kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

ルーキー金子がミスを取り返す決勝打!黄金時代ユニで貯金「1」に

2013-08-31 12:25:00 | 野球観戦記2013~

           2013プロ野球観戦記録NO.27
     ○西武ライオンズ 2 ー 1 オリックス・ブルーウェーブ×

チ  ー  ム 
オリックス・ブルーウェーブ

西武ライオンズ

【球場】
西武ドーム3
塁側B

【責任投手】
○ウィリアムス1勝2敗3S
Sサファテ5勝1敗8S
●佐藤達2
勝2敗

【投手-捕手】

(オ)ディクソン、佐藤達
- 伊藤
(西)野上 、高橋、涌井、ウィリアムス、サファテ - 炭谷

【埼玉西武
】スタメン
Dヘルマン
5渡辺直

7栗山
4浅村
8秋山
9坂田
4金子
2炭谷
6鬼崎
-----
1野上

【観戦評】
パ・リーグ企画「レジェンド・シリーズ」と銘打たれたシリーズは、各地で各チームの黄金時代の?ユニフォームを着用して臨んでいて、ライオンズは当然ながら球団創設時のユニフォームを着用。一方、ビジターのオリは1990年代、オリが近鉄と合併する以前のイチローや田口らが在籍して強かった時代のを着用、従って「オリックス・ブルーウェーブ」として戦う3連戦で、1990年代の覇権を争った2チーム(当時SBはダイエー時代で「弱かった!」、楽天は設立以前、ハムもロッテも弱かった)による対戦。
試合前のイベントとしてOB1打席対決はライオンズの元エースでパームボールを得意としていた石井丈、オリは後に大リーガーとしてWシリーズ2度制覇を経験した田口。110キロ台の直球で勝負した石井丈、現役引退後間もない田口の打球はライト定位置付近のフライに(何故か守備は無し)終わった。
楽しみにしていた限定グッズ関係は1時間前に球場に着いた時には殆ど売り切れで、楽しみにしていた帽子も無し。帽子持っているけどヨレヨレなので買い直したかったのですが残念です。

さて、試合は前日のまさかのサヨナラ勝利を逸した敗戦から立ち直るべく先発は野上とディクソン。野上は2回に先頭の李大浩(イ・デホ)に死球(これがその後の伏線に)を与えた以外は落ち着いた立ち上がりでした。3回の2死3塁のピンチでの投直も野上の正面の打球で運があった。
野上の課題は4~6回の中盤を如何にして切り抜けるかにあり、注目した4回は安打で出塁の糸井を炭谷が刺したので無失点。大事な5回は1死から原拓に四球を与えてしまいこれが痛く伊藤の中犠飛で先制点を許し、6回には再び1死から李大浩に2つ目の死球で本塁付近で両チームが睨みあう展開に。でも4番に2死球ではオリベンチが怒るのも無理は無いが、岡田監督時代からオリ戦はどうもこういうシーンが多い。結局、野上は2死を取ったが原拓の打席で左腕高橋にスイッチし代打のロッティーノを三振に切って取った。高橋は球威があるので1軍に慣れてくれば戦力になりそうだが当面はリードされている場面での登板かな。

打線は直後の5回裏、先頭の鬼崎が遊撃手安達の拙いプレーでの内野安打で出塁、ヘルマンも続いたが、直人がバントを連続失敗で打たせて2ゴロ併殺。ここは3バント強行で仮に失敗しても1アウト1,2塁で3,4番の打撃に賭けてもらいたかった。打率2割に満たない直人に打たせるのは納得がいかない采配だった。今季のバント成功率が低いのは問題だ。
それでもクリCがベンチの采配ミスと直人の失敗をカバーしてタイムリーを放ったのは流石だ、それでこその主将だ。
7回からは涌井と投入し2四球で危なかったが無失点に。7回裏は1死から坂田の2塁打と暴投で1死3塁も金子と坂田の間で直後のフルカウントからベンチのサインは「スクイズ?」。だが、坂田は飛び出してしまい金子は四球を選んだが中途半端に憤死しチャンスを逃す。ここでのベンチの采配(サインの不徹底はコーチの責任!)も疑問だ。


8回からオリは前日2回を投げた佐藤達(埼玉・大宮武蔵高出身)を投入、先頭のクリCが際どく四球を選び出塁も浅村が初球を打って併殺打でチャンスは萎むも...。
秋山、坂田の横浜創学館高コンビの連打で2死1,3塁と再びチャンス到来。佐藤達は昨日程の球のキレが無いように思えたが、ここでルーキー金子は打席に入る前に安部打撃コーチに何かを耳打ちされる。そして見事にベンチとスタンドのファンの祈りが通じて金子は見事に佐藤達の速球をセンター前に弾き返して遂に勝ち越しの2点目が入った。

西武は8回にウィリアムスを投入して三凡に、9回始まる前にベンチ前に出てきたので一度は跨いで9回登板予定だったようだが勝ち越し点が入って9回はサファテを投入。昨夜は10回に4失点と試合を壊したが今日は三凡に仕留めて8セーブ目を稼いだ。

結果的に2-1と僅差の試合をものにしたが11安打で2得点は効率が悪く長打も坂田の2塁打1本のみ。札幌での3連戦から打撃陣の得点力不足が続いており、こういう時こそ効率良く走者を進めなければならず、だがベンチの采配は裏目に出てばかり。長打力のある坂田の復帰で6番は彼が打つだろうが、2軍リハビリ中の中村の復帰が待たれるが未知数のままだ。投手陣では同じく2軍リハビリ中の菊池がブルペン入りしたことで、中旬頃の復帰に目処が立つかな?

