Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

換気扇 吸い込みテスト用具を作る

2019-08-06 20:18:05 | 設備 水道工事
私達の給排水衛生設備工事では換気配管や換気扇の取り付けも行います
建物完成時には吸気状態の確認を行いますが、その時に使う道具を自作します





これは伸縮ポールで手旗棒と言う商品です 最長155cm まで伸びます
今回作ろうとしている道具は人に依り様々で園芸用の棒や細い竹を使っている人もいます
ただ長物(ながもの)は持ち運びや保管がし難いのでこの伸縮ポールで作ってみます






これの伸縮時は約 28cm です 特に手旗棒を選ばなくても
指し棒や魚釣りのミニロッドでも構わないと思います






商品名の通りロッドの先には旗を括り付けるリングが付いています
手元はゴム質の滑り止めが付いています 今回は商品を見ずに
通販で注文しましたが、ここまでは思いの外上出来です




最終的にはポールの先に吸気検査の為に必要な物を取り付けますが
それをやり易くする為に、この丸い頭部分に手を加えましょう




金属加工用の道具を出します これはタップ類です






3mm のタップを建てたいので 2.5mm の下穴を開けます






下穴を開ける為に使うドリルの芯出しをするポンチです






この様な球状の天辺(テッペン)にポンチを打つのは難しいです
何処が芯なのか分かりません 出来るだけ真ん中を狙います






球状の頭に 2.5mm の穴を開けました






そこにタップを建てます 3mm です






このスパイラルタップは凄く良く切れます






買い置きのステンレス3mm のボルトナットです





タップを建てた先端にボルトをねじ込みナットでネジが緩まない様にロックしました
多少ボルトが曲がっていますがそれ程正確さを必要としないのでこのまま次に進みます




これからが検査用具として大切な工作です






これは荷造りなどに使われるポリエチレンの紐ですが
白とブルーを用意しました






紐を広げると巾の広い物ですが裂いて細くします




ブルーも同様に細くし白い物と適当に混ぜています






ステンレスの針金です 0.55mm ですが買い置きが有った物を
使います








先程裂いた細紐の根元を針金で束ねます






束ねた細紐をロッド先端の 3mm ネジに取り付けます
ネジ山が脱落防止になり丁度都合が良いです




そして完成したのがこの検査用具です 白い紐にブルーを混ぜたのは
単に見栄えと視認性を良くする為で他の理由は有りません






じゃこれをどの様に使うんだ? と言う事ですがこの整備場所には
天井換気扇が有りません ヘアードライヤーを換気扇に見立てて
これで試してみましょう






ドライヤーの吸気側に検査用具を近付けてスイッチを入れると
細紐が吸い寄せられます 
この状態で換気扇が正常に作動している事が確認出来ます

新築住宅、特にマンションの竣工検査では 各部屋の換気扇全てで
施主や検査官立会いでこの検査を行います






自作道具を誇示する為に仕事の屋号と名前を書き
クリアの錆止めを塗布しておきます





今回の道具はそれぞれの検査員や担当者が自分で工夫した物を持っています
天井換気扇は建物に依っては高い場所に有ります そんな時には伸縮ロッドが
役に立ってくれるでしょう 完成までお付き合いを有難うございました

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