朝のひかり

朝の光も金色で、すっかり秋です。
金色の毛皮がとても映えるのはこのひと。

金時「ふわぁ～。最近眠りが深いわ」


ぐいーん、とのび。


金時「開けへんのか？」


ダメです。

金時「つまらん…」


そのころ、女子は。

つくし「もう起きるのぉ？お休みなんでしょ」

外の子

おおーい。

「うわ、おっかねー」
すたこら。


「でも、なんかくれる？」

安全圏で様子を見てる。
ごめんね、なんも持ってないんだよ。

外の子はこれくらいが限度。
もちろん、それが正しい。
（残念ながらみんなが猫に優しいとは限らない）

だから。

金時「おっ、いってらっしゃい」

家の子の、この近しさが嬉しく、かけがえがない。

今年の冬は寒くなるとか。
外の子がなるべくひもじく辛い思いをしなければいいと無責任にも思う。

欲目

つくし「ねえーん」

おっ、かわいいな。
そこでストップ！




一応別カットです。
コワイと言われる方も…てこのくだり前にもやりましたね。
誰がなんと言おうとかわいいんです。
ちょっと電灯の具合で瞳がね…猫はそうですよね。

こっちはどうだ！
つくし「今日は写真ばっかなのね」

黒目がち美少女に撮れました。


うん、文句なしにかわいい。
赤い首輪も似合ってるね。

つくえのうえ

金時「なんかおもろいモンないか」

ごちゃごちゃの机のうえから、チョイチョイして落とすものを探してる。

こら、降りなさい。一応食卓ですよ。
金時「ここ尻気持ちええねんもん」


確かに合板のフローリングと違って、机は無垢だもんね。
分かるけどさ。

あ、聞いてない。

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最近の金時のお気に入りは、洗濯かご（に破れたクッションやら擦り切れたシーツやら詰め込んだもの）。

金時「すぴー。ぷひー」


この前のお休みは、このかごとご飯場所の往復でした。


金時「ぷすうー。ぷくふぅー」
いびき。


しかし数時間後、至福の眠りは破られるのでした。
つくし「なかなかいいわよ」
金時「……」


つくし「一緒だとあったかいわね。ねっ、おにいちゃん」
金時「…（俺は認めてへん）」


またしても妹のじゃまが。
気の毒なので、夕方、少しだけシーバをサービスしました。