6月15日から二日間、スイスで開催されるウクライナ平和会議にバイデンは欠席する。この平和会議はゼレンスキーが半年前からスイスを開催国に頼み、懸命にお膳立てしてきた重要な国際会議でカナダ首相もキシダも馳せ参じる。
会議ではウクライナが提唱する十の和平案が示される。しかしロシアは招待されておらず、いったい何が目的なのか?
中国外務省も「中国側が求める要素とは隔たりがある」として、会議を欠席する方針を明らかにした。
ゼレンスキー大統領は6月2日にシンガポールへ飛んで、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)で演説する機会を与えられた。このとき「外交がウクライナとロシアの戦争を終わらせる最善の方法だ」と述べ、スイスで開く「平和サミット」への支持を各国に呼びかけた。同サミットに106の国や組織が参加を表明したという。
さてバイデン大統領はどうするかと言えば、国際的に不人気なカマラ・ハリス副大統領を差し向け、本人はハリウッドで開催予定の民主党支援チャリティに出席する。俳優のクローニーやジュリア・ロバーツが組織したイベントで、左翼のあいだではいまも人気があるオバマ元大統領も出席するからメディアの注目はこちらにあつまるだろう。
それにしてもハリウッドは、なぜかくも赤いのか?
外野でもロバート・デニーロが反トランプの旗を揚げた。前回「反トランプ」の急先鋒はガガとメリル・ストリープだった。
ハリウッドはユダヤ人とイタリア人が立ち上げ、そのユダヤ人の大半が、反ネタニヤフなのだからややこしい。在米ユダヤ人の半分がソロス等の主張に同調するリベラル派である。
映画通なら薄々気付いているだろうが、主役が黒人の映画がいまや大半である。
エディ・マーフィあたりからブレークスルーが起こり、デンゼル・ワシントンなどでピーク。そして中国が全米映画館チェーンを買い占め、ハリウッドのスタジオも買収するほどに勢いがあったときは、中国を批判する映画を製作しなかった。
チベットを支援したリチャード・ギアやチベットの悲劇を描いた映画に主演したブラッド・ピットらは一時干された。
悪役も中国人からアラブ系などに移行し、刑事映画などでは上役が黒人という配置になった。 みえない逆差別にLGBTQが加わったから、まだまだややこしくなるだろう。
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