氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

有陰徳者必有陽報

2006-12-01 23:59:57 | 名言
「淮南子」の名言です。
「陰徳有る者は必ず陽報あり」
陰徳とは人に知られなく行い、且つ見返りを期待しない善行です。
大きな事では有りません日常の些細な事で構ません。
金銭を施したり大きな犠牲を払わなくても良いのです。
他人や動植物、自然環境に対する一寸した優しい心使い、その「氣使い」が
陰徳に成る・・・

でも「陽報」を期待しないで下さい。
陽報を期待すると陰徳は瞬間に消滅してしまいます。
陰徳を積んで其れを忘れて下さい。
すると忘れた頃に必ず「陽報」は貴方に訪れますから・・・


愛者憎之始也 徳者怨之本也

2006-12-01 00:19:47 | 名言
「管子」の名言です。
「愛は憎しみの始めなり 徳は怨みの本なり」
愛も徳も報いられる事を期待してしまいがちです。
報いられる事を期待しない事は常々言っている理想なのですが現実には
なかなか実践出来ません。

愛が憎しみの始めで徳が怨みの本ってか?
・・・・う~ん難しい。
でも中国の古典って難解だけれど面白いので大好きです。