氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

紙芝居の演目

2005-08-21 08:55:19 | 懐かしい思い出
あの頃(昭和20年代後半~30年代初め)の紙芝居は活気があった。
異なる貸し元の系統なのか色々な演目の紙芝居を持つて何人も来ます。
大太鼓を「ドンドコ~ドンドコ~ドンドン」と鳴らして来るおじさん。
拍子木を「カチカチカチ~カチカチカチ~カチカチカッチン」と鳴らすおじさん。
紙芝居には阪神画劇社と書いてあったように思う。
他にも名前があったが覚えていません。

一人の紙芝居が3種類くらいの演目を持って来た。
最初はギャグ漫画で次に少女物、そしてメインの冒険活劇、最後にクイズです。
ギャグ漫画で覚えているのは「チョンちゃん」「1、2の3ちゃん」「コケカキーキー」この3種類の紙芝居に人気があった。
少女物は「猫娘」「蛇娘」のホラー、怪奇物です。
メインの冒険活劇は「少年王者」「少年ケニア」「黄金バット」「墓場キタロウ」
「鞍馬天狗」などを覚えている。
最後のクイズは絵合わせのトンチ教室でした。
クイズに正解すると賞品の駄菓子を貰えた。
駄菓子屋には売っていない紙芝居独特の駄菓子で人気があるのです。

紙芝居のおじさんの自転車の荷台に積んである木の箱は上蓋を立てると紙芝居の劇場になる。
下の部分には小さな引き出しが何段もあり中には色々な駄菓子が準備してある。
その駄菓子の思い出は尽きません。

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