父 綴ります。
保育園から帰る途中の孫娘が乗っってる長女の車を、道路脇のスーパーの駐車場で発見!。
(丁度、信号待ちのタイミングで、偶然見やった左先に見覚えのある’フィット’。)
左折信号を出して、駐車場に乗り入れて会うことができたんです。
(午後5時の保育園のお迎えの時間を頭に描きながら、神社経由で家を出発してました。
少しでも、手間と省エネに繋げようと、常日頃考えながら生活してる私。
お茶の配達に出た長女との’携帯電話’が繋がらないままだったので。)
でも、ここでもとてもラッキーなことがありました。
(私が車を止めた隣に、買い物を終えたばかりの’私の同級生の嫁さん’が!。)
『あら~、久しぶりですねぇ!』っていいながら、短い会話を交わしました。
「’ハッパ歳’の記念として、氏神さんに奉納品の段取りを、今しようっているところだわね。」
「そういえば、あなたも今年はうちの家内と一緒の生まれ年だから’還暦’でしょう。」って私が。
・・・昔、同級生のK君と彼女、白鳥会館’での結婚式の、司会を仰せつかった私です。・・
『へぇ~、そんなことをされるんですねぇ。』
『家に帰ってから、内でも話してみますよ。』
そんな偶然のやり取りがあった後、
『私も一緒に、ジイちゃんと行きたぁい!』という孫娘と一緒に出発しました。
「夕焼けみたいで、綺麗だねぇ」
『うん、雲さんも赤くってきれいだねぇ』って、車内で会話をしながら、、、、、。
駅前を通過して、宍道湖方面に真っ直ぐ!。
灘町にある”長谷川染物店”さんは、とても解り易い道路脇にありました。
(本当のところは、’住宅地図’でのチェックを忘れたまま出掛けてまして不安でしたが・・)
事前に電話を入れてたこともあって、
「この度は、お世話になります。」
『はい、お待ちしてました。』
「早速ですが、これがうちの氏神さまの’旗’です。」
『大井町さんには、’ホーランエンヤ’の幟などを作らせて戴いたりで、ご縁があります。』
そんなスムースな会話を”長谷川染物店”の当主さんと交わして、、、。
ほどなくして、奥さんが 『お茶をどうぞ ( *´∇`)_~~。』
出された”蓋付湯のみ”に、一瞬の緊張感!。
でも、置かれた’歴史を醸す「上がり框地」の木目’に、何故かホッツって和みを感じ・・。
孫娘にも、『お名前は?幾つですか?何処の保育園ですか?』って話しかけて下さって。
孫娘も、「野津ゆまです。4歳です。たまち保育園です。」って恥ずかしそうながらも応えて。
『どうぞ、お菓子やミカンをお上がりくださいo(^▽^)o』って、お茶請けを勧められ。
上手に両手を添えて、’緑色鮮やかな『深蒸し茶』をいただけました。 はなまる〇
『この紫地の種類の中で、どれが宜しいでしょうか?お選び下さいませ!。』
ご主人が、15cm角ほどの布地見本を目の前に並べられました。
( 内心、えぇ~そこまでの選択肢を求められるって思って出かけてましぇ~ん。
氏子社中の皆さぁ~ん。 どないしまひょか?。プップレッシャーですぅ。)
『こんな色の布地は如何でしょうか?。』
「持ってあがりました”社旗”と同じ色合いで・・・。」
「でも、拝殿が木立に囲まれて少し暗いので、少し明るい感じのが良いかもしれません。」
「濃い目の、紺色に近い紫地も、モッタイがあって良さそうですねぇ・・・。」
『色相いもですけど、生地の風合いも其々が違ってます。』
・・・一気に脳内に、ドーパミンを放出しながら逡巡・・・。 Σ(TωT)あ--あ--
結局、「最初にご提案頂いたのでお願いします!。」
(その道のプロが、直感で選択してくださった“紫色生地”でお任せ~。)
『承知いたしました!。』
早速、持って上がった”社旗”に定規を当てて、製作メモに几帳面に寸法を書き入れ。
「仕上がるまでに、一ヶ月チョッと掛かるっておっしゃってましたけど、
寒い時期にお願いをしてしまって申し訳ありません。」
『これが仕事ですから!。』
『でも今、正月休みで癒えてますけど、仕事にサバッタら直ぐに指が’あかぎれだらけ’になりますよ!。』
両手を差し出して見せてくださったご主人。
(あぁ!、プロの厳しさ。 ’匠の技’を発揮する手だぁ!)
つい、 「今日日は、色んな手袋があるんじゃないかって思ったりするんですけど。」
直ぐさま、 『 いやぁ!、本当の仕事をする為には、素手ですよ!。』
その言葉と共に、傍らの奥さんの慈しむような眼差しを観て、息を呑み込みました。
あぁ!。 (;´Д`)スバラッシィ・・・・・ ( ;∀;) カンドーシタ・・・・・
お土産に、食べられなかったミカンと、チョコレートクッキーを頂いた孫娘と共に、
日の暮れかかった’松江の街’のグレー色の中を、帰路につきました。
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