花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「中安千晶さん(フォレスタメンバー)のソロ・コンサート」

2016年06月21日 09時30分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
6月18日にフォレスタメンバーの中安千晶さんの「ソプラノコンサート~私の好きな歌~」がありました。このところ、フォレスタのコンサートはすっかりご無沙汰しています。 2年半前でしょうか、赤羽での中安さん、上沼さん、内海さんのソプラノ3人娘コンサートに行ったことがありますが、それ以来になります。
今回は、会場が自宅から比較的近いということもあり、久しぶりにフォレスタメンバー中安さんのソロ・コンサートに出かけてみました。200名も入れば満員になるような小さな会場ですので間近で見られ、大きなコンサート会場では味わえない良さがあります。

最初に中安さんから共演者の紹介がありました。ピアノの御園生瞳さんとは、2年前からソロコンサートで伴奏をお願いしている。互いに一人っ子で大変気が合い、お姉さんのような存在とか。
フルートの藤堂詩歌さんは立川出身で、高校が中安さんの出身地にある八王子高校、この高校の制服が大変かわいく、中安さんは埼玉県の高校に通っていたが、制服がダサく、八王子高校の制服をいつも羨ましく思い、あこがれていたと披露。

中安さんのソロコンサートは初めてです。BS日テレの“心の歌”で見る中安さんは、笑顔があまり見られないので、話ぶりを注目していましたが、会場が小さいこともあり、終始、来場者との距離を測りながら、ユーモアを交えて話に引き込み、惹きつけるなかなかの話術を身につけている思いました。 会場を埋める中高年から、「千晶ちゃ~ん」という声も出ました。考えてみると中安さんは、教員養成の学部出身(国立音大の音楽教育学部)ですので、巧みに話すのは案外お手のものなのかもしれません。

<共演  フルート 藤堂詩歌、ピアノ 御園生 瞳>
<プログラム>
【第一部】
浜辺の歌(成田為三)                  中安千晶
霧と話した(中田喜直)                  々
初恋(越谷辰之助)                    々
愛の挨拶(エルガー)                  藤堂詩歌
「歌の翼」による幻想曲(H.シュデックメスト)       々
風笛~あすかのテーマ~(大島ミチル)           々
ムーン・リバー ~『ティファニーで朝食を』より(マンシーニ)々
スタンド・アローン ~NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」より(久石譲)中安千晶

<みなさんで歌いましょう>夏は来ぬ(小山辰之助)

~ 休憩 ~

【第二部】
踊り明かそう「マイ・フェア・レディ」より(ロウ)    中安千晶 / 藤堂詩歌
カロ・ミオ・ベン(ジョルダーニ)            中安千晶
優雅な月よ(ベッリーニ)                 々
メヌエット「アルルの女」より(ビゼー)         藤堂詩歌
ジュ・トゥ・ブ(サティ)                 々
パンの笛より 第1楽章(J.ムーケ)            々
ネッラ・ファンタジア(モリコーネ)           中安千晶
ドレッタのすばらしい夢~オペラ「つばめ」より(プッチーニ)々

{アンコール}
美女と野獣(Beauty and the Beast)           藤堂詩歌
哀しみ本線日本海(森昌子)               中安千晶


・「霧と話した」
中安さんが在学中にフォレスタのオーディションを受けたとき、日本の歌を歌ってほしいといわれ、当時、歌うことが出来る日本の歌はこの曲しかなかったので歌ったとのこと。
・「初恋」
来場者に初恋の時期を訪ねて回り、“皆さん小学校の時ですね。私は幼稚園の時でした。名前もハッキリと覚えていますが、話すのは控えます” と笑いを誘いました。
・「スタンド・アローン」
歌いたい曲の一つで、再三お願いしているが、実現しない。 NHKと日テレの関係があるのかもしれない、とのこと。
・「カロ・ミオ・ベン」
音大の試験の時に歌った曲。もっとも知られているクラッシクの曲の一つ。
・「優雅な月よ」
3年前に初めてソロコンサートを立川で開催した時に歌った思い入れのある曲、とのこと。
・「ドレッタのすばらしい夢」
オペラが”愛と金銭の板挟み”をテーマにした内容であることを、わかりやすく説明し、若いときには愛が第一、しかし、ある程度人生経験を積み重ねてくると、”愛も大事だが金銭も” という考える人も多くなってくる。このオペラの主人公は、”愛を選びますが”と、中安さんがユーモアを交えながら、人生模様を巧みに話し、会場を爆笑に誘いました。 TVで見る中安さんからは恋愛と金銭の話が出てくるとは、想像もできませんが。
・「哀しみ本線日本海」
この曲もBS日テレ“心の歌”で歌いたかった曲の一つで、先般、収録がおわったが、まだ放映されていない。プロデューサーの許可が得られたので、放映前だが、今日初めて披露する、とのこと。












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