花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「古刹の本堂の改築」20

2020年12月29日 08時00分00秒 | 風物
近所の天台宗の古刹の本堂が老朽化のために耐震基準を満たしていないということで改築中です。柱と斗組の原寸模型が境内に設置してあります。伝統的な寺院建築の技術が見て取れます。

















「寺社建築の豆知識」より引用。
「枓栱(ときょう)とは、柱の最上部や、軸部の上に設置され、軒桁を支える部位の名称です。基本構造は、斗(ます)と呼ばれる部品と、肘木(ひじき)と呼ばれる部品で構成されます。
斗組(ますぐみ)や、広い意味で組物(くみもの)とも呼称されます。固定は基本的には金物(釘・ボルト)や接着剤を使わず、木材で作られた部品を、立体パズルの様の複雑な組合わせで、強固に組み上げられます。」



「株式会社 金 剛 組」
創業:飛鳥時代第30代敏達天皇7年(西暦578年)。
会社設立, 平成18年1月(西暦2006年)
日本で最古の官寺「四天王寺」は、593(推古元)年、金剛家の初代、金剛重光が建築した。
金剛組が生き続けてきたのは、四天王寺を護るために常に仕事をしてきたからであり、その間に1400年を超えて生き残るだけの技術を培い、承継してきたからといえる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする