kirekoの末路

すこし気をぬくと、すぐ更新をおこたるブロガーたちにおくる

ヒーローは遅刻魔

2008年11月20日 22時55分43秒 | 拍手レスとか
時間的余裕よりも、精神的余裕が大事だと思う@kirekoです。

>拍手レス

22:42 お題の募集期間はいつまでなんでしょうか?
ネタが腐らない程度の期限があれば書こうと考えております。遅くとも3連休中にはネタをひねり出したいと思います。 by きりひと


あり、またお前がとうございます。
いつでも良いが、あまりガチなのは、載せられなくなっちゃう可能性があるからその辺注意しておくれ。

22:43 訂正
×ひねり出したい
○思い浮かべたい
下品でございましたね。失礼。 by きりひと


ほへ?
何処か下品な部分があったかね。わしにはわからんぞい。

22:47 なんてね。
慣れない丁寧敬語もどきなんてつかってらんないっすよ。
純真無垢なボディと凶悪無比のソウルのキリヒトの真骨頂見せてあげます。 by きりひと


思う存分やりたまえ。
お前が、某ブログの人を楽しませる力を持っているかどうかはわからないが
お前のボディと魂を見せつけてやるんだ!
あ、
何度も言うが、ガチなのはブログ規定に引っかかるご法度だからな
気をつけろ。


5:28 はじめまして。いつもROMばかりでスミマセン。
kirekoさんの放言しているようで、実は言葉を大事にしているスタンスが好きです。鞭成分もユーモアも込みで。
お題に挑戦したのでお送りしようと思ったのですが、中凶が出て凹みましたw by 牧屋美邦


ういーす。
運勢なんてのは、気持ち一つで変えられるもんなんで、
そこら辺は気にしないほうが良いですぜ。
あと、以前トラバしてもらっておいて、それについて反応できなくてすいません。
なのにお題に挑戦してくれるなんて、なんと度量の大きいお方だ。
へっへっ、しかし、kirekoという名のトゲつき鉄球に耐えられるかどうか。
というわけで、鞭も飴もバチコーンと放り投げるのが好きなkirekoですが、
今後トモヨロシク……。


5:30 台詞縛り「エッチ」

 寝ている場合じゃない。ここでの居眠りは絶対にまずい。だが、手の甲に爪を立てても、睡魔は去ってくれなかった。一番眠気が増す五時間目、窓から射しこむ陽光はポカポカと暖かく、瞼が少しずつ重くなる。先生の低い声が、眠りを誘う呪文のようだ。
「メタノールの燃焼は……酸素と反応して……」
 燃焼も眠気も、自然の摂理だ。仕方ない。
「シーエッチスリーオーエッチプラス……」
 えっちえっちってうるさいぞ。こんなに眠くてだるいのは、誰のせいだと思ってるんだ。
「左辺と右辺の……原子数が……誰か答えてもらおうか」
 足音が近づいてくる。それすら睡眠への序曲だ。誰かが脇腹をつつく。もういいよ。ほっといて。
 ごつんと頭頂部に衝撃が走った。
「夢の世界へお出かけか」
 耳元で低音が響いた。慌てて立ち上がる。先生の顔は怖くて直視できない。
「黒板の化学反応式の答えは?」
 化学は不得意じゃない。格別好きでもないけど、先生が担当する科目だから予習済みだ。黒板を見つめる。メタノールが燃焼すると、二酸化炭素と水ができる。だが、この問題のポイントは係数だ。
「ニシーオーツープラスヨンエッチ……ッーォー」
 居眠りの汚点を払拭すべく、スラスラと答えるはずが、途中から蚊の鳴くような声になった。机の脇に突っ立っている先生と、目が合ってしまったからだ。
『先生のエッチ!』
 答えた化学式で、昨夜自分が叫んだ言葉を思い出すとは、なんたる不覚。
 唇の端をわずかに歪ませ、怒っているように見える先生の表情は、実は笑っているのだと私にはわかる。
 白衣フェチという言葉があるそうだが、私は間違いなくそれだ。先生は丸顔で少し鼻が上を向いている。顔立ちは、世の基準で言ったらブサの範疇だろう。いつも変わらず白衣姿だから、白ダヌキとあだ名され、女子の中でも人気がない。競争率が低くて喜ばしいことだ。背はあまり高くない。今だって目線の高さは同じだ。キスする時に背伸びの必要がなくて便利だ。

「正解。居眠りのペナルティは、放課後に化学準備室の掃除だ」
 踵を返して颯爽……というより、モタモタと教壇に戻っていく。その後ろ姿は、ころんとして白熊のように可愛い。
 白ダヌキの言うことなんか、気にすることないよ。そうよ、掃除なんてサボっちゃえ。
 先生を非難する周囲のざわめきに、困ったように微笑んで見せ、着席した。頬が少し紅潮してるのだって、居眠りを叱られ恥ずかしがっていると、言い訳できる。二人きりになれる放課後が待ち遠しくて、授業も上の空だなんて、気づかれてはならないのだ。

 *  *  *  *  *  * 

「まさか、本当に掃除だなんて。どうしたら、こんなに散らかせるんですか」
「当たり前だろう。卒業するまで公私の区別はきちんと付けないとな」
 黙々と実験器具を洗浄する私の後ろで、先生がバリトンで囁いた。
「それとも何か期待してた?」
「し・て・ま・せ・ん!」
 先生と付き合ってるのは、卒業するまで誰にも内緒。
 そして白衣だけじゃなく、先生の包みこむような声が好きだってことは、先生本人にも秘密だ。悔しいから。
(1266字)


