目には映りこまなき
言の葉、連なりでもなく
連なりの内容ソノモノでもなく
冷たき深海に浸かるのにも関わらず
暫くしたら…
ふっと
海原に
優しく抱かれてるような、
温かさを
感じ出す瞬間にさえ
似ている
貴方自身の本随から
自然に滲み出し、流れてだしてきて
じわじわと
私自身の本髄まで自然に、勝手に、届き…
あとから、あとから、
染みだしてくる…染み込んでくる…
愛の深さ…とか、云々でもなんかしっくりこない…ような
愛とか何とかソレコソ簡単なる言の綴りには
表し難き
深い深い何かを
温かい血液の温かさを
あらためて実に感じ出す瞬間にさえ
体の温度を改めて感じ出す瞬間にさえ
なんとなく似通っていた
感覚に
こんな不思議なる感覚が、有るんだと、びっくりしながらも、
しっとり…じんわり、していた
今を
感じていた…