東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

すり寄る韓国を突き放し、首脳会談を日本側が拒否 徴用工訴訟、慰安婦問題など具体的な解決策なく

2022-06-28 | 日韓関係
2022.06.27
出だしから厳しい船出となった尹大統領(共同)
 
韓国大統領府高官は26日、スペインで28~30日に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議へ出席する尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の滞在日程にからみ、現地での岸田文雄首相との面会について「略式会談も開催されない予定だ」と記者団に説明した。日本にすり寄る姿勢を見せたが突き放され、尹政権はなすすべもなかった。

日韓の首脳が初めて参加するNATO首脳会議で、尹大統領就任後初の首脳会談開催へ調整が行われた。しかし、日本政府はいわゆる徴用工訴訟や慰安婦問題などで韓国側が具体的な解決策を示していないとして、正式な首脳会談は設定しない方針を示していた。

大統領府高官は、正式会談実施について改めて「可能性は乏しい」とした上で、立ち話などによる略式会談についても「メディアに話せる内容がないのなら、しない方がいい」と述べた。

文在寅(ムン・ジェイン)前政権下で日韓関係は戦後最悪となった。尹政権は、米バイデン政権から日本との関係改善を促されているほか、日本による半導体素材の対韓輸出管理強化の解除につなげたいという思惑もうかがえる。

岸田政権側としては具体的な解決策もないまま韓国と接近すれば国内世論の反発を招くリスクもある。

朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「日本は参院選後も現在の立場を崩さず、安易に会談に応じてはならない。韓国側が解決策を示すことが関係改善のスタートというシグナルを送り続けるべきだ」と指摘した。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