以下感想モードに突入

============感想モード==============

:感想
白衣フェチの女子と、科学の白だぬき先生の話。台詞縛り「エッチ」というお題に、まさかの化学式で攻めてきたのは、ちょっと意表を突かれた。口調が口調なので、最初は主人公が男子かと思って困惑していたのだが、中盤の「女子の中でも」と描写されているのを見て納得した。主人公の女子が思う先生への思いの丈は、「好き」というそれについての描写が短すぎてわからないものの、変にくどかったり、回り道をしたりする描写がない簡潔な書き方は好感がもてる。眠気眼なのに化学式をスラスラ答える主人公の頭の良さには驚くが、kirekoが一番良いなと思ったのは、やはり前夜の妄想(?)もあり、呼び出しにちょっと淡い期待をしている主人公の描き方だろう。文章の端に見え隠れする主人公の気持ちは、読者の想像でしかないが、そういう面を想像できる余韻を残しているあたりは上手いなと思う。あと、他人には理解されないであろうkirekoの個人的なお気に入りは、白だぬきに呼び出しをくらった後に、主人公を取り囲む他生徒から「掃除サボっちゃえ」とか非難を浴びせる言葉をそれとなく出すところ。等身大の学生が見えてきて良かったなと思った。短く、見落としがちな描写ではあるが、こういう些細な気配りが全体の印象を良くすると思う。ただ、登場人物の表面的な描写については、確かに理解しやすいストレートな言い回しだと思うのだが、少し物足りない感じもする。短い文章に纏めるには難しいが、特に主人公の姿格好と、先生の顔以外のパーツがわかりにくかった。あと、「ブサ」っていう言い回しは、若さを表現したいのだと思うが、個人的には「どう不細工なのか」という部分も絡めて略して欲しくなかったと思う。

============感想モード終了============

ふう。
お疲れさん。

5:30 1000字超えてしまったので、次に続きます。
おまけにまだ小凶だ……
5:31 中吉が出てシアワセ


お疲れ様でした。
次は大吉だけ出るようにしておきます(!?)

ちなみにこのお方のブログはこちら
Memorandum

( ゜д゜ )うちの紹介あざーっす。


10:13 伝言・1:54さんへ。
是非その続編を拍手で!切望!!
いや仮に削除対象になるとしても、削除されるのは末路blogです!!

ココからはツバメ(師匠改名w)君へw
> ずびばぜんでじだ。
その殊勝な素振りが見たくて被害妄想してみましたw
カワユイ度upでとうとうハニーと老女のみならず、三ちゃんまで虜にしましたなw
と、赤面するkirekoさん見たさにまたいぢくってみるw

って、これ書いたら、老女=某blogオーナーとバレバレじゃないか。orz
(まぁいいや。文体でモロバレ、って三ちゃんからもお墨付きだしw)

あ、家の老女連合で、ツバメ君と同じS度の女傑が現れましたw
潔くMを認めます。orz


この俺様のブログを削除しようと仕向けるとは面白い
ずびばぜん、泣いであやばるんで、勘弁じでぐだざい。
こう見えて人を傷付ける事に人一倍心配する性質なので、何か悪い事言ったかなとビクビクしながら、覗いてます。
べ、べつに相手が貴女だからってわけじゃないからな!
その辺わかれよ!な?
Mには厳しくあたることにしたSでした。

と、冗談はさておき
なんか序盤の「続編を切望!」あたりを読んでて、
以前まで駅にあった伝言板を思い出した。(白線ひかれた黒板みたいな奴ね)
ポケベル全盛期でもあったのに、ケータイが出来ちゃって無くなっちゃって残念。
どういう奴が書き込んでいるのか、想像するのが結構面白かったんだけどな。
「○○くん、○○は預かった。12時まで待つ」とか、妖しいのを見ると特に。


10:19 違和感の話については、自分も三t匿名さまと同じ意見ですね。
でも、blog記事タイトルどおり、日本語は生きているので、それが間違いではないと思わないでもない。
なんてことを、以前TVのジャポニカロゴスか何かの番組で、金田一先生が言ってました。
でも、個人的には認めない、ともw
文字を読まなくなった弊害でしょうね、日本語の変化が急激になったのは。
「感じる」という表現をどうしてもしたい時、自分は「違和を感じる」と表記してます。

三(ry は確かにオレンジの様でいて青、ですな。カメレオンレベルで変幻自在。
よく騙されますよ、老女も彼女のキャラにw

だからネタ仕込みすぎですって、最近拍手コメが長過ぎて自己嫌悪しながらも我慢しないで送りつけてます。(だめじゃん)


言葉は生きているからこそ、その大本を知らなきゃならないっていうのが
文字書きの辛いところですよね。
ノリにノッてる時に限って、「あれ誤用じゃ?」と調べまくってると、もう古代の象形文字クラスに遡って調べるぐらい、意地になって1時間くらい時間が経過することもしばしば。
いやはや文字は恐ろしい。
気楽に書きたいと思えば思うほど、文字表現と意味の束縛が筆を鈍らせるわけで。

と、堅苦しい話はこの辺までにして
三ちゃんについて。
文章の書き方とか、姿勢とか、素振りとか、そういうのも見てて思うんですが、
虜になっているつもりで虜にされている、そんな魔性の魅力がありますね。
貴女が持ち前のパワフルさと直情的な素直さで人を惹き付ける人なら、
彼女はストイックで温和で、ちょっと打算的な人間的魅力があると思います。
と、知り合って間もない人たちの印象を語るkirekoでした。

で、どうでも良い話なんですが、
三ちゃんのブログに、自分の事が載ってて、反応してくれる余りか、
好意的に受け取ってもらったみたいで、「もしかして私たち両思いなの!?」と、
少女コミックのような、恋愛ドラマのようなノリを期待しつつ、
嬉しさに飛び跳ねてたら、バランス崩して壁に頭ぶつけたふつつか者でしたとさ。


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コメント (2)
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