見出し画像

今日のころころこころ

2022・11・11 飯山市美術館「紙宮|和紙作家森田千晶展」。紙に宿る霊性。

昨日は飯山に紅葉見物に行った。
飯山展示試作館・奥信濃さんで金箔トイレをお借りしたついでに飯山の寺以外のおすすめをうかがったら、美術館の展覧会良かったです!と教えてもらった。
母はドライブがてら道の駅花の駅千曲川さんまで行って食事をしたり買い物をしたりするのを楽しみにしていた。菜の花や桜も楽しみにしていた。でもそれだけでいつもさっさと帰りたがるから、私はそれ以外の飯山を全く知らないに近かったのだった。
美術館あったんだ!
さっそくに歩き出す。





飯山市美術館に到着。





飯山美術館企画展「紙宮|和紙作家森田千晶展」。
会期は9月3日~11月20日。
森田は、自ら楮を育て、刈り取り、蒸して繊維を取り出し、型を描き、浄らかな水を通して和紙を作り出すという。
森田の「宮」に分け入る。


紙宮・表参道

紙宮・石庭。



紙宮・御朱印。



紙宮・然。
そして、紙宮・内宮。




まるで上古の宮のようだ。
日本では古来より紙は神性を帯びた媒体であった。
スピリチュアルだのなんだのオカルトじみたのは苦手だけど、それでも、和紙の持つ霊性のようなものは感じることがある。
今後もペーパーレス化は進んでいくだろう。森林資源の保護や紙の製造過程で使うエネルギー削減のために好ましいことだ。
でもいにしえより伝わる手すきの紙はやはり人の心に必要なものなんだと思うのだった。
金箔トイレというか飯山展示試作館奥信濃さんは積雪で冬期は休業するという。駅から徒歩圏内の仏壇屋さんが軒を連ねる場所でもそんなに積もるらしい。スキー場の積雪しか知らない自分がそこにいた。
そういえば、植物の雪囲いがずいぶんと頑丈だと思っていた。
飯山にも内山紙という和紙がある。
雪の積もった飯山の神社仏閣めぐりもいいかも。










名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「博物館・美術館・動物園・植物園・ギャラリーなど」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事