アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ヤブミョウガ(藪茗荷)の花満開

2013-07-13 | 植物

柏の葉公園のヤブミョウガ(藪茗荷)の花が満開になった。
ミョウガに似た長楕円形の葉が互生、葉の根元は茎を抱く葉鞘を形成。
花は両性花と雄花が一緒に咲く。今回は、殆ど雄花が見られず。
ツユクサ科ヤブミョウガ属
2013年7月10日午後2時過ぎ






↓ ヤブミョウガの花
花は両性花と雄花が一緒に咲く。
今回は、雌しべが目立つ両生花が殆ど。雄花が見られず。
白い花弁が3枚、白い萼が3枚、雄しべ6本、雌しべ1本。




↓ 両生花とツボミと果実(閉じた花弁の間から雌しべが飛び出す)


↓ 両生花一つ開花、残りはツボミ


↓ 2010年7月19日撮影の雄花(柏の葉公園)




↓ 2013年7月4日撮影の雌しべ及び雄しべの葯がはっきり見える両生花(近所のお宅)




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メモ
・5月頃から発芽し、夏にかけて草丈 50cm~ 1m 前後に生長。
・ミョウガに似た長楕円形の葉を互生させ、葉の根元は茎を巻く葉鞘を形成する。
・葉は茎の先端部分だけに集中する。
・ヤブミョウガの葉は表面がざらつくところ、葉が2列に出ないことなどでミョウガと区別できる。
・8月頃になると茎の先端から花序をまっすぐ上に伸ばし、白い花を咲かせる。
・花には両性花と雄花があり、前者は白い雌蘂が目立ち、後者は黄色い葯の付いた雄蘂が目立つところで判別できる。
・白い花弁が 3枚、萼も白く 3枚、雄蘂 6本、雌蘂 1本で、花冠の直径は 8mm 程度。
・花が終わると初秋にかけて直径 5mm 程度の球状の実を付け、じきに葉を落とす。
・実は若いうちは緑色で、熟すと濃い青紫色になる。
・この種子のほか、地下茎を伸ばしても殖え、群生する。
参考サイト フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』