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映画『ダーク・フェアリー』を観て

2012-01-26 09:51:31 | 映画・ホラー,サスペンス,スリラー

12-7.ダーク・フェアリー
■原題:Don't Be Afraid Of The Dark
■製作年・国:2010年、アメリカ・オーストラリア・メキシコ
■上映時間:100分
■字幕:佐藤恵子
■観賞日:1月22日、新宿ピカデリー(新宿)


 
□監督:トロイ・ニクシー
□脚本・製作:ギレルモ・デル・トロ
□脚本:マシュー・ロビンズ
□撮影監督:オリヴァー・ステイプルトン
□美術:ロジャー・フォード
□編集:ジル・ビルコック
□音楽:マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース
◆ケイティ・ホームズ(キム・ラファエル)
◆ガイ・ピアース(アレックス・ハースト)
◆ベイリー・マディソン(サリー・ハースト)
◆ギャリー・マクドナルド(ブラックウッド)
◆エドゥイナ・リチャード(ミス・ウィンター)
◆ジャック・トンプソン(ハリス)
◆ジュリア・ブレイク(ミセス・アンダーヒル)
◆ニコラス・ベル(医師)
【この映画について】
田舎の屋敷に住み着く魔物の恐怖を描いた、知る人ぞ知る傑作TV映画「地下室の魔物」(73)をリメイクしたサスペンス・スリラー。欧米に伝わる邪悪な歯の妖精「トゥースフェアリー」をモチーフに、両親の離婚により郊外の古めかしい屋敷に引っ越してきた心を閉ざした少女とその家族が体験する未知の恐怖を描いている。
この企画を長年温めてきたという、『パンズ・ラビリンス』で知られる鬼才ギレルモ・デル・トロが脚本と製作を務め、「BATMAN」の作画なども手掛けるコミックアーティストのトロイ・ニクシーが本作で監督デビューを果たした。その幻想的で絵画的な映像美は見どころで、衝撃と戦慄に満ちたこの“身も凍るおとぎ話”の効果的な味付けになっている。
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
建築家アレックス・ハーストはロードアイランド州プロヴィデンスの郊外で、家主の失踪によって100年近く放置されていた屋敷ブラックウッド邸に、助手で恋人でもあるインテリア・デザイナーのキムと住み込み、修復に携わっている。
彼には、ロスで暮らす別れた妻と小学生低学年の娘サリーがいた。アレックスとキムは、両親の離婚で心を閉ざしたサリーを屋敷に呼び、一緒に暮らし始める。屋敷に来たサリーは、通風孔の奥から何者かが話しかけてくるのを感じる。翌日、サリーは地下室を見つけ、アレックスに伝える。祖父の時代から屋敷を管理してきた使用人ハリスの制止を振り切り、アレックスは封印されていた地下室に入っていく。

そこは、著名な動物画家だった家主ブラックウッドのアトリエだった。サリーは地下室で、厳重に封印された小さな扉を見つける。夜な夜な話しかけてくる声がそこから聞こえるのに気づいたサリーは、大人の目を盗んでその扉を開ける。その夜、扉の奥から這い出した小さな魔物たちは悪戯を始める。魔物たちは、子供をさらいその歯を食べる“トゥースフェアリー”という邪悪な妖精だった。
ハリスは地下室の小さな扉が開いているのに気づき閉めようとするが、魔物たちに襲われ瀕死の重傷を負う。サリーは魔物たちの仕業だと2人に告げるが、彼らは信じなかった。しかし、ハリスの見舞いに行ったキムは、サリーを屋敷から逃がすよう言われ、公立図書館で屋敷に関する公式記録を見るよう助言される。

記録には、約100年前トゥースフェアリーが原因でブラックウッドと8歳の息子が行方不明になったことが記されていた。キムはただちに屋敷から逃げるべきだと主張するが、その夜には屋敷修復のスポンサーを集めたパーティーが予定されていた。しかしパーティーの最中、サリーが魔物たちに襲われる。アレックスも脱出を決意するが、群れをなした魔物たちは彼らに襲いかかる。

この映画はギレルモ・デル・トロ監督(ここでは脚本・製作)がオリジナル版を気に入っていて、いつか自ら映画化したいと言う事で長年温めていたそうですね。どことなく「パンズ・ラビリンス」に似ているのですが、あちらは映像美に溢れていましたのでその辺が違うところかな。
ここではトム・クルーズの愛妻?ケイティ・ホームズを久し振りに観た気がします。インテリア・デザイナーで主役級の扱いで、交際中の建築家の娘サリーと仲良くなっていくのですが、トゥースフェアリーにサリーが連れ去られそうになる場面で、敢然と立ち向かうのですが、残念ながら逆に彼女がトゥースフェアリーに引っ張られてしまう衝撃のラストが待っていました。

ストーリー的には大体こんなもんだと思いますが、この古ぼけた家での生活に執着するアレックスと不気味な佇まいながらも子供の好奇心に溢れるサリーとの父娘関係の複雑さも描かれていて、サリーがトゥースフェアリーのことを話しても全く取り合ってくれない父へ不満を募らせる。その父アレックスはトゥースフェアリーに攻撃されガレージに閉じ込められるなど父親としての役割を果たせない。キムがまるで母親のようにサリーを救おうと必死に戦うものの、邪悪なトゥースフェアリーに彼女が犠牲になったのは気の毒だった。
ケイティ・ホームズ迫真の演技、とまでは行かないが、デル・トロ作品に出演したことで、今後女優として出演オファーが増えるような気もするがどうだろうか?サリーを演じていた子役のベイリー・マディソンは良かったですね。次作が楽しみです。
最後に、トゥースフェアリーは邪悪な妖精なのだが、その姿の全貌が明らかになるのは後半になってからなのだが、この妖精の姿からどうもそちらに感情移入は出来なかった。


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2 コメント

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こんばんは。 (かのん)
2012-03-24 21:29:20
娘をそっちのけにしていたお父さんは無事で献身的だった恋人が犠牲になるというあの結末はあまりに彼女が不憫でショックでした。おっしゃる通りツッコミどころ多いですけど、題材に馴染みが薄いところでそこそこ楽しめたかなという感じでした。
Unknown (kintyre)
2012-03-25 10:07:27
>かのんさん、こんにちは
ご指摘通り、この結末は彼女に取っては不憫
でショックでしょう。そもそもはTV映画の
リメイクで、デル・トロらしさも何とか発揮
しながらそれでも健闘した部類でしょうか?

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