花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「つるし雛祭りが中止されました」20

2020年03月01日 08時00分00秒 | 風物
毎年、3月3日の前に、市役所のロビーに「つるし雛」の飾りが展示されます。今年は第12回目で、2月29日から展示されることになっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止されました。直前まで準備をされてきた方にとってはさぞ残念な思いだったでしょう。市が主催する各種の催しもすべて中止になるとの市からの通知がなされました。
今回のコロナウイルスは感染しても発症しない方も多いようで、気づかないままに他人に感染させる可能性が高いので厄介です。国民が感染拡大防止に一致して協力して早く収束させればと思っています。
折角ですので、昨年撮影した吊るしびなの様子を再掲します。
















<つるし雛の由来:稲取温泉旅館協同組合公式サイトより>
『稲取温泉に伝わる雛祭りには、古く江戸時代後期の頃より、娘の成長を願う母や祖母手作りの「つるし飾り」が飾られる風習がありました。江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめて、お雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで、初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りです。戦後までは盛んに行われていましたが、戦後の混乱期のさなかには、一時廃れかけておりました。 近隣の町にも、このつるし飾りを飾る風習はなく、稲取独自の美しい風習ということで、地元の稲取婦人会が、平成5年、6年度に婦人会クラブ活動の一環として復刻してくださいました。』



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