花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「ボストン美術館の至宝展(東京都美術館)」17

2017年10月05日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
東京都美術館で開催されている「ボストン美術館の至宝展」(7月20日~10月9日)に行って来ました。
ボストン美術館は50万点に及ぶ美術品を所蔵していると言われており、今回は、古代エジプト美術 :11点、 中国美術 :6点、 日本美術 :16点、 フランス絵画(印象派、ポスト印象派):19点、 アメリカ絵画 :12点、 版画/写真 :10点、 現代アート :6点 計80点 が展示されています。

エドワード・シルヴェスター・モース、アーネスト・フェノロサ、ウィリアム・スタージス・ビゲローなどが、明治初期に日本で集めた膨大な絵画・工芸品のコレクションがボストン美術館に寄贈され、現在に至っています。 今回展示された英一蝶の「涅槃図」は、実に170年ぶりに里帰りして展示されたものです。幕末から明治初期に多くの浮世絵を始め日本の美術工芸品が海外に流出しましたが、今になってみると、ボストン美術館のような海外のしっかりした美術館で保管されてよかったとの思いがあります。 日本に残されていたら散逸したり、太平洋戦争末期の米軍の日本本土絨毯爆撃で消失していた可能性もありますので。


「ボストン美術館の至宝展」の看板



英一蝶 「涅槃図」
今回の展示の目玉の一つ、2,9m×1,7mという巨大な絵画。

(引用)
http://www.mfa.org/collections/object/the-death-of-the-historical-buddha-24708


曾我蕭白「風仙図屏風」
曾我蕭白の墨絵のもつ圧倒的な迫力に魅了されます。

(引用)
http://www.mfa.org/collections/object/transcendent-attacking-a-whirlwind-24944


ゴッホの ルーラン夫妻の2枚の絵画
こちらの2点も、今回の展示の目玉とされています。
「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」、

(引用)
http://www.mfa.org/collections/object/postman-joseph-roulin-32542


「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」

(引用)
http://www.mfa.org/collections/object/lullaby-madame-augustine-roulin-rocking-a-cradle-la-berceuse-33277



古代エジプトの「メンカウラー王頭部」
紀元前25世紀頃の制作で、ギザの第3ピラミッド内部から見つかりました。日本では縄文時代。古代エジプト文明の質の高さに改めてビックリします。

(引用)
http://www.mfa.org/collections/object/head-of-king-menkaura-mycerinus-138427


ヘンリー・レーン「ニューヨーク港」
19世紀のアメリカ絵画の中で印象に残った一点です。

(引用)
http://www.mfa.org/collections/object/new-york-harbor-33193



以上






















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