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目立つあっくん、大活躍

(大代川の春の照り返し)

現在、8人と1匹の大家族の我が家で、もっとも目立っているのは、孫のあっくんである。まーくんは昼間は幼稚園に行っていていないし、えまちゃんと名付けられた赤ん坊は、ほとんど寝ていることが多く、ときどき泣いて存在を示すだけで、話題の中心にはなりにくい。ムサシは孫たちが来てからは、部屋には入れてもらえなくなり、昼間は庭の芝生の上、夜は裏の土間の部屋で、これも時々啼いて存在を知る程度である。

そんな中で、ようやくおしゃべりが出来るようになった、あっくんは、大人相手に怒とうの如くしゃべりだした。時々、吃音になるのも、思いの丈を口にするのが追いつかないのだろうと思う。

最近、あっくんの観察力には大人たちが脱帽することが多い。箸立ての中で、ネコの赤い箸がバアバの箸だという。ネコの箸とは何かと聞けば、女房が説明する。よく見ると赤い塗り箸に1センチ足らずの小さな招き猫が点々とデザインされていた。毎日のように箸を見ていながら、その猫の絵には全く気付かなかった。ジイジの箸も同じデザインの色違いである。色が黒であるが、この「黒」という言葉をあっくんはまだ知らず、ジイジのは青い箸だという。まだまだ言葉は発展途上である。

風邪気味の女房がマスクをしたら、さっそく何でしているの?と聞いてくる。大人の様子をじっと観察していて、変化があるとさっそく質問が発せられる。まったく油断も空きもあったものではない。

今までまーくんの陰で目立たなかったけれども、最近だんだんいたずら坊主ぶりを発揮し始めた。横になってテレビを見ていると、横切るあっくんが、毎回わざわざ腹の上を乗り越えていく。体重もぐんぐん増えているから、油断をしていると、ううっと酷い目にあう。まーくんは足元を迂回して行くのに、あっくんはじいじの腹の上を越すのを楽しんでいる。

一方、今までなかった人見知りも始まった。赤ん坊を見に義弟夫婦が見えたとき、逃げて行ってしまい、どこへ行ったかと探すと、ダイニングのテーブルの下に隠れていた。引っ張り出そうとしても出てこない。義弟夫婦が帰ったら、自分から出て来た。

トイレも言えるようになって、昼間はオムツパンツを濡らすことがなくなってきた。食事ももりもりと食べて、夕食のあと大人たちが食べていると、ごはんが食べたいと言ってくる。今、食べたばかりでしょうといわれ、口の悪いジイジからは、若年性健忘症か、などと言われていた。そして、頂き物のケーキに有り付いていた。
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