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震災後二ヶ月の石巻

2011年05月12日 | 宿の話題・主人の旅記録

松島の翌日、東日本大震災の最大被災地である石巻市を訪れました。

今回、復旧ボランティア活動をするわけでもない自分が被災地を見るのは幾分ためらいもありました。
また、県内の多くの方から、ショックを受けるので、見ない方が良いかもしれないとも言われました。

しかし自分の住んでいる環境も海岸であり、大洗は海辺の町ですので、将来を見据えて
東日本大震災の被災現場から何か学びとるものがあればと思い、行くことにしました。



沿岸からやや離れた石巻街道の様子です。
ここも津波を被っていた様子で、休業しているお店もありましたが、
元気に営業されている商店の姿をあちこちで見ることができました。

時々、ボランティアの方々の集団も歩いておりました。
まちのあちこちに「がんばろう!石巻」の言葉が掲げられていました。




昼食のために立ち寄ったコンビニエンスストア。開店のお知らせが貼ってありました。
こちらのコンビニには飲食スペースがありますが、満席でしたので車の中で食事をしました。


復旧復興にかける強い思いがひしひしと伝わってきます。


コンビニの店内もいたって通常時と変わらず、品揃えも申し分なかったです。


被害の大きい沿岸部、石巻市門脇町の様子です。












現場で出会ったご年配の住民の方に伺いました。
門脇町はどこから手をつけたらいいのか分からないほど被災状況が大変厳しく、この風景を見ての通り、震災直後から今日まで復旧活動はほとんど進んでいないとのことです。
津波は屋根を超える想像を超えた大きさで、家ごと流され、現場の多くの住宅は建物の基礎コンクリートしか残っていません。
津波の破壊力を改めて実感しました。


復興は進んでいなくても
復興への情熱を、
強く感じる場所がありました。


門脇町の中を車で走っていると、津波に破壊された町の風景の中にひとつだけ、堂々たる存在感のある看板が立っており、思わず車を止めてしまいます。
「がんばろう!石巻」の大きな文字、鯉のぼり。


さらに、「復興するぞ!」と、頼もしく力強い言葉。



偶然、この看板や地面の文字を描いた男性とお話することができました。

この場所に住んでいたという水道工事業を営んでいるご主人で、この日は花を買ってきてプランターに植えておられました。復興はいまだに開始されていない状況ですが、いま自分にできることからはじめたいということで、この看板等をつくりはじめたそうです。
道行く人がこの看板の前で止まり、心動かされ、写真を撮っています。


皆の励みになることをしなくてはならない。
生きるからには人が頑張るしかないんです。

希望を失ってはいない、必ず復興する、そのようなお話を語って下さいました。

津波のときは、外にいて、松の木につかまって一晩をしのいだそうです。奥様は建物の2階の奥の部屋に逃げて、建物は津波の直撃を受けたのですが、幸運にもその部屋だけが被害が及ばず命が助かったそうです。




男性が掲げた鯉のぼり。
石巻の空に、力強く泳いでいます。

この場所に立つと、元気な石巻の風景が目に浮かびます。



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