父 綴ります。
津波発生から6日が経った。
さらに、原発からの放射能被害も、、、。
一瞬にして命を奪われるを、運命とされた人。
最愛の伴侶を、子を、親を、兄弟を亡くすを受け入れざるを得ない人。
これからの生活拠点を、生活の糧を、健康のことを考えて途方にくれる人。
いくら 「世は、常ならぬもの」と受け入れるも、
「負けずに、頑張って!」とも言えない、、、。
例えば、農業者の場合、
丹精込めた田畑が、、、。
農機具が、農舎が、、、、。
再開する種代が、肥料代が、、、。
出荷の方策が、、、。
そして何より、共に働く家族や、地域の仲間の気持ちが、、、。
職業を変えるといっても、年齢とか、技術資格が、、、。
少し考えて見るだけでも、頭が混乱して途方にくれてしまうでしょう。
身体を動かしながら、想い廻らすのならまだしも、
避難先で、ただただじっと、時を待ち続ける身ならば、、、。
さらには、農業収入だけで家族を養い、子供達を大学まで上げることの
予測が成り立たない、この頃の農業を取り巻く状況なのだから、、、。