kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

西武、ソロ本塁打3発で俊介をKO!連敗は「6」でストップ

2011-05-05 18:34:34 | 野球・埼玉西武ライオンズ2011

                  プロ野球観戦記録NO.4
                 ○埼玉西武 5-3 千葉ロッテ×

チ  ー  ム 
千葉ロッテ
埼玉西武

【投手-捕手】
(ロ)渡辺俊、伊藤、古谷、内-里崎
(西)西口、グラマン、岡本篤-銀仁朗

【責任投手】

○西口1勝1敗
S岡本篤1S
●渡辺俊1勝1敗

【本塁打】
浅村1号(西)、銀仁朗1号(西)、フェルナンデス3号(西)

 【観戦感想】
折角、ホームに戻って来たのに不甲斐ない試合を連日続けて満員のライオンズファンを落胆させているナイン達。仮に今日も負けると、再び3カード連続ビジターが続くし連敗記録も伸びるので何が何でも勝たないと行けない試合。
今日の先発はベテラン西口とロッテは渡辺俊。昨日は序盤に大量失点をして早くも諦めムードが漂っていたので、今日は西口がロッテの勢いを止めたかった。心配された立ち上がりでしたが、制球も投球テンポもスピードも文句無しで安心出来る内容でした。そんな西口の気持ちが伝わったか、1回裏、2死2塁の場面で中村のレフトフライをルーキー伊志嶺がグラブに当てて落球する失策で1点先取。

更に、2回には浅村がカウント0ストライク3ボールから狙い澄ましたかのように強振すると打球は左翼席で弾む、自身西武ドームで初の本塁打で1点を追加。

大島凡退後、今度は銀仁朗が同じように左翼席へ飛び込むソロ本塁打を放ち、この回、2本目のソロ本塁打で2点を追加し「今日こそは勝つぞ!」というムードが球場を支配するようになってきた。これが何時も西武ドームでの試合であり、またこういう試合をしなければ行けなかったのだ。球場に来ているファンも勝利に飢えている、今までは、「勝って当たり前」的なムードの中での試合だが、今季は真逆にここまでなっていてファンのイライラ度は募るばかりだった。職場においては仕事の効率が落ち、家庭内では暗い顔で過ごす日々なのが今のライオンズファンなのだ。
 
西口がロッテ打線を抑えている間の4回裏、今度はフェルがまたもや左翼席へと飛びこむ、チーム3本目のソロ本塁打を放ち、4回表に1点を取られた直後の一発だけに相手への打撃は大きい効果的な本塁打となった。
渡辺俊は強風を味方に投げられる本拠地では真価を発揮するものの、ドーム球場では「ただの人」であるのが証明されたかのような本塁打攻勢だ。千葉QVCでは打たれた球も、そこから変化して凡打になるだろうがここでは関係無いからね。
 
先発の西口は初回から制球が抜群で、内角をボールになっても攻め外角へのスライダーも切れていた。勝負所のフォークはボールになるケースが多かったが、ストレートは最速142km/hながらもストライクを簡単に取れていたので、「待球作戦」を球団方針の中心に掲げるロッテ打線もお手上げだった。内角攻めが出来ずにイップスに陥り、エースの白星を強奪し2軍へ強制送還されたF投手へお手本となるようなベテランらしい投球内容だった。
 この3連戦はたくさんのファンの方が来られていて、1戦目2戦目と不甲斐ないゲームをしていたので、何とかこの3戦目は良い試合をして喜んで帰ってもらおうと思ってましたし、今日は選手の気持ちが凄く出ていたと思います。
負けが続いていましたし今年初めてのホームということで、1,2戦目は勝ちに対するプレッシャーがあったのかなと思いますけど、今日は序盤から点が取れて先発の西口があれだけのピッチングをしてくれたので、とりあえず勝てて良かったです。
ロッテと対戦するときはいつもポイントになると思いますけど、1番・2番を出すと起点になってしまうので、今日はそこをしっかり抑えられて良かったと思います。
今いるリリーフピッチャーの中で、一番肝っ玉がすわっているのが篤(岡本篤投手)なので、今日もそういうところを見せてくれたと思います。
またロードが続きますが、今日の勝ちを良いきっかけにまずはカードの頭を取らないと連勝も続かないですし、明日の試合に集中したいと思います。

西口本来のテンポの良い投球で7回を投げ、来場した清原氏(西武-読売-オリックス)から元気を頂いた攻撃陣もソロ本塁打3発や5回の坂田のファインプレイなどで盛り上げ今季初勝利(通算167勝目)を飾った。8回からはグラマン-岡本篤と継投してロッテの反撃を断った。特に、8回途中から登板した岡本篤は強い気持ちで得意のチェンジアップをこれでもかと投げセーブを挙げた。
シコースキーが右ひじ痛で登録抹消中なので、今後も、今日の様に相手打線との相性を考慮しながらの継投となりそうだ。
一方のロッテ打線は1,2番が全打席凡退で得意の機動力を封じ込められては勝ち目は無かった。

【ナベQ監督のコメント】


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