金星太郎日記

教室は宇宙船 どこへだって行ける けやきのこずえに続く青空… 谷川俊太郎の詩より 

常会総会・懇親会2012

2012年02月27日 21時33分00秒 | Weblog


今年も地区の隣組組織である「常会」の定期総会・懇親会が行われた。
我が15常会は80世帯で成り立っているが、年度最後に公民館で定期総会と親睦会を開催している。
今年度を振り返って常会長のK氏は開会のあいさつで語った。

「今年度は東日本大震災が起こり、災害時の隣組組織の重要性が身にしみて感じられる年であった・・・。」
常会長は持ち回りで転入の順番で務めることになっている。
ここ数年は転入者の年齢が若く、40~50代の常会長が続いている。転入してきた者と昔から長く住んでいる者とが、どのように地域で関わっていったらよいのか。難しい課題でもある。

区長からは、消防署の設置・社会体育館の建設・道路や公園の整備などについて、説明があった。
副区長からは区費の納入が100%でありがたいという感謝の言葉があり、環境美化推進会長からは地区のごみの収集におけるトラブルと改善への要請があった。
5年前に常会長をやらせていただいた時の苦労が蘇って来た。区費や様々な会費の集金、ゴミステーション管理の大変さを思い出した。

懇親会ではご近所の皆様との世間話で盛り上がった。
「朝早くお仕事にお出かけのようで、ご苦労様ですね。」
「今年は豪雪でたいへんです・・。」
「先日は自家用車のスモールランプの消し忘れを教えていただき、ありがとうございました。」
「お互い様ですから・・・。」
「ご主人様はゴルフをやっておられるのですか?」
「最近は釣りに夢中でして・・。」

元区長のHさんとの話の中で、年齢の話題になり・・・、

「辰年生まれの還暦です。」と打ち明けると、さっそく長寿クラブの世話係のMさんがやってきて、
「会員を募集しているので、是非入会してください。」
「前期高齢者(?)の仲間入りですか?!」
「神社の奉仕清掃や旅行、懇親会などがあるので、ご参加ください。」
という訳で、熱心な勧誘に負けて加入することになった。
どんな人々が集まっているのか、楽しみでもある。

常会長のKさん宅は我が家の真向かいなので、よく顔を合わせて立ち話もする。長男ご夫婦に誕生した男の子が可愛い盛りで、微笑ましいかぎりである。Kさんは息子さんに次期班長の役を譲り、ご勇退。世代交代がうまくいっていてうらやましい。

最後は某テレビ局の番組で話題になったように・・・、長野県民らしく宴会のシメは「万歳三唱」である。

現代は社会全体で人間関係が希薄になり、それにともなって痛ましい事件も起こっている。地域の住民同士が直接会って話をする機会が減っているのもその原因でもある。
地区の役員を務めたり地区の会議や懇親会に参加したり・・・、こうした機会がとても大切だと感じている。

2012/02/28