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映画『ダラス・バイヤーズクラブ』を観て~アカデミー賞受賞作品

2014-03-16 22:43:46 | 映画・ドラマ、アクション

14-26.ダラス・バイヤーズクラブ
■原題:Dallas Buyers Club
■製作年、国:2013年、アメリカ
■上映時間:117分
■料金:1,800円
■観賞日:3月15日、ヒューマントラストシネマ有楽町(有楽町)



□監督:ジャン=マルク・ヴァレ
◆マシュー・マコノヒー
◆ジャレッド・レト
◆ジェニファー・ガーナー
◆デニス・オヘア
◆マイケル・オニール
◆ダラス・ロバーツ
◆スティーヴ・ザーン
【ストーリー&感想】
HIVの治療薬を求めてメキシコに渡り、政府の目を逃れて無認可の薬やサプリメントの販売を行う“ダラス・バイヤーズクラブ“を設立した男の壮絶な実話を描くドラマ。『マジック・マイク』でも活躍を見せたマシュー・マコノヒーが21キロもの減量を行いエイズ患者役を熱演するほか、ジャレッド・レト、ジェニファー・ガーナーが共演する。
アカデミー賞主演男優賞(マシュー・マコノヒー)、助演男優賞(ジャレッド・レト)、メイク・ヘアスタイリング賞の3部門を受賞した。

1985年、アメリカ南部に位置するテキサス州。電気工でロデオカウボーイのロン・ウッドルーフは、多くの女性と性行為を重ねた末、HIV(エイズ)陽性で余命30日との診断がくだる。エイズは同性愛者が感染する病とされている中で、同性愛者ではないロンは納得がいかない。
突然の事態に驚き、エイズについて猛勉強するロン。アメリカでは認可されている治療薬が少ないため代替治療薬を求めて向かったメキシコで、未認可医薬品やサプリメントを密輸できないかと思いつく。同じくエイズ患者であるトランスセクシュアルのレイヨンとともに非合法組織ダラス・バイヤーズクラブを設立し新薬の提供を始めた。会費を徴収するが薬代は無料で提供する(会費が薬代?)このクラブの存在が知れ渡るようになると、薬を求める人たちの長蛇の列が事務所前に出来ていた。友人や顧客のおかげでネットワークはどんどん拡大し、ロンは日々世界各国を飛び回って特効薬を探していた。しかしそんな彼に司法当局は目をつける……。

考えてみればこの時代はインターネットも携帯電話も無かった時代。そんな時代のテキサス州で自由気ままに生きていたロン、ある日、いきなり余命30日と診断されてパニックに。
彼を診断した医師と病院、特に診断した男性医師を敵対視し、女医のイブには協力を仰ぐなど、どこまでも彼の行動は個性的だ。ネット時代だったらあっと言う間に評判が評判を呼んだろうが、それでも彼は一日一日を精一杯生き抜き30日の余命宣告から7年(だっけな?)も余命を「伸ばした」のだった。未承認薬を求めてはメキシコや欧州、日本にまで手を広げ、まさにグローヴァルに展開する彼の治療薬仕入れの旅だった。
当時のエイズ患者には「同性愛者」のレッテルが張られ、劇中でも俳優ロック・ハドソンの話題が出て来るが、彼もエイズで亡くなった。ロンは自分は「冗談じゃない、俺はゲイではない」の思いが強いのだが、彼の生への執着は凄かった。そのロンを演じるにあたりマシュー・マコノヒーは体重を20キロ以上も落として撮影に臨むなど、この作品への並々ならぬ思い入れが感じられる。この激ヤセは映像的にも説得力ありましたね。
テキサス州出身の彼が、映画化が長年頓挫していたこの企画に対して脚本を手にした時からロン役を彼なりに理解し、大減量に挑戦したみたいだ。助演のジャレッド・レトは最近では音楽活動が中心だったそうだが、彼も、レイヨンという難しい役所を見事に演じ切っていた。その二人がアカデミー賞男優部門をいずれも獲得したのには大いに納得する。

マシュー・マコノヒーはこの映画での受賞で益々出演依頼が殺到するでしょうね。


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