番外編：ランニングとのかかわり６

では、社会人編です。

社会人になってランニングが趣味になるのはずっと後のこと。

自分の趣味と言えば高校で出会ったメタルが大きな柱であることはありません。ＣＤ買って、ライブ行っての繰り返しがメイン。

そして平日５日間に仕事をやって、土日は息抜きっていう生活リズムになってからは、貴重な自分の余暇で苦しい思いをするランニングは対極の位置にあります。

ところがどっこい、会社でたまに駅伝大会があるんですよ。若手はこれに狩りだされるのは仕方ないと、しょうがなく走ってました。なんで休みの日に会社の人と会って、更に苦しい思いをしなきゃいけないなんて、なんて理不尽なんだと常々思っていました。

で、不況もあり、後輩も入ってこなくなって、若手扱いからなかなか卒業出来ず、どこの職場行っても駅伝が付いて回る。ま、結構速いねと言われるのは悪い気はしませんでしたけどね。

ある時は、そこそこ走れるのに目を付けられ、毎日晴れの日も雨の日も皇居で走るなんていう恐ろしい人達（当時の視点ね）に目を付けられ、「キミも一緒に走ろうよ」なんて声をかけられた日にやぁ、背筋も凍る思いで、「なんでゆっくり休む昼休みに走らなきゃいけないんだよ！」と心で叫びましたが、失礼の無いよう丁重にお断りしたのを覚えてます。

その方々は、足が痛かろうが、雨が降ろうが毎日走るので、「すごいですね」と質問したところ（腹の底では超ドン引きでしたが）、「走らないと気持ちが悪いんだよ。」との答えは印象的でしたね。今となっては、すごーくその気持ちがわかるようになるのですが、当時は全く言ってる意味がわかりませんでした。

社会人編つづく。次はとうとうランニングへの目覚めです。



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