THE KING OF TURF PAPER OWNER GRAND PRIX

山ちゃんと12人の愉快なPOG仲間!

1997年はパフィーがデビューした年!

2009-09-30 01:35:42 | Weblog
THE KING OF TURF PAPER OWNER GRAND PRIX 1997
96年8月3日~97年7月6日 参加12馬主(10頭持ち/牡牝各5頭+リザーブ馬)

因みに1996年から97年とは・・・堺市でO157集団食中毒、アトランタオリンピック開催、渥美清死去、ドジャースの野茂がノーヒットノーラン達成、清原巨人入団、SPEED・globe・ポケットビスケッツ・GRAY・イエモン・ウルフルズがブレイク、ペルーの日本大使館公邸占拠事件発生、ジョンベネちゃん事件、コギャルブームとアムラー、松田聖子と神田正樹が結婚、酒鬼薔薇事件、フジTVがお台場へ引越、円山町のアパートで東電のエリート女性職員が変死、広末涼子・松たか子が歌手デビュー、ペルーの日本大使館公邸占拠事件解決、香港がイギリスから返還、ポケットモンスター放映開始、華原朋美・Every Little Thing・T.M.Revolution・河村隆一ブレイク。

大成功となった第1回POGレースを受けて、当然の如く2年目に突入したゲームは“THE KING OF TURF PAPER OWNER GRAND PRIX(略してキンタポ)”と命名され、新たに早船馬主、佐井馬主、遠山馬主を加え総勢12名(権田弟馬主は卒業が危ぶまれていた為、学業に専念)でスタートをすることになりました。レースの勝敗もポイント制ではなくPOGでは一般的な“獲得賞金制”になり、特別手当として“G1出走手当”“登録抹消手当(現在の未出走手当)”“最多出走手当”を採用。また、前年の新海馬主があまりに酷い成績だったことを考慮して、何らかの救済案は無いかという慈愛に満ちた会員の声から“リザーブ馬制度”という世にもヘンテコな弱者馬主救済制度が設けられたのでした。この年も前年と同じく牡牝5頭ずつの10頭持ちだったのですが、5番目の指名馬を選んだ後にもう1頭を選び、その馬をリザーブ馬としてキープ出来るという制度でした。リザーブ馬の役目は正指名馬が何らかの形でコけた場合にチェンジする為の馬なのですが、今から考えると良くワカラン制度でした。何故なら、リザーブ馬が正指名馬より先にコけてる場合もあるワケですから!・・・まぁ、この考え方が後のリリーフ・ドラフト制度に繋がるんですから、無駄ではありませんでしたけどね。

さて、肝心のキンタポレース。最初の勝ち馬は権姉馬主のスルーオーグリーンでしたが、真っ先に馬群を抜け出したのは加藤馬主でした。加藤馬主はその後の方向性(ラフィアンの広告塔)を決定的にしたマイネルマックスを擁して朝日杯をGETしTOPへ、続いたのはドラフト直後には最下位候補と言われていた(まぁ、オイラが言ってただけですが・・・)早船馬主。ライアンの初産駒・メジロドーベルが阪神3歳牝馬を制し差の無い2番手へ進出、そして、暮れまでに6頭が勝ち上がっていた大友馬主が3番手で前半戦を折り返しました。この年は、ドラフト指名馬の質でスター候補が相次いだ前年と比べ劣っていたのは明らかでした。それは、キンタポ会の多くが今後の日本競馬を引っ張っていくと思われていたサンデー&トニーばかりを指名したにも関わらず、活躍していたのがブライアンズタイム、メジロライアンの非社台系・アンアンコンビということで、まさに想定外の出来事だったワケです。

因みに当時のキンタポ・マンスリー(10月10日号)の見出しは

タヤスマッキンリー 惨敗!
バーボンカントリー 無残!
~山下馬主、高石馬主のドラフト1位指名馬がそろって沈没~

でした(苦笑)。また、この年から高石馬主が作成し始めた“ドラフト指名馬リスト”は年を重ねる毎に立派になり、それを見た山下馬主が「これ、売れるぞ!」と言った直後に『MAX愛馬会』のサイトが有料になったなんてコトもありました。

11月第4週終了時点順位
 1位 加藤馬主 8158
 2位 大友馬主 5059
 3位 遠山馬主 3969
 4位 早船馬主 3438
 5位 佐井馬主 3329
 6位 高石馬主 2280
 7位 権田馬主 2160
 8位 菊地馬主  980
9位 新海馬主  760
10位 中門馬主  686
11位 山下馬主  590
12位 三田馬主    0

先にも書きましたが、この後に行なわれた3歳牝馬G1『阪神3歳牝馬』でメジロドーベルが優勝し、その次の週では同じく3歳G1の『朝日杯』をマイネルマックスが勝ちあがったワケです。

さて、年が明けていよいよクラシックシーズンへ突入。まずはチューリップ賞で早船馬主の2歳牝馬チャンピオン・メジロドーベルと年明けのクイーンカップを快勝してきた高石馬主のオレンジピールが激突。結果は騎手の差(ドーベル・吉田豊、オレンジ・河内)もありオレンジピールが圧勝。弥生賞には遅れてきたSSの大物、山下馬主のサイレンススズカが出走してきたのですが、ゲートをくぐって惨敗。翌週のスプリングステークスには2歳牡馬チャンピオンのマイネルマックスが登場する予定だったのですが熱発で回避(その後の皐月賞も回避決定)、結果は、格下の田舎者と思われていたビッグサンデー(早船馬主)が不良馬場をものともせず勝ち、天は早船馬主を見捨てていなかった!という感じでキンタポレースのTOPへ。スプリングステークスの前日に行なわれた桜花賞最終予選、東のフラワーカップと西のアネモネステークにはヒシナイル(大友)、ブラックタイキス(三田)、エアリバティー(高石)、ホーネットピアス(三田)、アグネスミネルバ(権田姉)、タガノラピス(加藤)、ニシノテンモン(佐井)、リュパンドール(山下)とキンタポ軍は大挙出走したのですが、いいところ無く討ち死に!桜花賞は4歳牝特をぶっちぎったキョウエイマーチが大本命。対抗に早船・ドーベル、本命不在の皐月賞はメジロブライトが1番人気になりそうな勢いでクラシックに突入したのでした。

