to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

まだ「25才」

2008-10-30 09:06:42 | Heart pink
恭子ちゃん写真集『25才』の記事を取り上げてます♪

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/wide_show/?1225338011

 http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20081030-424091.html

 http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2008103002000166.html

 http://www.sanspo.com/geino/news/081030/gnj0810300505012-n1.htm

昨日発売のザ・テレビジョン★は2ページの特集~☆
タイでのショットが幾つか載ってますよ
ほとんど眉も描いてないすっぴんだって~

ブーリン家の姉妹

2008-10-30 00:45:25 | the cinema (ハ行)
愛は、分けられない。
最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
世界を変えた華麗で激しい愛の物語。

原題 THE OTHER BOLEYN GIRL
製作年度 2008年
上映時間 115分
監督 ジャスティン・チャドウィック
出演 ナタリー・ポートマン/スカーレット・ヨハンソン/エリック・バナ/デヴィッド・モリッシー/クリスティン・スコット・トーマス/マーク・ライランス/ジム・スタージェス

ヨーロッパの歴史を大きく揺り動かした一大スキャンダルとして知られるイングランド国王ヘンリー8世の結婚、世継ぎ問題を背景に、エリザベス1世の母となったアン・ブーリンとその妹メアリーが辿る愛憎渦巻く数奇な運命を描く歴史劇。
16世紀、イングランド。国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。

話題になっているわりに公開劇場が意外に少ないってことで、友人が先にチケットを取ってくれていましたのでラッキーでした。
予想通り朝一の回からほぼ満席の状態でした~。
で、
ナタリーとスカちゃんのコスプレ共演という事で、楽しみにしていたのですが、
期待通りの二人の熱演はお見事、魅入ってしまいました!

ナタリーとスカちゃんが姉妹なんて、ちっとも似てないし、無理があるんじゃないの~と思っていましたが、
実際にこの姉妹の容姿は似ていなかったらしく、知的で負けん気の強いアン・ナタリーと、
純粋で気立ての好いメアリー・スカちゃんというキャスティングは正解だったんですね~

弟も含めた3人で仲良く遊ぶ子供たちを、優しくみつめるオープニングのブーリン夫妻。
そしてラスト、悲劇から数年後の野原には仲良くあそぶ子供たちと、一組の夫婦。
しかし、どちらの子供もその先、国を大きく変える歴史上の人物となるのです

姉妹の悲劇の幕開けは、時の王妃キャサリンの流産を利用しようと
姉妹の叔父が持ちかけた王の愛人案に、トーマス・ブーリンが色気を出した事から始まり、
そこまでは日本の戦国時代や、江戸時代にもよくある話で、
世継ぎの男子を産まない妃は肩身が狭く、そこを利用して王に取り入る輩は当然娘を差し出したりもスル。が、
日本と大きく違うのは、愛人にする娘の家族全員を宮中に住まわせること
もうこれにはびっくり!
だもんだから、その後も、弟が陥れられる展開に無理ないエピソードもつくられる。
大奥でなくとも、普通は御台所の寝所にそう簡単には近づけないと思われるが、
イングランドでも王妃の寝室へはそうそう易々と覗き見されるってことはないと思うけど、
兄弟が結婚したり、結婚しても尚宮中に留まっていたりというのも不思議な感じ。
だからこそどんどん話は複雑に絡み合い、悲劇度も増していくんだけど。



王に愛されたと思い運命を受け入れた妹
王妃になりたいと運命に挑んだ姉と、
そんな姉妹を愛し、運命に巻き込まれた弟
―なす術もなく我が子を見守るしかなかった悲しい母・・・
やはり最後は、愛を選んで嫁いだ姉妹の母親に感情移入してしまいました。

ブーリン一家を悲劇に落とした張本人、ヘンリー8世は、結局この姉妹のどちらも愛してはいなかった。
あれほど望んだはずの男子を産んだメアリーにもあの仕打ち。
アンに対しての執着も、所有欲でしかなかったと思われ、
結局一番の被害者は罪なき弟と、幼くして母を奪われたエリザベスだったのではないだろうか?

ラストの映像で、いつの間にかDVD化されていた、「エリザベス」が観たくなりました~♪
(↑勘違いでした!!「エリザベス」DVDにはなってませんでした~)
          

余談ですが最初の方で、結婚を祝うダンスのシーン。
タイツの殿方が、ピョンピョン跳ねるように踊る姿に、
アマゾンに棲むオスの鳥がメスの前でプロポーズのダンスをする姿を思い出し
可笑しくなっちゃいました