カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

【裏話】カトちゃんケンちゃん「曲コンバート・ミス」

2019年08月18日 | カトちゃん&ケンちゃん
PCエンジン カトちゃんケンちゃんメドレー / キノコ国本剛章BAND @神戸チキンジョージ 2019

 先日の神戸でのライブ演奏の模様です。最近お気に入りの構成で
タイトル→夜→ドリフのズンドコ節→地下→テイク・ファイブ→エンディング
という流れです。
 聞いていただくとわかるんですが、「夜」は「ドリフのズンドコ節」のベースラインをそのまま使っているのでとてもスムーズにつながります。あと「地下」はJAZZスタンダードの「テイク・ファイブ」をパクったわけではないんですけど、つなげて演奏するとなぜかとても親和性があるのでニヤニヤしながら演奏してます。このメドレー演奏中はお客様もだいたいニヤニヤしてますね。
 さてところで【裏話・コンバートミス】なんですが該当するのは「夜」ですね。 0:26から曲が始まり、0:58からBメロに展開します。このBメロの最初の2小節マツケんさんが演奏しているキーボードのパートに注目してください。しっかりメロディーを弾いていますよね。実はこの部分、実機ではメロディーが鳴ってないんです。3小節目からは鳴り始めるんですが、なぜか2小節目まではメロディーのチャンネルがミュートされたみたいになってる。
 《参考動画》
「カトちゃんケンちゃん・メドレー」/PCE BAND

https://www.youtube.com/watch?v=iG7KgbfBhYI
 ↑この動画の3:36からの演奏と比較してお聴きください。メロディー担当のなおこーんさんとマツケんさんがBメロの1〜2小節目を休んでますよね。おそらくPCエンジンで「カトちゃんケンちゃん」をプレイしていた皆さんにはこちらの演奏の方が「正しい」と思われるでしょう。 しかしキノコさんにとっては1~2小節にもメロディーが鳴っている方が「作曲した時の状態」なのです。 CD「PC園児」DECADEをお持ちの方はトラック#07を聞いてみてください。ワタシとしては32年前、このデータをハドソンに納品したはずなんですが「何かの手違いで」Bメロ1〜2小節目のメロディーがミュートされてしまった…というワケなんです。 「キノコ。おまえはできあがり状態を確認しなかったのか? 確認すれば気がついたはずだ。」おっしゃる通りです。返す言葉もございません。当時はコンバート後の音源を全く確認していませんでした。ダメ男くんですね。 このお話って、わざわざカミングアウトする必要もないんですが、こういう失敗談って一部のファンの方には喜んでもらえるかニャーと思って書いてみたワケです。 「演奏に2バージョンあるなー。どうしてかなー」と既に気づいててモヤモヤしていた方がもしいらっしゃったとしたら、これでスッキリしていただけたのではないかと思います。
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