この年の桜花賞は土砂降りの雨に見舞われ最悪のコンディション。そんな中、キョウエイマーチが大外から一気に逃げ切り圧勝。早船ドーベルが追いこんで2着、三田ピアスが3着、高石オレンジは力負けの5着。翌週の皐月賞は好天に恵まれたのですが、馬場コンディションは劣悪。ブライアンズ・クインテットと呼ばれた中から順調に来ていたサニーブライアンが1着。2着に大友シルクライトニングが入って一躍TOPへ。そんな中、三田オースミサンデーが予後不良に・・・。

4月23日時点での順位(当時の毒舌も・・・皆様、ゴメンナサイm(_ _)m)
 1位 大友馬主 24118 弱い馬を能力以上に働かせる名オーナー
 2位 早船馬主 21257 ドーベルの男妾オーナー
 3位 高石馬主 18015 強いんだか弱いんだかアホなんだか分からないオーナー
 4位 加藤馬主 16347 ピンキリオーナー
 5位 三田馬主  8360 いつのまにやら有力馬、素人は怖いぜオーナー
 6位 遠山馬主  8068 サンデーこけたら皆こけたオーナー
 7位 佐井馬主  7708 1勝馬コレクターオーナー
 8位 権姉馬主  7200 アグネスミネルバと心中オーナー
 9位 山下馬主  4115 虫の息でフンばる競馬愚連隊会長オーナー
10位 新海馬主  2889 見舞金でほそぼそ暮らすオーナー
11位 中門馬主  2286 記録的大敗を目指している駄洒落オーナー
12位 菊地馬主  2199 既に来年にかけるオーナー

そしてオークス!1番人気の桜花賞馬・キョウエイマーチは11着惨敗。2番人気にあまんじた早船ドーベルが力の違いを見せつけて圧勝!高石オレンジはまたまた5着。翌週のダービーでは前年に引き続き皐月賞2着をGETした大友馬主のキンタポ初優勝がかかりましたが、頼みの綱のシルクライトニングが出走直前に除外。その夢は絶たれたのでした。鞍を手にトボトボと馬場を去る安田の背中が小さく見えたのはオイラだけでは無かったでしょう。ダービーは「1番人気はいらない!1着が欲しい!」と言った大西・サニーブライアンが大外枠から逃げ切って二冠に輝いたのでした。直線追い込んだ藤田・シルクジャスティスが2着。1番人気の松永・メジロブライトが3着。キンタポ会の馬は山下・サイレンススズカの9着が最高位というテイタラクでした。だけんどもしかし!実のところ大友馬主がリザーブ馬のシルクライトニングと入れ替えて捨てたランニングゲイルが5着だったんですね。というワケで、97年の優勝馬主は初参戦でメジロドーベルの活躍によってオークスを制した早船馬主でした。最下位候補だったのにねぇ・・・恐れ入りました!競馬ってわかんねぇ~(/・_・\)

1997年キンタポ最終結果
+1位 早船馬主 31207 メジロドーベル ビッグサンデー
+2位 高石馬主 25265 オレンジピール バーボンカントリー
+3位 大友馬主 25163 スカーレットメール シルクライトニング ヒシナイル
+4位 加藤馬主 17387 マイネルマックス
 5位 山下馬主 13430 エアウイングス サイレンススズカ
 6位 遠山馬主 11463 グレースアドマイヤ
 7位 佐井馬主 10057 スターマイサドル
 8位 三田馬主  9900 オースミサンデー ホーネットピアス
 9位 権姉馬主  9019 スルーオーグリーン
10位 菊地馬主  6869
11位 中門馬主  5251
12位 新海馬主  3679

総獲得賞金は168690万円。前年より指名馬が20頭も多く、ルールも緩くなったにも関わらず3億も獲得賞金が減少。低調なシーズンと言わざるをえませんですね。因みにこの年に指名された牝馬の中からは遠山馬主のグレースアドマイヤがリンカーン、ヴィクトリーの母親として、三田馬主のカーリーパッションがフラムドパシオンの母親として活躍しています。

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1 コメント

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そういば・・・ (病気の老牛)
2009-10-01 11:58:21
いやぁ、懐かしいですね。
そうなんですよ・・・
ランニングゲイルをシルクライトニングに
入れ替えたんですよね。
ランニングゲイルは新馬から4戦、
5着がやっと(ちなににこのときは新馬を2回使ってました)
取り替えた後、武豊に乗り代わり3戦2勝!
朝日杯4着、弥生賞まで勝っているんですよね!
(ちなみにこの弥生賞でサイレンススズカがゲートで大暴れ外枠発走)
しかし稼ぎ頭はシルク・・・
さらにこの年からシルクの会員になってしまいました。
確かに前年度に比べるとマイナーなお馬さんで
頑張っていた年でしたねぇ・・・。

私は覚えてないんですが、
下位でどーベルを早船馬主とジャンケンとかしたらしいです。
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