今日の勝利で借金生活は免れたが大型連勝をしないと3位は見えてこないので「貯金1」で喜ぶわけにはいかない。明日の先発は西口と左腕八木だ。打線の奮起が待たれる。

                                 【2013プロ野球観戦履歴】

NO. 日 付 球  場 本拠地チーム

対戦チーム

  スコア   先発投手 先発投手 勝利投手 メモ
1 3/08 東京ドーム 日本 台湾 ○ 4-3 × 能見 王建民 牧田

WBC第2ラウンド

2 3/10 東京ドーム 日本 オランダ ○16-4 ×  前田 コルデマンス 前田 WBC第2ラウンド
3 3/12 東京ドーム 日本 オランダ ○10-6 × 大隣 ベルクマン 大隣 WBC第2ラウンド
4 3/17 西武ドーム 埼玉西武 阪神 ○ 3-2 × 石井 藤浪 石井 オープン戦
5 3/23  西武ドーム 埼玉西武 横浜DeNA  × 3-4 ○  菊池 鄭凱文 鄭凱文 

オープン戦 

6 3/30 西武ドーム 埼玉西武 北海道日本ハム  ○ 4-2 ×  菊池 ウルフ 菊池 開幕カード
7 4/27 西武ドーム 埼玉西武 東北楽天 × 2-9 ○ 則本 則本  
8 4/28 西武ドーム 埼玉西武 東北楽天 ○ 15-1 × 菊池 ダックワース 菊池  
9 5/04  西武ドーム 埼玉西武 北海道日本ハム  ○ 9-7 × 岸  ウルフ  サファテ   
10 5/05  西武ドーム 埼玉西武 北海道日本ハム  ○ 2-0 ×  菊池  武田勝  菊池  菊池、完封勝利 
11 5/06  西武ドーム 埼玉西武 北海道日本ハム  ○ 1-0 × 十亀  鍵谷  十亀  十亀、完封勝利 
12 5/14  明治神宮野球場 東京ヤクルト 埼玉西武  × 3-4 ○  村中  十亀  岩尾  岩尾プロ初勝利 
13 5/18  東京ドーム 読売 埼玉西武  ○2x-1 × 菅野  岸  西村  サヨナラ負け 
14 6/01  西武ドーム 埼玉西武 東京ヤクルト  ○ 3x-2 ×  岸  小川  サファテ  サヨナラ勝利 
15 6/02 西武ドーム 埼玉西武 讀賣 ○ 5-1 ×  十亀  内海  十亀  交流戦 
16 6/16

西武ドーム

埼玉西武 横浜DeNA   ○ 7-1 ×   岸  藤井  岸  交流戦 
17 6/22  西武ドーム 埼玉西武 オリックス  × 3-4 ○  十亀 井川  井川   
18 7/07  西武ドーム

埼玉西武

千葉ロッテ  ○ 11-2 ×  岸  大嶺  岸  ロッテを3タテ 
19 7/12 Kスタ宮城 

東北楽天 

埼玉西武  × 3-4 ○  戸村  菊池  岡本洋  延長12回を制す 

20

7/13  Kスタ宮城 

東北楽天 

埼玉西武  ○ 3-1 × 則本  十亀  則本   
21 7/27 西武ドーム  埼玉西武  オリックス  × 2-7 ○  涌井  井川  森本   
22 7/28  西武ドーム  埼玉西武  オリックス  ○ 7-0 ×  岸  ディクソン  岸   
23 8/17 西武ドーム 埼玉西武 東北楽天 ○3x-2 ×  牧田  辛島  サファテ  大崎サヨナラ安打 
24 8/18 西武ドーム 埼玉西武 東北楽天  ○ 12x-11 ×  ダックワース  増田  連日のサヨナラ勝利 
25 8/24  西武ドーム 埼玉西武 福岡ソフトバンク  × 3-7 ○   牧田  攝津  攝津   
26 8/25 西武ドーム 埼玉西武 福岡ソフトバンク 

× 2-5 ○ 

野上  バリオス  バリオス   
27 8/31  西武ドーム 埼玉西武 オリックス  ○ 2-1 ×  野上  ディクソン  ウィリアムス   

※注意=「スコア」は本拠地チームから見た結果。赤色は西武の勝利。「先発投手」はホーム - ビジターの順番



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