kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『HICK-ルリ13歳の旅』を観て

2012-12-09 22:16:56 | アメリカ映画 2012

12-97.HICK-ルリ13歳の旅
■原題:Hick
■製作年・国:2011年、アメリカ
■上映時間:95分
■観賞日:12月8日、ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷)
■料金:1,800円

 

□監督・脚本:デリック・マルティーニ
□脚本:アンドレア・ポーテス
◆クロエ・グレース=モレッツ(ルリ)
◆ブレイク・ライヴリー(グレンダ)
◆エディ・レッドメイン(エディ)
◆ジュリエット・ルイス(タミー)
◆ロリー・カルキン(クレメント)
◆アレック・ボールドウィン(ボウ)
【この映画について】
『キック・アス』『モールス』などで人気のクロエ・グレース・モレッツが初の単独で主演を果たした青春ロードムービー。両親の蒸発により居場所をなくした13歳の少女が憧れのラスベガスに向かう旅の途中、さまざまなトラブルに遭いながらも大人へと成長していく姿を描く。
共演者にはテレビドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライヴリー、『マリリン 7日間の恋』のエディ・レッドメインら多彩な顔ぶれがそろう。ラスベガスに行きたいと強く願い行動を起こす少女を演じるクロエの熱演に引き込まれる。(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
アメリカ中西部のネブラスカ州。荒廃した農村地帯に住むルリ・マクマレンは、13歳の誕生日を迎えたばかりの少女。テレビで映画を見ることと絵を描くことが大好きだが、トラブルを抱えたアル中の両親からは相手にされず、友だちもない彼女は、熱心な映画鑑賞が育んだ想像力で現実逃避しながら、孤独で退屈な日々を送っていた。
そんなある日、母と父が何も言わず、立て続けに突然蒸発する。1人残されたルリは、家を出て憧れの地ラスベガスに向かうことを決意。映画のような光り輝く夢の場所に行けば、自分を愛し、助けてくれる人と出会えるはずだと信じ、誕生日に貰った拳銃“スミス&ウェッソン45口径”を手に、ヒッチハイクを始める。

幸先よく出会ったのは、童顔で片足が不自由な流れ者の青年エディ。だが、車に乗せてもらうと、当初は愛想が良かったエディの態度が次第に豹変し、気まぐれな性格が明らかになってくる。やがて口論となり、恐ろしくなったルリは辛うじて車から脱出。誰もいない僻地のど真ん中で野宿する羽目に。
そしてある朝、どこか悲しげでセクシーな女性グレンダと出会う。ルリは彼女の車に同乗させてもらい、絆を深めながら、西に向かって車を飛ばす。ある街で、グレンダのリッチな恋人の家に辿り着くと、そこでルリはエディと再会。和解した2人は一緒に買い物に出かけるが、再びエディが本性をむき出しにしてくる。果たしてルリは、エディから逃げ切ることができるのだろうか……?そして、夢のラスベガスに無事辿り着くことができるのだろうか……?

ダコタ・ファニングの次の子役スターであるクロエ・グレース=モレッツ主演作であることから観に行った。結果だけを言えばストーリー構成が散漫だった印象が強い。両親の愛情を受けることなく蒸発してしまったことで、13歳ながらヒッチハイクで夢のラスベガスへ向かう決意をしたルリを演じている。
ヒッチハイク途中で車に乗せてもらったエディ・レッドメイン演じるエディだが、最初は好青年っぽい雰囲気でルリも気にいった様子だったが、こいつの本性が表面化するにつれルリの身に危険が?迫る。エディを巡ってはグレンダという女性との関係も浮上するなどでトラブル発生。
少女から大人の女性への変身を急ごうとするルリだったが、大人の世界は13歳の彼女にはまだまだ未知で危険な世界だった。豹変したエディに監禁されたりで、最後はグレンダとエディのトラブルに巻き込まれエディがグレンダを射殺すると、すかさずそのエディをルリが持参した銃で射殺する展開に。
それでも射殺現場となったコテージの管理人ボウが二人の争いにルリが巻き込まれたことにしてもらいルリに罪が及ぶ事は無かった。田舎者(HICK)ルリは戻る決意をしてバスに乗るが、急遽ロスへと行くことになりジ・エンド。

中途半端なロードムービーになってしまったのは脚本の構成に捻りが足りなかったのと、子役スターである彼女を主役に据えるなら脇役の配役もそれなりのキャリアのある俳優が必要だった。



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2 コメント

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こんばんは。 (ヒロ之)
2013-03-05 21:29:44
何時もTBして戴き有難うございます。
こちらの記事に当方の記事をTBさせて頂きたく何度も試みたのですが、何故か反映されません^^;
今回はコメントのみで失礼させて頂きます。

脚本に難ありな作品でした。
もう少し緊張感を抱かさせられるような展開を見せて欲しかったです。
でもまぁクロエちゃんが沢山観れたので退屈はしませんでした。
主役がクロエちゃんじゃなかったら寝てたかもしれません(笑)。
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Unknown (kintyre)
2013-03-09 12:20:09
>ヒロ之さん、こんにちは
返事遅くなり失礼しました。
TBダメですか?残念です。クロエが主役なのに宣伝
も余りされていなかった感じがします。子役だけに、
扱いが難しいですが、今後の彼女のキャリアの糧と
して次作に期待しましょう。私は途中で寝ていたとい
うより意識が飛んでいました(笑)。


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