切れ切れ爺さんの徒然撮影&日記

主に寺院や神社等を中心に、文化財の撮影と紹介。
時に世の中の不条理への思いを発言していく。

食道癌爺が全身検査を受ける

2018-05-19 00:01:53 | 日記

入院手術から半年あまり、通院は定期的に行っているが、今回初めて全身検査を受けることになった。
一昨日病院に行き検査。そして本日その結果を聞きに行くため通院。



■最近の体調
抗癌剤治療が続いているが、はっきり言ってその副作用にかなり悩まされているのが実態。多種多様な副作用のうち、自分の場合には、度々の下痢、食欲不振、足首の発疹等々。幸いなことに1番怖い口内炎は、以前1つだけできた。数日で消えて事なきを得ている。
体重は手術前から約11キロ減少した。何しろ食べる分量が3分の2から4分の3程度に減っているので、減少するのが当たり前だ。全体的に、見た目にもほっそりした。主治医からは、このような体重減少は良くないと言われている。とにかく食べて、体重は維持するようにとの事。体重の減少が続くと免疫力がどんどん低下していき、癌の再発や転移、あるいは他のウィルス感染などのリスクが大きく高まると言う。
と言われても食欲がほとんど皆無な状態で、事務的に食べているような状態。
今日のお昼は吉野家の牛丼を食べたが、分量的にはこの辺が精一杯。多くの分量を食べようと思ったら、2〜3時間あけて、追加を食べなければならない。生活の実態から、なかなかそうはいかないのが現状だ。おまけに飲食店に入ると、長時間かけて食べるというのがしにくい。どうしても早目に食べることになるが、この事は食道の出口が食べ物で詰まってしまうと言うことを意味する。
従っていつも食べながら吐き気を感じている。食べるのが苦痛、と言う悲しい現実が、と言うこともあって、どうしても食べる量が減ってしまう。
もうこれが半年続いていて、その結果ただ単に体重減少だけではなくて、自分でもはっきりと分かるほど、体力が大きく落ちている。
それでもまだ午前中は、ウォーキングを含めてマシだったものの、最近では朝から体がしんどい状況となっている。ウォーキングだけはなんとしても、と言うことで、朝食後に出発するが、しんどさのためにショートコースにしたり、あるいは途中で中止して引き返すことも出てきた。歩く速度も明らかにスピードダウンしている。

それでも独居爺なので、私生活のすべてを当然1人でやらなければならないし、おまけに町内会の組長と言う役が回ってきて、市立の集会所の管理責任者と言う、煩わしい役につかざるをえなくなった。これは市の非常勤職員の扱いとなって、月額9,000円の安い安い報酬が出る。業務内容に対して明らかに安すぎる。まぁこれも運が悪いと言う言い方は好まないが、そういうことなんだろう。


この体のしんどさと言うのは、明らかに激増した下痢とも関係している。以前は下痢なんて言うのは、せいぜい月に1回あるかないかと言う程度だったが、今は週の半分は下痢状態。しかも1日に2回3回とトイレへ走る。腹痛の状態からして、お腹の中に少しでも残っていると痛みが走り、全てを出し切らないと腹痛が治まらない。この下痢がまた体力を大きく減退させる。やはり抗癌剤と言うのは思った以上にダメージを与える。
これでも様々ある抗癌剤の中でも副作用は弱い方だと言われているが、ナントカカントカ外出などして、趣味の写真撮影などもしていることからすると、確かにそうなんだろう。
でも実際には外出せずに、部屋の中で横になっていたいというのが本音だ。でもこの状態にはまり込んでしまうと、単なる出不精で済まなくなって、引きこもりになってしまう可能性もある。さらに横になる時間が増えてしまうと、ことと次第によっては、寝たきりを誘引するかもしれない。絶対にそれだけは避けたいと言うことで、無理をしてでもウォーキングをしているし、昼間は短時間であれ長時間であれ、外出している。
写真撮影はその際のモチベーションを持つための手段でもあるように思っている。このような状況なので、これ以上精神的に煩わしいことには全く関わりたくもない状態だ。



■今日の診察結果
一昨日のCTスキャナによる全身検査はあっという間に終わった。今までCT スキャンを何回か受けているが、この病院のCTスキャナーを見ると最新鋭の機器だ。説明書きを見ると、アメリカのGE社製のもので、スキャンした写真が例示されていたが、フルカラーの超高精細の素晴らしいものだった。体の中が3Dでこんなに明確に撮影できる技術と言うのもすごいもんだ。

日本はこの分野ではどうなんだろう。以前、住んでいる地域の近くに大型病院が移転改築されたが、内覧会に行った時に見たCTスキャナは、ドイツのジーメンス社製だった。
日本の医療機器メーカーと言えば、オリンパスや東芝とか日立あたりになるんだろうが、どうもその辺は目にしない。

