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ポーランド、ウクライナへの武器供与をやめる なぜ最大の援助国がゼレンスキーに怒りをぶつけたか(宮崎正弘国際情勢解題)

2023-09-24 | ロシア・ウクライナ情勢

ウクライナ戦争に「転換点」の兆しが出た

第一にウクライナの兵站基地となっているポーランドの首相がウクライナへの武器輸送を停止すると発言したのだ。

直後、ドダ大統領が、この首相発言を「誤解によるもの」として撤回し、政府報道官は「ポーランドは既存の協定に基づいてウクライナへの軍事物資の送付を継続する」とした。

とはいうものの両国関係は貿易で摩擦が激しく、先行きは不透明。また既存の協定を念押ししているのは、それなら「新規分はどうなるか」の言及がない。

ポーランドの不満は戦争に志願したポーランド兵への補償がなされていないこと、穀物輸出をめぐるいざこざが尾を引いていること、わけても農業問題だろう

ポーランドはロシアのウクライナ侵攻後、もっとも熱心にウクライナを支持してきた。難民も百万人以上引き受け、民家が宿舎を提供し、献血を呼びかけてきた。ウクライナ難民を同胞のように扱って暖かい支援を展開した。

しかし、ウクライナの農作物の廉価輸出でポーランドの市場が荒らされた。ポーランド政府は農民を保護し、安価なウクライナ産農産物が市場に氾濫して農業産業が混乱するのを防ぐ必要がある。

ところがウクライナはポーランドが保護主義的だと批判し、WTOに提訴するとした上、ポーランド産の果物などを輸入禁止とした

ドイツは独自に動いた

バーボック外相は、「ドイツはロシアの拒否権剥奪を含む国連安全保障理事会改革に関するウクライナの提案に同意していないと述べた

これはゼレンスキー大統領が国連総会で「国連安全保障理事会でのロシアの拒否権を回避できるメカニズムの創設」を求めたことに対しての見解ベルリンは「ウクライナ国民に同情しているが、ウクライナ政府が発するものすべてを支持しているわけではない」としている

ロシアのラブロフ外相は、「西側諸国がウクライナ紛争の「根本原因」に対処できていない。ウクライナ政府はあからさまにナチス政権だ」と評した


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