”ありがとう”

昨日お電話を頂いた方のお悔やみに行って来ました。
アンティークショップのオーナーさんでもありました。
お嬢様とお二人で、主婦の傍ら自宅ショップをされていたのです。

私のイギリス好きのきっかけを頂いた方でもあります。

思えば～かれこれ～１５年以上のお付き合いで・・・展示会を二回、おニ階のアトリエをお借りして開催した事もありました。
一階のお店には直接買い付けに行かれた英国アンティークの品が素敵にディスプレイされ～
別世界！！を味わいに・・・時々～訪れては、色々なお話に花が咲き・・
素敵な手仕事作品を目にし素敵な刺激を一杯頂いていました。

最近は～ずっとお店も閉まっていたので気になっておりました。
お悪かったんですね。
久々にお会いした遺影のＫさんは、以前の優しい笑顔・・・まだそこにいらっしゃるかのようでした。
ご遺族のご主人様やお嬢様・・・どんなにか気を落とされていることでしょうね。
ご冥福をお祈りいたします。
そして～～「ありがとうございました」と、御礼を申し上げて来ました。


帰りに渡されたお手紙には昨年書かれたＫさんの直筆文字・・・西行の句が書かれたものでした。
「願わくば　花の下にて　春死なむ
　　　その如月の　望月の頃」
昨年の４月には、ご自分の「死」が近いことをご存知だったんですね。
悲しいです。

展示会(６年前）の時の思い出ショット