      詠じて歸らんか・・・
      場所は「曲阜」・・・山東省済寧市に位置
                泗河(泗水)が
                東~西へ流れる
                周・春秋時代の
                魯国の故地
                孔子の生地
 の如し
 又、形容辭の下につきて
 「郁郁乎(いくいく-こ)」
 「洋洋乎(ようよう-こ)」などと用いる
 これら「咏嘆の意」を含める
 「邪・耶・歟・與」
 咏嘆の意
 「乎」よりは輕く
 「疑」の意重し
  ↓↑
 神名の「ミヅハ」は「水走」
       ・・・「水の流れの状況」
 灌漑のための
 「引き水」のことを
 「水つ早」と解して
 水の出始め(泉、井戸など)のことともされる・・・?
  ↓↑
 海神が水を掌っているので、
 ホデリの田には水が行き渡らず、
 ホデリは次第に貧しくなっていった。
 Because the sea god controls water
  Hoderi's rice field did not get water,
  and Hoderi eventually became poor.
ーーーーー
 ・・・???・・・

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