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映画『メカニック』を観て

2011-08-15 18:09:41 | アメリカ映画 2011

11-54.メカニック
■原題:The Mechanic
■製作年・国:2010年
、アメリカ
■上映時間:93分

■鑑賞日:8月15日、新宿バルト9

■料金:1,800円

 
□監督:サイモン・ウェスト
□脚本:リチャード・ウェンク、ルイス・ジョン・カリーノ
□撮影監督:エリック・シュミット
□衣装デザイン:クリストファー・ローレンス
□音楽:マーク・アイシャム
◆ジェイソン・ステイサム(アーサー・ビショップ)
◆ベン・フォスター(スティーヴ・マッケンナ)
◆ドナルド・サザーランド(ハリー・マッケンナ

◆トニー・ゴールドウィン(ディーンサンダーソン)
◆ジェームズ・ローガン(ホルヘ・ララ)
◆ミニ・アンデン(サラ)
◆ジェフ・チェイス(バーク)
◆クリスタ・キャンベル(ケリー)
【この映画について】
1972年にチャールズ・ブロンソン主演で製作された同名映画を、ジェイソン・ステイサム主演でリメイク。ジェイソン・ステイサムが、感情に流される事のないストイックな暗殺者を演じている。彼の助手となるスティーブを演じるのはベン・フォスター。未熟で感情に流されやすいスティーブをホットに演じ、クールなアーサーと好対照を見せている。飛び込み競技の世界的なアスリートだったステイサムの身体能力を活かしたアクションの数々も見応えあり。特に高層ビルの30階からアーサーとスティーブがロープ一本で降下するシーンは必見。ドナルド・サザーランドら癖のある脇役陣の演技も見逃せない。 <script type="text/javascript"></script> 監督は『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
南米コロンビアの麻薬王が自宅のプールで暗殺、だが事件は事故死と判断された。闇の犯罪組織に雇われ、綿密に計画を企てて殺人の痕跡をいっさい残さない暗殺者、アーサー・ビショップの犯行であった。常に慎重を期し、米ニューオリンズの沼地の奥にある隠れ家を誰に知らせることもない。クラブで知り合った美女サラとの関係もその場限りで、誰とも組まずに孤独を受け入れる男。

そんなアーサーの元に闇組織の雇い主サンダーソンから新たなミッションが下される。アーサーの親友であり、この仕事を始めるきっかけを作ってくれた恩人ハリー・マッケンナの暗殺。サンダーソンによれば、ハリーは組織を裏切って他の暗殺部隊を壊滅させたという。アーサーは葛藤を抱えながらも、プロとしてこの仕事を引き受ける。車椅子生活をおくるハリーを抹殺するのは、友人を騙すことに対する苦悩を除けば、たやすいことだった。
ところがこの仕事には実はビショップも知らなかった組織の論理が働いていて、これから先の話の展開から言っても大事なパート。

ハリーの葬儀に出席したアーサーは、ハリーの息子・スティーヴと再会。父を殺したヤツに復讐したい、そして父がアーサーに教えたことを自分も教わりたいというスティーヴ。アーサーは罪悪感も手伝い、彼を助手に迎え、暗殺のテクニックすべてを叩きこもうと自宅に招待するのだった。実は、この自宅へスティーヴを招待してからのシーンで、アーサーが大事にしている赤いスポーツカーとアナログレコード(LP)について彼がスティーヴに語るシーンがある。その中でスティーヴがアーサーに「絶対触るな!」って警告されていた行為が、エンドロール前の場面に繋がるとはこの展開面白かった。

このスティーヴ、父がその素行の悪さを心配していたのをアーサーは知っていたので、スティーヴは薄々感じていたのだろうが、やはり相棒に登用するというよりハリーへの贖罪でしょうね。
最初の仕事こそ手際が悪かったが、スティーヴはメキメキと腕を上げていく。勝手に助手を雇ったことがサンダーソンには面白くないが、アーサーは使えるヤツだと説得する。
次なるターゲットは自称“救世主”でカリスマ的な金満(肥満?)宗教家。二人は標的が滞在する高層ホテルに手際よく潜入。だがスティーヴのちょっとしたミス(このシーンは予告編にてご確認を)から、標的の殺害には成功するも派手な銃撃戦は避けられなくなる。
この頃から、何かが確実に狂い始めていた。死んだはずの男の突然の出現、ハリー暗殺ミッションの意外なからくり、そして父を殺したかもしれないアーサーに対するスティーヴの疑念。誰を信じ、誰を敵とみなすべきか。混沌とした状況下、アーサーの命を懸けた戦いが始まろうとしていた……。

