花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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渓谷の風景とエビネ

2019-04-29 | 花散策

先日見に行った渓谷に自生するエビネは、開花前でした

そろそろ見頃なのではないのか?

という事で、どんよりのお天気ではありますが、ちょっと渓谷を散策してみました

 

いつもの滝

三脚は持参していなかったのですが、橋の欄干にカメラを載せて、シャッターを3秒開放

滝の水流が滑らかで、なかなか良い感じではないですか?

 

渓谷の散策開始

散策というと、のんびり歩いたように感じる方もいるでしょうが、私の場合は藪こぎなので、結構きついものがあります

 

小さな流れのある谷を遡上していきました

 

こけしのような岩に遭遇

 

さて、いつもの悪い癖

岩に登りたくなってくるのです

 

この岩には、コツクバネウツギが沢山自生していた

 

 

岩の上には、なんとも言えない甘い香りがプンプン漂っています

例えるなら、クサギの花の香りに似ているような・・・

 

眼前の木々には、沢山の花が見られます

スダジイかツブラジイでしょう

あの花の香りなのでしょうか?

 

しばし、甘い香りに浸って、ボーと景色を眺めていました

 

次の岩では、コナラの花が咲き乱れていました

 

さて、岩を降りて、別の谷に入ります

この小さな滝は、ご存知の方も多いかもしれません

太古の昔、溶岩流の先端がこの場所で、冷え固まったような地形なのです

この山系は、大昔の火山噴火活動により形成されたとされています

 

小さな滝なのですが、ちょっと風情があります

 

清らかな水の流れに癒やされます

 

さて、道中観察したエビネです

 

キエビネがいっぱい😍

 

こちらは、花茎が1本しか立っていない自生地

 

寂しい~

 

色鮮やかなタカネ

 

どうか心無い人に見つかりませんように

 

花が咲かない自生地も多い

 

カンアオイのキモイ花

 

タイリンかな?

 

遠い岩壁には、多くのセッコクが花を咲かせていた

 さて、ボヤボヤしている場合ではありません

まだ、花を見た事がないエビネの自生地をできるだけ訪問しなくては😃

 

次の自生地は、廃れた森

森を歩いていると、かつて人の営みがあったかのような石積みなどが見られる

 

今となっては、とても人が住めるようなところには思えません

 

前方に見える尾根を越えると、エビネの自生地なのです

 

 

深い森の中には、良い色合いのタカネ

 

ありふれた色のエビネもいいんじゃない?

 

 

沢山のエビネが密集している場所

 

豪華絢爛

 

少し変わった風合いのエビネ

 

派手派手なタカネ

 

 

地味エビネが沢山

かつてこの地域にあった白花の大輪はもう見られないのだろうか?

カンランも多くあったという話だが、今はほとんど見られない😌