月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

おしゃれカンゾウタケ料理

2013-06-06 20:39:41 | キノコ料理
先日のカンゾウタケのリベンジ撮影。

前回は夕方にダメ元で見に行って、やっぱり厳しかったので、今度は朝に行った。

ウン、難しい。いい被写体があったにもかかわらず、けっきょく微妙写真を大量生産。また来年だ!(って毎年言ってる)

それはそうと、今年も好物のカンゾウタケの収穫に成功したので、さっそく味わおうと思ったのだが、料理がソテーの一本槍というのはさすがに飽きてきた。もうちょっとカンゾウタケの個性を引き立てるような、超デリシャスな料理法はないものだろうか。
うーん、カンゾウタケと言えば酸味。特に若いものはイチゴにも近い爽やかな酸味を持っている。ふむ、イチゴ……ひらめいた!



カンゾウタケのシロップ煮、ちっとオシャレ風に言うならば

カンゾウタケのコンポート!

料理法は簡単、砂糖水でスライスしたカンゾウタケを煮るだけ。本来ならレモンやワインを使いたいところだけど、ここはカンゾウタケの風味を味わうため、あえて砂糖オンリーで挑んだ。あまり煮すぎると、カンゾウタケはどんどん縮んでしまうので、ほどほどのところで火を止める。おお、期待通りカンゾウタケ由来の色ととろみが出て、なんかいい感じになったぞ。

トーストにバターを塗って、冷やしたカンゾウタケをのせる。ウン、ぜんぜんオシャレじゃない(笑)

まあ見栄えのことは言うまい。肝心なのは味よ。

もぐもぐ・・・

味……うん……おいしい……バターが。

結論。食えないことはないが、わざわざ作って食うほどのもんじゃない。

しいて言うなら、少しコリコリした食感が残ってておもしろいかな。雰囲気はいいんだけど、カンゾウタケ臭さがあって、嫌いな人は嫌いだろうなあ。なにより、カンゾウタケの旨みが生かされないのはファンとしても残念。

食いきれないほど採れて困ったときに保存食用として、あるいはネタとして作るのがよろしいかと。


とりあえずねー。カンゾウタケをちょっと厚めに切って、照り焼き風にしてチーズ載せるのが美味いと思うんだボクは。卵も合いそうな気がする……カンゾウタケ撮影とともに、カンゾウタケ料理も精進の日々が続くのであった。