診察結果は、血液検査においては全体的にはまぁまぁといったところ。数値の高い低いと言う項目はいろいろあるが、さほど心配する必要は無いとの事。CT スキャンの方も、転移は一切見られず再発もしていないと言うことだった。実際の画像をみたかったが、残念ながら異常なしだったので、パソコンの大型画面には結果が文章で記されているだけだった。残念。

まぁしかし一安心。主治医によればこの辺で辛くて抗癌剤をやめてしまう人もいるらしいが、そういうことをすると再発可能性が一気に高まると言う。
続いて半年間、今のサイクルで飲み続ける。そこでまた全身検査がある。抗癌剤そのものに体が慣れて楽になると言うケースは、無いわけではないらしいが、そういう人はごく一部らしい。このしんどさが続くかと思うと、やはり鬱陶しさがもたげてくる。



■今後の自分の生活について
抗癌剤服薬のサイクルが同じである以上、生活サイクルも基本的には変わらない。ただこのところ下痢の頻度が上がっているので、改めてひどい場合の下剤を処方された。また体力が大きく低下しているのに対して、エネルギー補給の飲料を処方された。飲料については1ダースだけなのですぐなくなる。無くなったら通信販売で購入することになる。

つまり生活上気をつけなければならないのは、
・体重の維持
・運動の継続
・食事の改善とエネルギーの効率的な補給
・極力外出を毎日すること
・趣味の写真撮影は精神的な支えにもなるので、これも継続すること
と言うあたりが必要になると思う。

退職教職員なので、その互助組合があって居住地域にも支部があり、活発な活動をしている。そこに参加すれば多くの仲間もできるし、喋る機会も大きく増えると思うが、なかなかその辺は踏ん切りがつかない。

人間関係と言うのは難しいもので、友人同士だと思って付き合っていても、何らかの形で、何らかの分野で、対等なはずの関係が崩れることが多い。その場合には相手に対して、ばかばかしいほど気を使わなければならない。実際体験しているだけに、新たな人間関係と言うのはどうしても二の足を踏む。
そんな煩わしさがあるのならば、自分の趣味の分野に入り込んでるほうがよほどマシだ。町内会でも、お年寄りの集まりがあって、家の真ん前の集会所で楽しそうにやっているが、年齢的にはあと5年か10年しないと行く気にはならないだろう。
こーゆーわけで、特にこれから大きく変わるものでもないと思う。



■今後の癌との付き合いと、その先について
ニュースなどを見ていても、ジャーナリストや作家、芸能人など有名人が次々と亡くなっていく死因を見ていると、やはり癌、あるいは癌に付随することが原因で死亡しているケースが多いと思う。
俺のケースの場合は、5年後生存率約50%、つまり2人に1人は5年以内にあの世行きになる。複数の公的医療機関や大学の調査結果が公表されていて、どれも同じような数字だ。ということは、ここ1〜 2年で死ぬかもしれないし、10年後もひょっとして生きてるかもしれない。
普段こんな事は全く考えもしない。もうこの歳になって、おまけに独居爺いでもあり、社会的な義務もとりあえず果たしてきたし、もうあの世に行っても仕方がないなと言う思いだ。
特に考えても、何かがどうなるわけでもないし、考えること自体あまり意味がないと思っている。

死ぬのは誰にとってもやってくるし、単に早いか遅いかの違いだけだ。しかし癌であると言う事実が、死と言うものを近いところで感じさせているだけに、早目に終活準備をしておくことが必要になると思っている。
今年は先にも書いたように、煩わしい役職が回ってきているので、来年あたりから具体的な終活活動に入ろうと思っている。
身内家族に文書で指示を残しておくこと、家の中をスッキリさせておくこと。この2つをなるべく早くやり切っておくことが必要だと思う。何分にも母が亡くなった時も、父が亡くなった時も、その後始末が本当に大変だったので、遺族に負担をかけないように考えておく事は大事だと思う。
それから今の手持ちの貯金をどうするかと言う問題がある。このままの生活パターンでは、死ぬまでに使い切れない。全部使おうと思えば、とんでもないものを買わなければならない。
あるいは寄付と言う方法もあるが、寄付については充分気をつけないと、怪しげな団体や、あるいはその寄付が政治家などに回っていくようなケースも多いので、ほぼ100%考えていない。つまり寄付と言うものに対して、ほとんど信用していない。となれば身内家族に相続と言うことになるが、そちらのほうも特に困っていることもないので、相続してもらう意味もない。
この辺はどうしようか1つの課題だ。いずれにしろ死を迎える準備を進めつつ、大まかな生活パターンは基本的にはこのまま行くことになると思う。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 「嵯峨の古仏を訪ねて」 京... | トップ | 牡丹と霧島ツツジ 京都府長... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事