松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

認定農業者会の視察② さすがだァ!

2012年02月16日 21時32分32秒 | Weblog

父 綴ります。

10時過ぎ、善通寺市にある ”四国農業研究センター”に到着。

2階の部屋で、研究センターの概要や、様々な研究プロジェクトを映像で説明を受けました。

 

机を前に椅子に座った状態での30分近く、、。 

学生時代そのまま再現したような風景が、、、。

半分以上の人が、渡された資料を広げて見入ってるようだけど、、。

眼をつぶって首をうなだれ状態・・・。 両手で資料パンフを掴んでいるもやはり眼は閉じたまま・・・。

確ゆう私も、腕組みをして頷き状態のまま静止・・・。( ´_ゝ`)(´

 

でも、流石です。

1階に降りて、映像説明があった 『日射制御型 拍動自動潅水装置』 を目にした時、

誰もが目を見張って、説明を聴き、あれこれと質問をしました。

 

太陽光を利用した小型ソーラーパネルを採用して電源とし、

簡単な制御装置を使って、小さな電磁ポンプで、貯水タンクにゆっくりと水を給水。 

棒状のボールタップ弁でタンク内の水位を満水位停止・低水位始動するシステム。

(まるで人の心臓が脈打つように)・・

 

おまけに、地球の引力エネルギーに任せた自然流下で送水。

点滴チューブに工夫が施されているというものの、液肥潅水も可能!。

 

施設資材もホームセンターや、インターネット通販で手に入れることが出来るものがほとんどで、

給水部のろ過フィルターも、市販のフェルト状ポリ不燃紙でオッケイ!。

メーカー売りの溶液潅水装置に比べて、5分の一~十分の一のコストで組み立てられるとか、、、。

(10㌃当たり8万円くらいだとか)

 

年間降水量の少ない香川農試ならではの発想であり、

柑橘や園芸作物栽培で、すでに700町歩ほどの農地で利用中とか。

 

15日の 「 NHK香川 」の朝の天気予報に、鮫島ダムの水量値が出てた、、、。

15日付の 「日本農業新聞」に、観音寺の園芸組合が皆んなで取り組むという記事、、、。

 

現場に即した対応というのは、いつでも大事ですね。!

 


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