野沢温泉の民宿・喜楽荘の日記

湯の郷の素朴な「農家民宿」喜楽荘です。自家製どぶろくやいろりで焼いた岩魚の炭火焼、郷土料理のおいしい宿の日常。

蜂の毒吸い出し器の効果

2010-10-15 20:10:54 | 日記
 昨日、クマン蜂に刺されたA氏から朝、電話がありました。「あの後、病院に行って注射を打って貰って一晩寝て起きたら何でも無い。きっと君に毒を吸い出してもらったのが良かったのだと思う。ありがとう。」
 
 実は、昨日の刈り払いで蜂の巣があったのが分からず、草刈機で遭遇したN氏が6匹、後続のH氏が1匹に刺され、二人とも救急車で入院したのです。
 
 A氏は、この現場より下方の先の作業を済ませ、我々がスカイラインコースの尾根で、作業を一時中断している場所に、上ってくる途中で「痛い!刺されたな!?」
 
 A氏が尾根でズボンを上げてみると、既に刺された場所と周りが、3箇所程膨れ始めています。K氏が持っていた毒吸い出し器を借りて、応急処置を試みました。初めてで、最初はウマく行きませんでしたが、直ぐに強い真空にする事が出来る様になりましたが、刺された所から一向に毒らしいものが出る気配がありません。そこで、真空状態で脚に吸い付いている吸い出し器を一気に引っ張り外して、毒を吸い出してみました。2、3回繰り返すと僅かな血が出ました。ティッシュでそれを吸わせ、二度三度と繰り返すたび血膿の様な物が少しずつティッシュに滲みます。
 そうこうしている内、携帯で村内の病院で見てもらえる確認が取れたので、大事をとって4DWの軽トラで下山したのです。
 我々は、後10分も作業すれば終わる現場を後に、十五の壁を疲れた身体で下ったのでした。

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