東池袋大勝軒という人気のラーメン屋(つけめん屋)があります。
ボクも詳しくは知りませんが、ラーメンをもりそば風に食べる、いわゆる「つけめん」スタイルの元祖とのこと。
(間違ってたらすみません。詳しくはラーメンが好きな方のblog等でご確認ください。この後の内容についても同様です。)
長い間営業していましたが、店舗のある場所の再開発事業やご高齢となった店主の体力の問題等で、ついに今月末で閉店となるそうです。
ボクは昨年のある土曜日に一度行ってみて、そのときは40分くらい並んだような記憶がありますが、閉店間際の今はタイミングによっては5時間待ち!なんて話です。
つけめん(確か「特製もりそば」という名前だったかな?)を食べたのですが、確かに美味しかったです。
量は多いなぁ、少なめのメニューも欲しいなぁ、という感じでしたが。
閉店ということでもう一度行って食べたいのですが、残念ながら忙しくてちょっと行けそうにないかな…。
実はボクはつけめんを食べたのはこのときが初めてなのでした。
それまではどうしてもイメージが湧かなかったいうか、つけめんという食べ方が本当に美味しいのか?という感じなのでした。
ここでつけめんを食べたことがきっかけで、その後もいくつかのお店でつけめんを食べたりしましたが、「あっ、大勝軒系の味だ!」なんて思うことも結構あります。
それだけ、多くのラーメン店に影響を与えたということでしょう。
今でこそ市民権を得たと言っていいこのつけめんという食べ方も、ひょっとしたら最初は「こんな食べ方受け入れられるわけがない。それよりもラーメンをもっと美味しくする努力をするべきだ。」みたいなことを言われたりしたかもしれません。
それを跳ね返すには精神的に大きなパワーが必要だった思います。
そういう否定的な圧力を跳ね返すだけの強さ、また今でこそこのつけめんスタイルは成功しましたが、もし失敗したら責任をとらなければならない、このままラーメンをやっていれば少なくともそういうことはない、そういうリスクを取れるだけの強さ、そういったものがこの店主にはあったのでしょう。
今あるものをより良いものに進化させたり、また何か新しいものを生み出せるのはこういう人なんだろうなぁ。
このテの話は、ラーメンに限った話ではないと思いますが。
会社なんかでもありそうな話だったりして。
ボクなんかも曲を書いている中で、今ある音楽を少しはより良いものにできているのだろうか、また新しい音楽を生み出しているだろうか。
今までこういう、いわゆる売れ線のようなサウンドがあって、また今の流行りのサウンドもあって、一方で新しい洋楽なんかを聴いたりもして、とりあえずこういうサウンドをやっておけば間違いない、というような保守的な発想が働いてはいないだろうか。
特に、売れているミュージシャンで今さら売れなくても印税や過去の稼ぎだけで生活できるような人や、またどんな曲を書いたって名前だけで売れてしまうような人ならともかく、ボクらのような駆け出しのミュージシャンはとりあえず売れなきゃならないわけで、そうなるとなおさら新しいものってやり辛いわけです。
また今は音楽業界も収益的に厳しいので、新しいサウンドを提案するなんて余裕は今のレコード会社には無いかもしれません。
とりあえず今売れそうなアーティストを今売れそうなサウンドで売り出して、飽きられたらそのアーティストは切ってまた別の似たようなアーティストを同じような方法でデビューさせて…。
そうすることで音楽が消耗品化して、新しい、進化した音楽が出てこない中で音楽業界そのものが発展していかず市場が弱体化して、結局は売るという目的すら達成できなくなっている。
今、音楽が売れない、というのは、実はそんなことが原因かもしれません。
もっとも音楽を始めた頃は、新しいとかどうとか考えることもなく、単純に自分の中から出てきた自分のやりたい音楽をやっている、どんなミュージシャンもそんな感じだと思います。
それが、売れるということを考えたときにさっき書いたような考えが頭の中をよぎる。
もちろん趣味でやってるわけじゃないんだから売れなきゃならないわけで、そういう考えを持つことは間違ってはいないんだけど、一方で音楽を進化させていくためには売れるかどうかわからなくても新しいサウンドも追求していく必要もあるかもしれない。
また当然自分のやりたい音楽っていうのもある。
そのあたりのバランスが難しいところです。
さて、話をつけめんに戻しますが、このつけめんを考えた店主は、そのときどんな気持ちだったのでしょう。
売れる売れないとか全く考えないで、つけめんは美味いんだ!という信念だったか。
それとも、これだけ美味いんだから絶対売れる!という確信だったか。
または、売れるとか美味いとかじゃなくて、俺はつけめんをやりたいんだ!というラーメンアーティスト!?としての欲望だったか…。
この話、思ったより長くなっちゃった。
続きやろうかな…!?
結論として、Kintaの音楽はそんなものを超越した最高にGREATな音楽ということです!?
というわけで、KintaのライヴへGO!
詳しくは1つ前のblogにて!
