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カシワの葉 ・・・ 合掌

2010-01-09 10:48:18 | Weblog
最初に人を包んだ服が

  葉っぱなら

最初に食べ物をを包んだ器も

  葉っぱ ・・・ でした。


日本では

古くカシワ(柏)の葉が

  器として使われました。


カシワの葉は

  人の手に似た

しかも

  抗菌作用のある最古の食器 ・・・ でした。


端午の節句に欠かせない「柏餅」は

  餅菓子を防腐作用のあるカシワの葉で包んだ

    伝統的な中毒予防のお菓子 ・・・ です。


葉っぱのなかでも

  とくにカシワの葉が好まれたのは

その形が器に適しているばかりでなく

落葉樹でありながら

  葉は冬に枯れても落ちずに

    春の芽吹きの直前まで枝にとどまっている

  「ゆずり葉」(「無事に代をゆずるめでたい葉」)である

                       ・・・ ためです。


また

カシワの葉を2枚合わせれば

  合掌しているようにも見えます。

神社のお祈りには ・・・ 「拍手(かしわで)を打つ」

「拍手」と呼ぶのは

  子どもの手に似ているカシワの葉

 あるいは

  「ゆずり葉」からの連想で
 
    「子孫繁栄」を祈る意味が込められている

                     ・・・ ともいわれます。




  

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