氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

電車道

2006-09-13 01:00:50 | 懐かしい言葉
私が生まれた大阪市内には「市電」が縦横に走っていました。
生家の前は千日前通りで「市電」の「下寺町」の停留所です。
堺筋、上町筋、にも「市電」は通っていました。
そんな「市電」が通る大通りを「電車道」と呼んでいたのです。

しかし車が増えて道路の渋滞が問題に成った時に「市電」は邪魔者でした。
大通りは一方通行に成り地下鉄が敷設され「市電」は廃止されます。

「市電」の廃止と共に「電車道」と言う言葉も死語と成りました。