結局、サンダーソン(劇中では名前の「ディーン」で呼んでいます)からの命令だったスティーヴの父殺しは組織の謀略で、それを知ったアーサーは逆に本部に乗り込んで雇い主だったサンダーソンの抹殺へ。そこからアーサーとスティーヴは最後の仕事を終え、給油中にスティーヴが父殺しの復讐にとアーサー抹殺を試み、一度は成功したかと思えたが...。そこはやはり百戦錬磨のアーサー、彼は以前から「動機のある殺しはやるな!」と警告していたが、スティーヴと行動を共にして彼の激情振りを知っていたアーサーは、やがて彼が父殺しの復讐で自分を抹殺すると当初から気付いていた節がある。
ここでスティーヴを自宅に招待して暗殺のテクニックを教える場面と繋がって来る。アーサーを抹殺して嬉々として彼の自宅に乗り込み、スティーヴが気に入っていた赤いスポーツカーに乗り込むと、助手席には謎の招待状が。それを開封したスティーヴ、そこには「スティーヴ、お前は間もなく死ぬことになる」とのアーサーのメッセージが残されていた。それを笑いながら読んだスティーヴ...。やはり、アーサーは只者では無かった。

この映画、冒頭でアーサー役を演じるジェイソン・ステイサムが南米の麻薬組織のボス抹殺指令を受けて、ボスの自宅に潜入しプールで泳いでいる所を見事に溺死に見せかけて抹殺し、自らはウェットスーツを脱いで近くの鉄橋から航行するボート目掛けて飛び降りる。この見事なオープニングで、この殺し屋が只者ではないことが観客の頭に刷り込まれる。
ジェイソン・ステイサムのストイックな殺し屋稼業と恩人ハリーと息子を本意ではないが非情にも殺してしまう彼の心情も描かれていて、オリジナル版のチャールズ・ブロンソン主演の方は知らないけど、この二人の絡みと雇い主との戦いも面白かった。

最後に、ドナルド・サザーランドが演じたスティーヴの父役だけど、冒頭とも思えるパートにて車椅子でアーサーに殺されてしまい残念。もう少し回想シーンとかでも引っ張ってもらいたかったけど。忙しいお方で限られたスケジュールでの撮影だったのでしょうか?


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4 コメント

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オリジナルは未見ですが、 (KGR)
2011-10-09 21:06:20
言及される方が多いので、予告とラスト数分を見つけて見ることができました。

予告ではブロンソンは派手な殺し方をしていて、
痕跡を残さない事故死とは程遠い感じでした。
(一応事故扱いになったことにはしているんでしょうが)
ラストも今作の方がいいです。
>オリジナルは未見ですが、 (kintyre)
2011-10-10 23:33:45
KGRさん、こんばんは
私はブロンソン版は知らないのですが、購入したパンフレットによるとオリジナルと同じ場面もあるそうです。
今作のラスト、私は凄く気に入りました。
歓迎 ! (iina)
2011-10-11 09:43:00
楽天のTB受付廃止とは、災難でした。ブログでTBなしとは、クリープ抜きのコーヒーのよう
です。古すぎる諺でした。

iinaを知ったのは、KGRさんでしょう哉? 仲間が増えることは歓迎です。

チャールズ・ブロンソン主演作品をYouTubeで観ましたが、本作でも充分に楽しめました。
また、観たいと思える映画が封切りされはじめました。
Unknown (kintyre)
2011-10-11 23:48:32
>iinaさん、こんばんは
楽天の歴史に残る暴挙には唖然としました。
もう思い出すのも嫌です...。

チャールズ・ブロンソン版は未見なのですが、今回のラストの展開面白かったです。

最後に、高山祭、私も10数年前にどうしても行きたくて夜行日帰りバスで行きました。

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