子どもの頃、夏休みの宿題を先にやるタイプだったか、それともギリギリでやるタイプだったか・・?
―誰しも1度ならず、そんな話題が大人になってから、会話にのぼった覚えがあるだろう。
毎年、3月15日が確定申告の締め切りなのだが、いつもこの時期になると、
「オレって、昔から変わってねーなー・・」
・・と思わされる。
そーゆー自分に余裕がない時は、なかなか、他人のコトまで意識が回らない。
それがテレビから流れるニュースとなると、なおのコトだったりする・・。
悲惨な事件を聞けば、「またかー・・」・・と陰鬱につぶやいたりするはするが、正直、それ以上の何かが出来るワケではない。
エジプトやリビアでは、えらいコトになってたりするが、だからといってカダフィを退陣させる力もない。
この冬の大雪や地震、火山の噴火など、日本のみならず、世界中いたるトコロで起っているが、まして天災など、いかんともしがたい・・。
1人の力の無力さを、イヤとゆーほど痛感させられる。
それでも民主化を叫ぶ人たちや、必死の救助活動を続ける人たち、雪かきにボランティアで参加した学生などを見ていると、1人1人の力が、どれだけ大切か・・とゆーコトもまた感じさせられる。
「自分のコト」、「他人のコト」―そうやって分けてしまう心・・。
そんなせまい心が、自分を世界から孤立させてしまう。
自分に余裕がない時なら、なおさらだ。
他人の痛みを自分の痛みとして感じられる心こそ、世界を1つにしてくれるのだろう。
まずは自分の身の回りから、自分に出来るコトから・・。
何も出来ない・・と、暗い顔をしてるより、笑顔で。
それが唯一、自分に出来るコトだとしても、その笑顔に救われる人も、いるかもしれないのだから・・。
一見、ただ暖かそうに日なたぼっこしてるだけのブサイクな近所のノラも、見かけるたびに、思わず、こっちも笑っちゃうよーに、ね・・。
楽しみにしていますよ~。
いつもキントさんに感謝です。