東アジア歴史文化研究会

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強まる習政権の「恐怖政治」 胡錦濤派“粛清”(産経新聞)

2014-12-24 | 中国の歴史・中国情勢

中国人民政治協商会議の開幕式に出席した習近平氏(上段右)、胡錦濤氏(同左)、令計画氏(下段)=2013年3月、北京の人民大会堂(共同)

胡錦涛氏側近、令氏一家日本などに7100億円預金か

香港紙、東方日報は23日、重大な規律違反の疑いで調査を受けている中国国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の令計画副主席の一家には計370億元(約7100億円)の預金があるほか、京都に邸宅も所有していると報じた。

同紙によると、令氏の一家は、日本とシンガポールの銀行に口座を開き預金している。また京都には、令氏の妻が2軒の邸宅を所有しているという。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/141223/wor1412230064-n1.html




強まる習政権の「恐怖政治」 胡錦濤派“粛清” 有力者全滅の可能性も
2014.12.24


中国の習近平国家主席が「恐怖政治」を強めている。胡錦濤前国家主席の側近、令計画・人民政治協商会議副主席が「重大な規律違反の疑い」で共産党の取り調べを受けたのだ。習氏による腐敗撲滅運動の一環で、その標的は、江沢民元国家主席率いる「上海閥」から、胡氏が率いる中国共産主義青年団(共青団)出身者で構成する「団派」に移ったといえる。識者は「団派全滅もあり得る」と分析している。

中国各紙は23日付で、令氏が規律違反の疑いで調査を受けていることを国営通信、新華社電を掲載して報じた。香港紙、東方日報は同日、令氏一家には計370億元(約7100億円)の預金があるほか、日本の京都に豪邸を所有していると報じた。

令氏は山西省出身。共青団で政治活動を始めて胡氏と懇意になり、胡氏が2003年に国家主席になると、政権の大番頭役である秘書として絶大な権力を握った。ところが、12年3月、息子が北京市内でフェラーリに女友達を乗せたまま死亡事故を起こして左遷されていた。

令氏の失脚には前兆があった。山西省政協副主席だった実兄の令政策氏は6月に拘束された。義兄の王健康・同省運城市副市長は8月から当局の調査対象になり、10月には弟の令完成氏も当局に身柄を拘束された。令氏の外堀はすでに埋められていた。

共産党指導者が失脚すると、その取り巻きも罪を問われる。周永康前政治局常務委員の事件に絡み、すでに約500人が拘束されたといわれる。

「月刊中国」の発行人である鳴霞(めいか)氏は「習氏は今後、団派に対する大規模な粛清を行う可能性がある。胡氏は大丈夫だろうが、団派の有力者が全滅することもあり得る」といい、こう続けた。

「令氏の腐敗情報は以前から、米国の中華系ニュースサイトが報じていた。京都の豪邸の写真や不動産情報まで流れていた。そこには、令氏以外の共産党幹部の腐敗情報も出ている。習氏は独裁権力を強固にするため、強引な形で“政敵”を次々と失脚させている。先日、失脚した薄煕来・元重慶市党委員会書記の海外資産が没収された。令氏など団派の関係者は日本国内にもいる。日本の政財界に知己も多い。みんな戦々恐々としているのではないか」

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