to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

最後の初恋

2008-10-01 19:05:35 | the cinema (サ行)
原題 NIGHTS IN RODANTHE
製作年度 2008年
製作国・地域 アメリカ/オーストラリア
上映時間 97分
脚本 アン・ピーコック
監督 ジョージ・C・ウルフ
出演 リチャード・ギア/ダイアン・レイン/スコット・グレン/ジェームズ・フランコ/クリストファー・メローニ/ヴィオラ・デイヴィス

「きみに読む物語」のベストセラー作家ニコラス・スパークスの同名恋愛小説の映画化。
身勝手な夫や思春期の娘との関係を考え直すため、ノースカロライナ州のローダンテという海辺の小さな街にある友人の宿を手伝いにきたエイドリアン(ダイアン・レイン)だが、大きな嵐が来るという予報を聞く。そこへ宿の唯一の客となるドクター・ポール(リチャード・ギア)が到着するが、彼もまた心に問題を抱えていた。(シネマトゥデイ)

なんとなく今年、アチラのラブものはことごとく私的にはハズレ気味だったので
(除く「ペネロピ」「つぐない」)
コチラもあまり期待してなかったんですが、、う~~~ん、
なんというか、、、なんとも云えない。。。
予想以上にノレませんでした。

だって、色々あるとはいえ、会って直ぐの自己紹介で、あんな名乗り方ってナイですよね(笑)
触れなば落ちんというより、落としてくれと言わんばかりだし、ちょっと浅ましい感じもしましたが、
エイドリアンの人物描写がいかにも浅かったです。

優秀な初老の外科医も、ベッドインするまで特に魅力的な話も無くて、いかにも軽い

そう、きっとこの手の、不倫とか運命の出会いとか、恋に年齢はないとかって流れを
こういう年齢のふたりで演られても、乗れないのは、
あまりに着々と、堂々としてコトが進んで、直接的で(直ぐベッドインだしね~
純粋さゆえの心の疼きとか、切なさとかが感じられないからなのだと思う。
やっぱそこが若者とは違うのよーっ(笑)

60間近の男性にしては、砂浜をランニングしたりして(笑)リチャード・ギアも若いところを見せていましたが、
何の捻りもない中年版ハーレクイン・ロマンスといった感じでしょうか。

あとね・・、気になったのが、
時間が経過しているにも拘らず、エイドリアンも娘も髪の長さが全く変ってなかったこと。
普通数ヶ月も経てば、どこかで変化があっても良さそうなのに、工夫がない。
メイクもヘアも何も変らない娘が「今はワカルの」っていっても・・説得力無いわけで、、。
演技とは別のところで、なんかちょっとお粗末
ま、星をつけるなら5点満点としておまけの星2つ半という感じ。
ジェームズ・フランコくんも、あの程度の出番だとは思っていたので、
オマケの0.5はロケーションがよかったからです~