ボクも詳しくは知りませんが、ラーメンをもりそば風に食べる、いわゆる「つけめん」スタイルの元祖とのこと。
(間違ってたらすみません。詳しくはラーメンが好きな方のblog等でご確認ください。この後の内容についても同様です。)
長い間営業していましたが、店舗のある場所の再開発事業やご高齢となった店主の体力の問題等で、ついに今月末で閉店となるそうです。
ボクは昨年のある土曜日に一度行ってみて、そのときは40分くらい並んだような記憶がありますが、閉店間際の今はタイミングによっては5時間待ち!なんて話です。
つけめん(確か「特製もりそば」という名前だったかな?)を食べたのですが、確かに美味しかったです。
量は多いなぁ、少なめのメニューも欲しいなぁ、という感じでしたが。
閉店ということでもう一度行って食べたいのですが、残念ながら忙しくてちょっと行けそうにないかな…。
実はボクはつけめんを食べたのはこのときが初めてなのでした。
それまではどうしてもイメージが湧かなかったいうか、つけめんという食べ方が本当に美味しいのか?という感じなのでした。
ここでつけめんを食べたことがきっかけで、その後もいくつかのお店でつけめんを食べたりしましたが、「あっ、大勝軒系の味だ!」なんて思うことも結構あります。
それだけ、多くのラーメン店に影響を与えたということでしょう。
今でこそ市民権を得たと言っていいこのつけめんという食べ方も、ひょっとしたら最初は「こんな食べ方受け入れられるわけがない。それよりもラーメンをもっと美味しくする努力をするべきだ。」みたいなことを言われたりしたかもしれません。
それを跳ね返すには精神的に大きなパワーが必要だった思います。
そういう否定的な圧力を跳ね返すだけの強さ、また今でこそこのつけめんスタイルは成功しましたが、もし失敗したら責任をとらなければならない、このままラーメンをやっていれば少なくともそういうことはない、そういうリスクを取れるだけの強さ、そういったものがこの店主にはあったのでしょう。
今あるものをより良いものに進化させたり、また何か新しいものを生み出せるのはこういう人なんだろうなぁ。
このテの話は、ラーメンに限った話ではないと思いますが。
会社なんかでもありそうな話だったりして。
ボクなんかも曲を書いている中で、今ある音楽を少しはより良いものにできているのだろうか、また新しい音楽を生み出しているだろうか。
今までこういう、いわゆる売れ線のようなサウンドがあって、また今の流行りのサウンドもあって、一方で新しい洋楽なんかを聴いたりもして、とりあえずこういうサウンドをやっておけば間違いない、というような保守的な発想が働いてはいないだろうか。
特に、売れているミュージシャンで今さら売れなくても印税や過去の稼ぎだけで生活できるような人や、またどんな曲を書いたって名前だけで売れてしまうような人ならともかく、ボクらのような駆け出しのミュージシャンはとりあえず売れなきゃならないわけで、そうなるとなおさら新しいものってやり辛いわけです。
また今は音楽業界も収益的に厳しいので、新しいサウンドを提案するなんて余裕は今のレコード会社には無いかもしれません。
とりあえず今売れそうなアーティストを今売れそうなサウンドで売り出して、飽きられたらそのアーティストは切ってまた別の似たようなアーティストを同じような方法でデビューさせて…。
そうすることで音楽が消耗品化して、新しい、進化した音楽が出てこない中で音楽業界そのものが発展していかず市場が弱体化して、結局は売るという目的すら達成できなくなっている。
今、音楽が売れない、というのは、実はそんなことが原因かもしれません。
もっとも音楽を始めた頃は、新しいとかどうとか考えることもなく、単純に自分の中から出てきた自分のやりたい音楽をやっている、どんなミュージシャンもそんな感じだと思います。
それが、売れるということを考えたときにさっき書いたような考えが頭の中をよぎる。
もちろん趣味でやってるわけじゃないんだから売れなきゃならないわけで、そういう考えを持つことは間違ってはいないんだけど、一方で音楽を進化させていくためには売れるかどうかわからなくても新しいサウンドも追求していく必要もあるかもしれない。
また当然自分のやりたい音楽っていうのもある。
そのあたりのバランスが難しいところです。
さて、話をつけめんに戻しますが、このつけめんを考えた店主は、そのときどんな気持ちだったのでしょう。
売れる売れないとか全く考えないで、つけめんは美味いんだ!という信念だったか。
それとも、これだけ美味いんだから絶対売れる!という確信だったか。
または、売れるとか美味いとかじゃなくて、俺はつけめんをやりたいんだ!というラーメンアーティスト!?としての欲望だったか…。
この話、思ったより長くなっちゃった。
続きやろうかな…!?
結論として、Kintaの音楽はそんなものを超越した最高にGREATな音楽ということです!?
というわけで、KintaのライヴへGO!
詳しくは1つ前のblogにて!
『つけめん』も考え方によってはここまで深くなるんですね(O_O)
どんな話題も哲学的に、ですか…。
さすがにそれは…、できるかも!?
とりあえず、お褒めいただいているということでいいんですよね!?
ボク自身、ちょっとひねくれているのかもしれませんね。
『つけめん』だって、単純に美味しければそれでいいのに、いろいろ考えちゃったりして…。
とにかく、これからも深く、面白いblogを書いていきたいと思いますので、引き続きご愛読のほどよろしくお願いします。
あと、ボクは物書きが本業じゃないので、CD『ジャングル・ポケット』もぜひ聴いてみてください!