きらくなたてものや2

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

多彩な格子の交響曲

2013年06月11日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

竹の格子、
建具の格子、
木組みの格子、

多彩な格子の交響曲。

このままでいいと
思ってしまいますが、

竹の格子は今週金曜日以降、
手で塗る土に埋まる予定です。
それはそれで楽しみです。

壁の下地が竹の現場は
どうにもならぬゴミが出ず、

出るのはケタケタ響く、
職人たちの笑い声ばかり(笑)。



木っ端がもたらす縁

2013年06月08日 | 今日のできごと
先日、
地元の中学生に切ってもらった
四寸角の木っ端ですが、

切ったほうは
記念に持って帰ってもらい、

切られたほうは、
今度は薪ストーブを持つ
建主OBさんを回っておすそわけ。

薪ストーブがあると、
木っ端が建主さんとのご縁の糸を、
より太いものにしてくれます。

こうした資源の利用が適切に進めば、
持続可能性とか、資源循環性とか、
そうした面もありますが、

地域のご縁を作ってくれることが、
実に楽しいじゃありませんか。

そういえば中学校の先生も、
技術の授業としても
四寸角をノコギリで切る機会は
たいへんありがたいと
おっしゃっておりました。

教材としてどこから来たか
分からない集成材を使わないで、

学校もぜひ地元の山と
つながればいいなと思います。



木っ端がもたらす縁

2013年06月08日 | 今日のできごと
先日、地元の中学生に
切ってもらった
四寸角の木っ端ですが、

切ったほうは
記念に持って帰ってもらい、
切られたほうは、
薪ストーブを持つ
建主OBさんを回って
おすそわけ。

薪ストーブがあると、
木っ端が建主さんとのご縁の糸を、
より太いものにしてくれます。

こうした資源の利用が適切に進めば、
持続可能性とか、資源循環性とか、
そうした面もありますが、

地域のご縁を作ってくれることが、
実に楽しいじゃありませんか。

そういえば中学校の先生も、
技術の授業としても
四寸角をノコギリで切る機会は
たいへんありがたいと
おっしゃっておりました。

教材として
どこの国から来たか分からん
集成材を使わんと、

学校も地元の森と
ぜひつながっちゃってくださ-い。



竹による多彩な壁下地

2013年06月07日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

ここは古民家改修の現場。
土を手で塗る仕上げは共通ですが、

構造を補強したり、
あるいは既存の壁の上だったり、

壁の状況がまちまちなので、

同じ部屋の中でも、
通り一辺倒ではなく、
状況に応じて様々な下地が
出現しております。

それぞれ気まぐれで
作っているのではなく、

深い理由があってのこと。

これが改修の仕事の
楽しさであり、奥深さです。






味ある玄関

2013年06月06日 | 鎌倉大町ほ邸
鎌倉大町ほ邸にて。

昨日までタイル職人の小澤さんが
玄関外のポーチも含めて敷瓦貼りの仕事。

無事完了するやいなや、
今日は建具職人の新井さんが、
玄関建具を取り付けにきました。

その後把手となる流木を
実際に建具に当ててみて検討。

敷瓦の床と併せて、
「味」のある玄関となりそうです。






今年も文化の種を撒く

2013年06月06日 | 今日のできごと
今日は毎年恒例、
地元の中学校の「ふれあい体験活動」の一環で、
23人の中学生相手に特別課外授業を行いました。

約一時間、森の話、木の話、家の話をしたあと、

これも毎年恒例、
四寸角をノコギリで切るという
単純な作業をしてもらいました。

10分でできた器用な子もいれば、
1時間近くかかった子もいましたが、
いずれにしても、手を動かすことの楽しさと、
「これを数分で正確に切れる大工さんはすごいや」
ということを肌で感じていただいたようです。

この地道な「文化の種蒔き」により、
「建築家になりたい」、「大工になりたい」
と言って卒業していく子が現れてきていて、

少しずつ手ごたえを感じています。

また遠い将来、
この子たちが家づくりを
考えようとしている時に、
森とつながった家づくりを
少しでも志向してくれることを
期待しております。

それにしてもここの中学生たちは、
ホンマにかわいい!