kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『プロメテウス3D』を観て

2012-09-03 11:11:08 | アメリカ映画 2012

12-71.プロメテウス3D
■原題:Prometheus
■製作年・国:2012年、アメリカ
■上映時間:124分
■字幕:戸田奈津子
■観賞日:9月1日、TOHOシネマズ渋谷



□監督・製作:リドリー・スコット
◆シャーリーズ・セロン(メレディス・ヴィッカーズ)
◆ノオミ・ラパス(エリザベス・ショウ)
◆マイケル・ファスベンダー(デヴィッド)
◆ガイ・ピアース(ピーター・ウェイランド)
◆イドリス・エルバ(ヤネック)
◆ローガン・マーシャル=グリーン(チャーリー・ホロウェイ)
◆ショーン・ハリス(ファイフィールド)
◆レイフ・スポール(ミルバーン)
◆エミュ・エリオット(チャンス)
◆ベネディクト・ウォン(ラヴェル)
◆ケイト・ディッキー(フォード)
【この映画について】
『ブレードランナー』『グラディエイター』など、映画史に残る金字塔を打ち立ててきた巨匠リドリー・スコットが、人類の永遠なる疑問“人類の起源”に挑んだ壮大なミステリー。人類の起源にかかわる重大な手掛かりを発見した科学者チームが、謎を解明するために宇宙船プロメテウス号に乗り組み、未知の惑星に向かう─。自身のアイデアをベースとしたストーリー、惑星の異様な世界観など、監督のこだわりが随所に見られる。エンドロール後まで目が離せない瞬間が待ち受けている。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のマイケル・ファスベンダーやオスカー女優シャーリーズ・セロンをはじめ、ノオミ・ラパス、ガイ・ピアースら出演陣も豪華。(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
人類が長年にわたって追い続けている、人類の起源にまつわる謎。地球で発見された古代遺跡から、その答えがあるかもしれない未知の惑星の存在が浮かび上がる。科学者たちを中心に編成された調査チームは、宇宙船プロメテウス号に乗り込んで問題の惑星へと向かう。
惑星にたどり着いた彼らは、人類のあらゆる文明や常識を完全に覆す世界を目の当たりにして息をのむ。誰も到達できなかった人類誕生の真実を知ろうとチームの面々が探査に没頭する中、思いも寄らない事態が迫ろうとしていた。

一連の「エイリアン」シリーズの前日譚という位置付けで「人類の起源」について解明する、そういうイメージを持って観に行った。だけど、確かにエイリアン1とは舞台になった惑星が異なるので、細かい事かも知れないが前日譚とは言えないと想像出来る。
細かい点はあげつらうと沢山出てきそうだが、辿り着いた惑星の無人基地みたいな中に、巨大なモヤイ像(渋谷駅の待ち合わせ場所にある「アレ」です。)があるのには驚かされた(笑)。
まあ、そんなことは脇に置いて、冒頭で古代遺跡の壁画から発見した壁画の中から、これは宇宙からの「招待状」だと言って宇宙へと旅立つまではワクワク感が満載。だが、いざ惑星に着陸してから探索へと向かうのだが、どうも「人類の起源」探しとは異なる方向へと向かい、ウェイランド社の意向が見え隠れしたりする。ここでカギを握っていたのがウェイランド社が開発したアンドロイドのデヴィッドである。

デヴィッドの存在なくしてこの航海は成り立たないと言っても過言では無かった。デヴィッドは探検した建造物の中からとあるスイッチを操作するとホログラムが作動。この時の映像は中々見事だった。だが、謎の有機体のサンプルを持ち帰ったあたりから不思議な出来事に襲われ、遂には研究者たちにも犠牲が及ぶことになり、最後は、ショウだけが何とか生き延びる(デヴィッドは人間ではない)ことになる。

これだけでは人類の起源が解明されたことにはならず、また、作品としても未完成であることから数年後に続編が製作されるのは間違いないだろう。でも、この規模の続編なので脚本を更に練った上で製作しなければなるまい。
俳優陣はシャーリーズ・セロン、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアースらが出ているが、生き残ったショウ役の「ミレニアム」で名を売ったノオミ・ラパスは特別美人ではないけど、最近はハリウッド作品への出演が増えて来ている。エイリアン・シリーズでのシガーニー・ウィーヴァーみたいな存在になるのでしょうかね?
ロケ映像は冒頭の滝でのシーン程度で3Dが目立つのだが、壮大な宇宙空間を表現する上で3Dは有効だった。前述した通りデヴィッドが操作して映し出したホログラムは見事だった。


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