to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

今月の気になる作品♪

2018-02-12 13:11:21 | Weblog

2/01(木) 公開
スリー・ビルボード
フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、 サム・ロックウェル
殺人事件の被害者の母親が出した、地元警察への抗議の広告に端を発した
地元住民、警察署長や巡査との軋轢とも戦うことになる展開が予測不能!
キャストは他に、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、アビー・コーニッシュ♪


2/03(土) 公開作品
羊の木
錦戸亮 木村文乃 北村一輝 優香 松田龍平
政府の極秘プロジェクトにより元受刑者6人を受け入れることになった過疎の港町を舞台に、それぞれに葛藤を抱える元受刑者たちと、素性の知れない彼らに対し不安を募らせていく一般市民が繰り広げる緊張感を秘めた交流の行方をサスペンスフルに綴る。とある。
コチラも漫画原作だとか。ホントに日本の漫画家はスゴイです。気になります!


ローズの秘密の頁(ぺージ)
ルーニー・マーラ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ジャック・レイナー、エリック・バナ
第二次世界大戦時のアイルランドを舞台に、40年間も精神病院に収容されていた老女のミステリアスな愛の物語。
果たして彼女は本当に自分の赤ん坊を殺していたのか??
その罪が本当でも、40年間も病院に収容されていたことに驚くが、気になる!!



2/23(金)公開作品
The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ
コリン・ファレル/ニコール・キッドマン/キルステン・ダンスト/エル・ファニング
一人の負傷兵を、招き入れたことに始まる
男子禁制の学園での女たちの変貌ぶりが、観たいような見たくないような(笑)


2/24(土)公開作品
空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎
染谷将太/ホアン・シュアン
原作は夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫/徳間文庫刊)
監督は親日家チェン・カイコー
これは私としては珍しく吹替版で観るか、飽く迄字幕にこだわるか?悩むところです

「空海―KU-KAI―」予告

「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」予告2

 
今月の気になる作品♪
年末に行った新宿御苑で、もう、早咲きの水仙が咲いていて驚いたのですが昔に比べると本当に寒い日は短かった1月だったように思いました。受験に節分にバレンタイン(^^♪親も子も、......

ベロニカとの記憶

2018-02-12 10:18:41 | the cinema (ハ行)

THE SENSE OF AN ENDING
上映時間 108分
製作国 イギリス
原作 ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』(新潮社刊)
脚本 ニック・ペイン
監督 リテーシュ・バトラ
ジム・ブロードベント/ハリエット・ウォルター/ミシェル・ドッカリー/エミリー・モーティマー /ビリー・ハウル/ジョー・アルウィン/フレイア・メイヴァー/シャーロット・ランプリング
ロンドンで中古カメラ店を営みながら平穏な年金生活を送っていたトニー。ある日、法律事務所から一通の手紙が届く。そこには、初恋の女性ベロニカの母親セーラが亡くなり、一冊の日記が彼に遺贈されたと記されていた。しかしその日記は、トニーの学生時代の親友エイドリアンのものだった。彼はトニーと別れたベロニカと交際し、やがて自ら命を絶ってしまった。そんなエイドリアンの日記をがなぜセーラが持っていたのか。しかも今はベロニカのもとにあり、トニーへの引き渡しを拒んでいるという。思いがけず過去の記憶と向き合い、日記を読まなければとの思いを募らせ、ベロニカとの再会を決意するトニーだったが…。

記憶の書き換え。或いは上書き――…は、
きっと大なり小なり、誰にもある事だと思う。


それは多くの場合、そうしなければ自己を守れなかったから、、、
例え他人からみたらくだらないと一笑されそうな事でも。

自分のプライドが踏みつけにされたような過去の或る出来事、、。
認めたくないその記憶は、自分の都合のいいように書き換えてしまっている。。なんて事は
心の中の、黒いしこりのようになってしまうので、誰にもあるかも知れませんね。
(まあ、大抵の場合、自覚があると思いますが。→ワタシデス(笑))
そこに囚われてしまわないように、それは生きる為の方便なのかも知れないと思うから......。

しかし、
それが“記憶”だけで時を重ねてきた者と、
それを「現実」として生きてきた者との交差は――傷を伴うものでした。

ポイントとなるシーンがいくつかあるのですが、
若き日のベロニカと、その家族の描き方が今一つ中途半端だと感じてしまい、
ちょっとモヤモヤが残りました。


ルイの9番目の人生

2018-02-12 09:12:00 | the cinema (ラ・ワ行)

原題 THE 9TH LIFE OF LOUIS DRAX
上映時間 108分
製作国 カナダ/イギリス
原作 リズ・ジェンセン 『ルイの九番目の命』(ソフトバンククリエイティブ刊)
脚本 マックス・ミンゲラ
監督 アレクサンドル・アジャ
出演 ジェイミー・ドーナン/サラ・ガドン/エイデン・ロングワース/オリヴァー・プラット/アーロン・ポール

9歳の誕生日に両親とピクニックに出かけた少年ルイが崖から落ちて昏睡状態に陥る。彼はこれまでにも生死に関わる大事故を8度も経験していた。さらにルイの父ピーターは現場から行方不明となってしまい、美しき母ナタリーのもとにも謎の警告文が届くようになる。そんな中、ルイを担当することになった著名な小児神経科医アラン・パスカルは、この少年を巡る謎を解き明かすべく、自ら調査に乗り出すのだったが…。

生まれてから毎年生死に関わる大事故を経験していた為か、
少年は通っている精神科医に対しても、大人びて反抗的な口調で受け答えをする。
が、
冒頭の、過去のルイのセリフ、
イヤ、もっと前から、、伏線は張り巡らされている。―

観る前から私は、幾つか予想していたというのもあって、
少年に起こる“謎の大事故”も、その答えも、驚くほどではなかった。
なので、
思ったよりも解りやすかった。
ミステリー好きでなくても、勘のいい方なら、恐らく結構早い段階で予想は付くと思う。。。

ただし、それが明らかになる方法が、予想外だった!!

哀しさが尾を引く.....物語でした

さりげなくお洒落な普段着のママ・サラ・ガドンが非常に(異常に?)美しい